塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

コンピュータの無い世の中はもう無理ですよね

2019-09-16 00:27:24 | 日記
 ファーウエイが最先端5G携帯を発売し、アップルがカメラ機能を発展させたアイフォン11を発表しました。

 僕ですらスマートフォンの厄介になっているわけですから、多くの方がこれらの最新鋭機種に注目しているに違いありません。

 機械音痴の僕にはさっぱりですが、最近ではスマートフォンで金銭管理、栄養管理、体調管理ができるようで、使い方さえ間違わなければスマートフォンが僕らに与える良い影響は、今後も増えてゆくのでしょう。

 アディダスは2005年、商品名は覚えていないのですが、バスケット・シューズにマイクロ・チップと埋め込み、市販しました。

 契約選手ではNBAスパーズのティム・ダンカンが着用したはずです。

 アディダスは復刻もされた「マイクロ・ぺーサー」と呼ばれる、やはりコンピュータ・チップを搭載した靴を手掛けるなど、最先端技術の導入に余念がない印象を与えています。

 ワールド・サッカーダイジェスト2012年1月5日号の17ページには

 「重さわずか9グラム(電池を含む)」
 「時間、走行距離、スプリント回数、速度、速度ゾーンが計測」
 「保存内容8時間分」
 「パソコンでは専用サイト、アイフォンでは専用アプリから」

 という名目でマイクロ・チップを搭載した「アディゼロ F50ジャパン」が紹介されています。

 16ページでは当時はアディダス契約選手だったダヴォド・シルバ、メッシ、香川真司にディエゴ・フォルランという有名選手の着用風景も掲載されており、選手がテクノロジーの恩恵を受ける。

 この見開きでその内容が確認Ⅾ系る仕組みになります。

 今はクラブ単位でスプリントを含む個人のデータ・ベースがあるようですが、現在はコンピュータではなく、新しいアッパーの素材に着眼点が向けられています。

 シルヴァが現在、プーマと契約しているように、最先端が必ずしも選手との契約に有利でないことも、どこか不可思議に思えますが。
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最小の出資で最大の利益を

2019-09-16 00:03:23 | 日記
 草思社文庫「徳大寺有恒 ダンディ・トーク2」の107ページにおいて、当時のローバー・ミニについての言及があります。

 ローバー・ミニは現在「BMW・ミニ」で市販されていますが、海外資本の提供を受けることは、現在のプレミア・リーグのオーナーに外資が続々と参入する以前の出来事です。

 ですから、当時の判断としては画期的だったのではないでしょうか。

 氏はローバー・ミニに対して

 「最小のサイズで最大の効果をという思想」

 という作り手の哲学があるとしています。

 僕はこの一文を再読し、すぐさまアリゴ・サッキとゾーン・プレスを思い浮かべました。

 彼は最小のサイズ(エリア)の中で、最大限の効果、つまりダイレクト・パス、オフサイド・トラップ、を駆使しイタリアを超えて欧州全土を制圧しました。

 レアル・マドリードとバルセロナ。

 常に普遍的な価値観を持つ両クラブですら、太刀打ちできずに敗れ去ったものです。(前者が0-5、後者は0-4という大敗で)

 もう一つはセビージャのように「最小の資金」で、「最大の結果」を得る事を維持する点です。

 セビージャが売買した中で、多くの移籍金を残したのが
 
 ダニ・アウベス バルセロナへ移籍
 セルヒオ・ラモス レアル・マドリードへ移籍
 イヴァン・ラキティッチ バルセロナへ移籍

 などが思い浮かびますが、彼らは売り時と買い時を逃すことなく、2000年以降には5度のUEFAカップ(現在のヨーロッパ・リーグ)で優勝しています。

 特にウナイ・エメリ政権の際、3連覇を果たした際の戦いぶりは、お隣のベティスからすれば歯噛みをする程度では我慢できなかったに違いありません。

 人間には誰しも知恵がありますが、むしろ知恵ではなく「叡智」を持つSDが今後、不可欠になってゆく気がします。
 
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