塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

有名外国籍選手がJ1で増加する理由は何だろうか

2018-12-22 00:45:22 | 日記
 2018年のJ1は開幕前、グランパスエイトがオーストリアリア代表GKランゲラック、ブラジル代表FWジョーを獲得して大きな話題を集めました。

 2017年のルーカス・ポドルスキの来日ほどのインパクトは無かったように思いますが、秀でた選手の来日にファンは興奮したものです。

 しかし、シーズンが始まるとサガンがフェルナンド・トーレス、ヴィッセルがアンドレス・イニエスタの獲得を発表、後者は既に来季のダヴィド・ビジャの入団をアナウンスするなど、補強に余念がありません。

 フロンターレもレアンドロ・ダミアンを獲得するなど、アジアでの戦いを既に視野に入れています。

 ここで思うのが、何故突然Jリーグに移籍する有名外国籍選手が増加傾向にあるのか、というものです。

 僕の考えでは

 「報酬より魅力な何かが、今のJリーグと日本社会にはあるのだろう」
 「しかし、僕たちはその何かが何なのか、正体を見極めてはいない」

 という点です。

 報酬だけで考えれば、中国リーグの方がもっと大きな金額を提示できます。

 一方で移籍した選手が比較的早く退団するなど、中国という国が持つ独特の価値観に、彼らが合致出来ない側面もあるのでしょうね。

 確かに漢字、箸、そして人民元など欧州ではなかなか体験することができない中国での生活は、思うほどたやすくはないのは想像できます。

 一方で日本は

 1・日本食ど同様に多様な食生活が可能である
 2・水が飲めて手洗いが清潔であるという側面を持つ
 3・何よりリーグそのものの運営がスムーズ

 という面があります。

 リーガは過去、選手への給料が未払いという理由でストライキがありましたし、ドイツとブラジルはファンの暴力行為が問題となっています。

 それらと無縁なリーグを、外国籍選手が思いのほか気にいったならば、それは凄く嬉しいことに決まっています。
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波紋を呼ぶ、ラフィーニャ・アルカンタラの選択

2018-12-22 00:30:00 | 日記
 様々な媒体がアディダスとラフィーニャ・アルカンタラの関係がこじれたことを報道しています。

 専門サイト「コーヘイズ・ブログ」において

 1・ラフィーニャとアディダスが契約を結んだ背景
 2・ラフィーニャがアディダスに違和感を感じた理由と、契約を終えたと感じた背景
 3・彼がここまで怪我を再発させる理由

 が丁寧に記されています。

 彼はインテルにレンタル移籍したものの、獲得に至らなかったのはバルセロナの要求が高かったためと言われています。

 そのインテルでスパレッティが最も頼りにしているであろう選手が、ベルギー代表のナインゴランなのですが、彼がローマ在籍時、ラフィーニャに強烈なタックルをお見舞いしたこと。

 これで負傷したラフィーニャは、故障の頻度が高くなったというのです。

 出戻りの彼からすれば、凄く皮肉の思えるのではないでしょうか。

 ミズノとアディダスと比べた際、後者の方が愛用選手が多いわけです。

 従って選手一人から反則金をせしめることは、何だか他愛もない出来事のようにも思えますが、前例を作ってしまうことが

 1・ブランドの矜持を護れない
 2・今後、同様の事態が起きた際の対処ができない

 という側面があった、と推測します。

 僕はミズノに限らず、アシックスやヨネックス、ヤスダのスパイク、ジャージが広まれば面白い展開になるだろうな、と感じているので、ラフィーニャがミズノと正式契約すればよいのに、とも思うのです。

 ただラフィーニャが怪我の状態に神経質になっていることも確かでしょうし、部外者がとやかく指摘できる点ではないのですが。
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