塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

母がケイパの靴を新調して

2019-09-11 17:13:57 | 日記
 今日、母が「ケイパ」のスニーカーを購入しました。

 母は免許が無いため、少々の遠出の際は僕が御供をします。

 母が試着している際、昔は「カッパ」と「ケイパ」の区別がつかなかったなあ、と感慨じみた事を思い出しました。

 インテルとアタランタの区別がつかなかった高校時代も、今は随分昔の話となってしまいましたが。

 ケイパはチア・リーディーング、バレーボールの世界で大きな市場を得ていますが、街中で愛用している方を多く見ないのは、代表選手がアシックス、ミズノからジャージの提供を受けている。

 この点が大きいように思います。

 ナイキが最新技術「リアクト」を用い、従来の価値観を逆転させた

 「厚底の方が選手を効果的に手助けできる」

 という概念が、陸上界で大きな話題を集めました。

 母も足腰が弱ってきているので、ケイパを試し履きしながら踵やひざへの影響はどうか、念入りに確認していました。

 ここで大切なのは、ブランドに迷わされず本当に必要な品を見極めるむずかしさです。

 先日、「コーヘイズ・ブログ」からの引用で、イタリア審判団がディアドラではなく、レゲアから用具提供を受けていることをお伝えしました。

 若い方がスパイクを選ぶ際、棚にナイキ、アディダス、レゲアが並んでいたとしたら、やはりレゲアは選ぶことはないでしょう。

 知名度やデザイン、人気度からすれば大手は素晴らしいですし、何より

 「レゲアって何?」

 と聞かれることは、自尊心を傷つけます。

 しかし、もしレゲアの靴が最高に合うと判断したならば、ブランドやデザインではなく、こちらを選ぶべきなんですよね。

 それだけコマーシャルや選手モデルを無碍にすることは、誰にとっても難しいというわけなのですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一つの判断基準が視野を狭くします

2019-09-11 16:53:31 | 日記
 僕と同様に1990年代前期から中期にかけてファッションの虜になった方は、雑誌「ブーン」を最初から最後までくまなく読んでいたと思います。

 そして当時のジーパンを購入する際、一番の要素だった

 「ジーパンは耳付きこそが最高品質の証である」
 「ワン・ウオッシュかリジット(未洗い)を選ぶべき」

 という価値観を、今でも引きずっているのではないでしょうか。

 僕はこの時代の癖が今でも抜けず、中古品、新品関係なく探す際はどうしても「耳」があるかないかを確認してしまいます。

 今のジーパンは中古加工品の多さ、ストレッチや和紙を用いた様々な素材の活用など、新しい商品展開を各社が行っています。

 ですから簡単に言いますと

 1990年代のジーパンづくり
 2010年代のジーパンづくり

 には、価値観や製造方法が異なって当然なんですよね。

 ですから僕のように、耳があるかないかで選ぶことはナンセンスなのですが、選択基準として残す価値はあると思います。

 サッカーも同様で、ダイヤモンド・サッカーの時代からの熱烈なファンは、ブンデスリーガとイングランド・リーグ、つまり現在のプレミアを贔屓に今でもしていると想像します。

 最近の方なら、やはりリーガに夢中でしょうし、僕は今でもセリエAは気になります。

 今季もいよいよ「欧州サッカー・トウディ」が発売され、先ほど読んでみましたが、いつの時代でもポルトガルやオランダがわき役であることは致し方ないのでしょう。

 これらのリーグがスペインやイングランドほど、ページを割かれないのは読者の需要がなく、リーグの規模が小さいためです。

 しかし、これらのリーグのファンは当然日本にいるわけですし、それらの価値観を僕らも含めて大切にしていきたいものですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プーマがカメルーン代表をサポートしていた時代

2019-09-11 01:19:09 | 日記
 カメルーン代表は現在ル・コックと契約していますが、まだまだプーマの印象が強いですよね。

 プーマはカメルーン代表のジャージで、ある種の実験をしてきました。

 例えばワンピース、つまり上着とパンツが一体化したデザインもそうですし、半そでではなくノースリーブを提供したことさえあります。

 中でもファンが唸ったのは、選手たちが対戦相手からファウルを受ける、ジャージを引っ張られる際に、上着が破れて審判にファウルが起きたことを目視させる、という発案でした。

 今でこそVARが普及しつつありますが、審判の目が行き届かない点を暴くという形をプーマが提案した格好になりました。

 先日、長野パルセイロ・レディース対浦和レッズ・レディースの一戦を観戦した際、何度か審判の判定にパルセイロ側から不満の声があがりました。

 当然、審判は観客席からの批判とヤジに対し、惑わされてはなりません。

 自身の下した判定に自信がもてないのであれが

 試合が完全に荒れてしまう
 審判の威厳が無くなってしまう

 という、マイナスの要素しか浮かびません。

 ですから、アルゼンチン対ブラジル、日本対韓国など宿敵同士の一戦を裁く審判は、本当に過酷なミッションを受けたと思う反面、準備を大切にすることで緊張を名誉に変えることもできます。

 上記で記したプーマの発案は、FIFAからゴーサインが出なかったために実験の形で終えてしまいました。

 しかし、これらの斬新なデザインこそ、プーマの企業理念と言えそうです。

 プーマが契約してきた選手たちの顔ぶれは、その多くが「反骨心」に満ちた選手たちですし、ロメロ・ルカクに至っては与えられたシグネイチャーをやめ、「フューチャー」を履いているそうですから。

 (参考資料 0014のブログ2019年9月10日掲載分より)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界各地で見られる、ワールドカップ予選の難しさ

2019-09-11 00:59:28 | 日記
 ブラジルやアルゼンチンがワールドカップ予選でボリビア、エクアドルに遠征する際にスタジアムの標高を問題視しています。

 高地で戦うことは当然心肺にかかる負担が大きくなり、高山病にも注意せねばなりません。

 しかし、両国は他国の訴えをこれまでも棄却しており、ボリビアは当時のモラレス大統領が、ラパスでボールを蹴るパフォーマンスさえ行ったほどです。

 このようにワールドカップ予選に対する様々な過酷さは、どの地域でも存在します。

 欧州でもポルトガルやスペインが、フィンランドやアイスランドと同組になるのは嫌だと感じるはずです。

 常に暖かい日差しで暮らている彼らからすれば

 1・冬場に遠征する際の寒さ、積雪、ピッチ・コンディションに不慣れである
 2・最悪蛍光ボールになった際、この点も当然慣れていない

 という側面があります。

 またスイス対トルコのように、過去乱闘騒ぎが起きた対戦があれな、旧ユーゴ連邦同士が戦う際の警備も、まだまだ重苦しい形になると思うのです。

 日本代表は敵地ミャンマーで2-0で勝利しました。

 選手たちがあれだけ汗を掻き、高い湿度と芝の状態を考慮すれば、まず勝ち点3を得たことは良かったと思います。

 僕は勤務だったため、中継した日本テレビの映像は後半のごくわずかしか確認できませんでしたが、堂安や南野、久保などワールドカップの予選初経験の選手たちからすれば

 「これが予選の重みか」

 という点を感じられたに違いありません。

 2017年の日本代表は、久保と井手口という「旬」の選手が引っ張りました。

 両選手のような原動力が、今後予選を戦う上で重要になる点も間違いはないでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする