塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本でもベルリン・ダービーが注目か

2019-09-26 00:28:13 | 日記
 雑誌「ペン」の2019年9月1日号、25ページにこんなコラムがあります。
 
 「夢に見た1部リーグでのベルリンダービー」

 というもので、東ドイツのウニオン・ベルリンと西ドイツ側のヘルタ・ベルリンが、今季遂にブンデスリーガの1部で対戦する、という内容です。

 長野県に限らず、千葉県、神奈川県など、複数クラブが存在する中で、注目を集めるダービーが必ずしも1部ということはありません。

 パルセイロと山雅
 F・マリノスと横浜FC
 東京ヴェルディとFC東京
 
 というように、リーグのカテゴリーが隔たるため、というのがその要因ですし、当然人気と集客でも偏りがあります。

 記事によりますと

 1・ウニオン・ベルリンには内田篤人が過去に在籍
 2・財政難で4部にまで降格した過去を持つ
 3・スタジアム拡張でクラブの資金難が発覚すると、2000人以上がボランティアを希望

 というように、ドイツでサッカークラブがある意義を改めて学ぶことができます。

 ヘルタ・ベルリンには過去、原口元気が在籍していましたが、僕の印象では彼よりも

 「セバスティアン・ダイスラー」

 という、国内で天才と指摘された選手を思い出します。

 彼は2000年代、ドイツ代表が成績低迷でもがく中、体力と持久力に頼ることなく、技術と戦術眼で勝負する、稀有な存在でした。

 一方でダイスラー自身は非常に怪我が多く、バイエルン・ミュンヘンに引き抜かれますが、同時にうつ病を発症し、早期引退となりました。

 レーブが指揮するようになった2000年代中期に彼が健在であれば、違う形で展開したかもしれないダイスラーの人生。

 ベルリン・ダービーには様々な思惑があるでしょうね。
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サッカーは学びやすい競技ではないか

2019-09-26 00:08:51 | 日記
 日本サッカーがプロ化してよかったと思えることのひとつに、書籍の充実さが挙げられます。

 僕は今、ラグビー・ワールドカップ開催中ということもあり、中古で過去のワールドカップ関連の書籍、日本大学ラグビーや世界のラグビーに関する書籍を探しています。

 しかし、これがなかなか見つからないんですね。

 新刊ですとオール・ブラックスに関する書籍、ルールブック、そして日本代表に関する書籍。

 これらは目に付きやすいのですが、文庫になるとなかなかそうもいかない、という塩梅です。

 仮に提案されているトップリーグがプロ化すれば、より多くの書籍、情報誌が流通するかもしれません。

 金子達仁、戸塚啓両氏がナンバーでラグビー記事を執筆しているようですが、サッカーに関心を持つと自然とラグビーにも関心を抱きやすいように思いますし、今後は専門誌を含めて

 ラグビーの記事が掛ける記者
 サッカーと掛け持ち可能な記者

 が求められる気がします。

 イングランド、フランス、イタリアなど、ラグビー強国はサッカーにも関心のあるファンが多いでしょうしね。

 例えば昨年のワールドカップで日本代表に関心を持った方からすれば

 「サッカー雑誌、結構あるな」
 「中古本も買いやすいね」

 と感じているのではないでしょうか。

 さすがにカルチョ2002のような専門誌、ワールド・サッカーマガジンのように10年も前に休刊した雑誌は見つけにくくて当然です。

 しかし、選手の自伝や栄養学などのソフトカバーは今でも入手しやすく、過去も今も学ぶことが可能です。

 僕はネットで本を購入しないのですが、ある種この一苦労が楽しみと思っています。

 傍からみていると物好きなのでしょうが。
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