塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アンブロ渾身の一足が登場

2019-09-15 01:04:26 | 日記
 アディダスのロングセラーに白いレザー・シューズのスタン・スミスがあります。

 またコンバースではローカット、ハイカット問わずにレザー・オールスターは定番商品として愛されており、昨年にはアヴァン・コンバースを発展させた「クップ」というラインでレザー・シューズがあります。

 レザーはナイロンやキャンバスよりも耐久性があり、同時に高級感という印象を周囲に与えます。

 今、アンブロの公式ホームページを閲覧しますと、今年の7月に彼らも白のレザー・シューズを企画、発売したことが確認できます。

 なるほど、従来のデザインとは異なり、サイドにアンブロの象徴である

 「ダブル・ダイヤモンド」

 をデザインせず、上質で長く愛用できるデザインに仕上がっています。

 ダブル・ダイヤモンドは踵に施されており、傍から見るとこれがアンブロの靴とは思えません。

 このシューズはアンブロが提供するクラブの裏方の皆さんが愛用しているようですが、選手たちも含めて

 「スタジアムの外でもいかにして支援するか」

 というテーマに対しての、アンブロの解答のように思えます。

 これまでは多くのブランドが、シャワーサンダルのような練習と試合を終えた後の製品は企画していました。

 しかし、そこにシューズを提案したことは、移動着は当然別会社の範疇ですが、新しい価値観をアンブロが生み出した形と言えそうです。

 アシックスがラン・ウオークと言う形でビジネス・シューズの概念を変えたように、今後はアシックス、アンブロに限らず、スポーツ以外の場面でも活躍可能な製品づくりが求められるように思えました。
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自分の価値観を信ずること

2019-09-15 00:38:52 | 日記
 英国の服飾雑貨に関心がある方ならば、ロイヤルワラントはご存知ですよね
 
 ロイヤルワラントというのは、英国王室が納品業者に授ける紋章の事を指します。

 とは言いましても、一度授けられたロイヤルワラントは永久保持はすることが出来ず、絶えず厳しい審査によって、その品質と製造過程が問われています。

 日本でもロイヤルワラントの品、ブランドは容易に見つけられることも特徴です。

 紅茶のトワイニング
 ウヰスキーのラフロイグ
 トリッカーズのカントリーブーツ

 などはその代表例と言えます。

 ただ面白いのは、英国の方はロイヤルワラントを尊重しても、自分たちに必要不可欠かどうかを把握したうえで、消費しているという点です。

 僕のように

 「英国王室が認定しているのだから」
 「おっ、ロイヤルワラントの品だ」

 というように、興奮し買ってみるという幼稚な考えではないのですね。

 僕は昨日、DRハリスというロイヤルワラントがふたつ付いた歯磨き粉を購入したのですが、これはそのお店が今月で店じまいをするので、バーゲンセールの対象品だったんですよ。

 アマゾンのレビューも同様ですが

 「自分の価値観を持つ」
 「他人の意見に左右されない」

 事は、今凄く難しいと感じます。

 例えばサッカー・スパイクでも、ヒュンメルやペナルティ、ディアドラなどは着用する選手がさほど多くありません。

 入団初年度の若い選手ならば、クラブが契約している企業から提供されたスパイクを履くことが多いのでしょうが、実績と実践を積んだ選手は、当然自分の価値観で選びます。

 その際、やはり大手をまずは試着するのでしょうが、

 「皆が履いているから」
 「今、人気のスパイク」

 という理由ではなく、自分の感性で選んだ一足は本当に愛情深く感じるでしょうね。

 こうした真摯な物選びを、僕も真似したいものです。
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