塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

呼吸が合うことの大切さをインテルに見る

2016-04-02 22:23:38 | 日記
 夏目ちゃんの交代を視聴者が残念に思うのは、有吉、マツコとの呼吸、言い換えれば

 「3名の関連性と個性」

 が見事に鼎立していたためです。

 サッカーで言えば、今日のパルセイロ・レディースのように、4-4-2の菱形の頂点に配置された斎藤、2トップの横山と泊の呼吸が素晴らしかった。

 だからこそ3選手がいずれも得点した、という形です。

 つまり、新しい方がやってきてしばらくは

 「呼吸がずれるかもしれない」
 「会話が思うように進まない」

 事を懸念している、という感情があるでしょうね。

 1988-89、1989-90シーズンのインテルがそうでした。

 今でも語り草である

 「勝ち点2の時代に得た勝ち点58によるスクデット」
 「マテウス・セレナ、ディアスの補完性」

 というのが、1988-89シーズンのスクデットです。

 ドイツ代表のロタール・マテウス。アルゼンチン代表のラモン・ディアス、そしてイタリア代表のアルド・セレナの奏でる攻撃は、多国籍とは到底思えない素晴らしいものだったのです。

 このスクデットを更に発展させるために、インテルはディアスからユルゲン・クリンスマンへと、最前線の顔ぶれを一新します。

 インテルにはマテウスの他に、ウイングバックのアンドレアス・ブレーメも在籍していたたために

 「ドイツ代表の中軸がそのままにインテルにやってきた」

 という、非常に高い補強だったのです。

 実際はクリンスマンとセレナの呼吸が合わないことが多く、インテルの思惑がかなうことはありませんでした。

 怒り新党も、3名の呼吸が合うまではしばらく辛抱かもしれませんね。

 
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交代、その言葉の奥に潜む物

2016-04-02 22:15:42 | 日記
 人気商売というのは、別れの時に初めて人気の度合いがわかるように思います。

 僕の贔屓番組「怒り新党」で夏目三久さんが、今週の放送を持って出演を終了することに対し、多くの視聴者が

 「本当に残念だよ」
 「あの3人だから良かったのに」

 と落胆しています。

 僕もそのうちのひとりなのですが。

 言い換えれば、夏目三久という一人の女性が、どれだけこの番組と真摯に向き合っていたかを、視聴者は肌で感じていたからこそ、彼女に出続けてほしいと思っていたのでしょう。

 サッカーで言えば

 「代表とクラブの掛け持ち」

 が大きな負担になります。

 もう、この番組ひとつに固執していては、度重なる出演依頼を断り続けるしかなかったのでしょうね。

 サッカーでも代表戦があるときはJリーグを含む各国リーグが中断します。

 同様にテレビも、出演者や大道具さん、メイクさんなど関係者の休養のために

 「臨時特番」
 「○○スペシャル」

 という形で別番組を組みます。

 それくらいの休養では、もやは夏目三久の心身にかかる負担は軽減できなかった。

 と勝手に推測します。

 既に番組の後任人事が推測されており、あの席に座る方は相当な覚悟が必要のようです。

 サッカーでも監督人事は常に議論の対象ですが、どちらも人気商売だからこその注目なのでしょうか。
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パルセイロ・レディース、1部初勝利を挙げて大盛り上がり

2016-04-02 15:16:41 | 日記
 横山の2ゴール目が入った瞬間、テレビの前で自分でもわけのわからない雄たけびを挙げ、母が

 「何だい、何かあった?」

 訝しがる始末でした。

 失点2は試合終了後の本田さんが語るように余計であり、どちらもパルセイロの左サイドから崩されたことを考えると、来週末のレッズ戦に向けて、再調整が必要でしょう。

 一方で

 1・5得点が生まれること
 2・特に泊の5得点目が、まるでメッシのような形で生まれたこと

 は凄く見ごたえがありましたね。

 観客は2554名ということで、僕もスタジアムに行けたらなあという思いでした。

 長野放送は土橋アンバサダーと解説に大竹七未さんを起用しましたが、特に大竹さんは

 「観客が2500人も入ることは凄い」
 「久しぶりに見ごたえのある選手が出てきましたね」
 
 と、とりわけ横山の活躍にご満悦でした。

 本田監督は、今日菱形の4-4-2で布陣を形成しましたが、國澤に関してこのまま成長すれば、是非日本代表に推薦したいと考えているとのこと。

 代表監督に最有力と囁かれる高倉麻子氏を、南長野で拝見できるのも、そう難しいことではなさそうです。
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シャープとホンハイ、そしてサッカー

2016-04-02 12:15:20 | 日記
 シャープが「アクオス」というスマートフォンを販売しています。

 最新鋭の液晶である「イグゾー」と、額縁が気にならない「エッジスト」というデザインが特徴であり、2016年春の新作も発表されました。

 毎日のようにカタログとにらめっこしているので、基礎的な情報は抑えてしまったわけですが、この春の最新作以外のアクオスが、今凄く値引きの対象になっています。

 それはおそらく

 「ホンハイへの買収が決定」
 「修理を含む購買者からの対応に不安」

 ということで、今ある在庫を倉庫からなくすには、値引きをする必要がある、ということでしょうか。

 たた、間違ってはいけないのはこの買収への感覚です。

 仮にホンハイが買収しなければ、シャープは従業員の解雇を推し進めるでしょうし、日本の歴史に様々な革新をもたらしたシャープ自体が消えてなくなったかもしれません。

 ですから、買収先が台湾企業という点はおいて置き、シャープの技術が今後も活用されるという点を期待すべき。

 僕はそう思うのです。

 サッカーでもリーズやマラガのように

 「オーナーシップの失敗」

 があります。

 今回もシャープの技術力、開発力、価格設定が問題なのか、経営陣の問題なのか、この点はよく考えないといけませんよね。

 ナイキがアンブロを買収した際も、ナイキはよりサッカーに食い込む、言い換えれば幅を広げたかったのでしょうが、結局アンブロは独自路線を歩んでいます。

 買収というのは、傍目から見るよりもデリケートな問題であるのは間違いありません。

 今市場からウォリアーが消え、ニューバランスのジャージしか見ないのも、子会社の現状ではあるのですが。

 
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鼻風邪をひいてサッカーを考える

2016-04-02 00:35:17 | 日記
 「風邪ひいたね、声がおかしいよ」

 と職場で指摘されましたが、発熱はなく鼻がつまって息苦しいのです。

 今日のレディースのホーム開幕戦は長野放送のご厄介になりますが、風邪をひいて思うことは選手のつらさにあります。

 先日のマリア・シャラポワの例でもそうですが、年を追うごとにドーピングの範囲が拡大し、選手の見落とし、ドクターの情報量が大きな損失を生み出すようになりました。

 彼女のスポンサーであるナイキは契約を自粛しましたよね。

 シャラポワが再度、表舞台に立ったときナイキではなく、ウイルソンやロット、ディアドラなど他のブランドからシューズ、ジャージの提供を受けるかもしれません。

 たかが風邪薬
 たかが頭痛薬

 こうした認識、サッカーでももはや通じないでしょう。

 これだけ過密日程であれな、健康体を維持しろと選手に通達することは難しいわけです。

 骨折や肉離れのような、明らかに先発を外れるような怪我ならば、監督と選手も納得がいきます。

 しかし、選手とすれば

 「先発の座を活用するには、多少の怪我も我慢」
 「風邪を引いたなどと言ってはいられない」

 という側面があります。

 かつて中村俊輔がレッジーナ在籍時、もう体中が悲鳴をあげるほど疲労が蓄積しているのに

 「彼は言い訳をしている」

 とクラブから批判されました。

 地方クラブは選手層が薄いため、降格を回避するには主力の健康が最優先ですが、中村としてはきつい体験だったはずです。
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