塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

「アレ」が無いだけで視聴が快適です

2019-09-23 01:15:19 | 日記
 ラグビー・ワールドカップを見ていますと、テレビ局が何かしらのスポーツイベントの放送権を得ること。

 これは他局に対しての明確の差別化と「キラー・コンテンツ」になることがわかります。

 今は「ダ・ゾーン」のように、手軽に複数の競技を視聴できる方法が人気ですが、僕のような機械音痴はテレビ中継があるだけで有難いものです。

 ラグビー・ワールドカップの放送権をNHKと担う日本テレビは

 1・箱根駅伝の放送と予選会の様子
 2・サッカーでは冬の選手権とクラブ・ワールドカップ

 でお馴染みです。

 これがフジテレビになるとバレーボールとバスケットボール、TBSは世界陸上、テレビ朝日だと世界水泳、テレビ東京だと卓球という形になります。

 ワールドカップと夏季、冬季問わず五輪は各局が競技を分け合う形になりますが、今ラグビー・ワールドカップで日本テレビが勢いに乗っているのは、日本代表への関心だけではありません。

 そう、中継につきものの「時差」が無いためです。

 昨年のワールドカップもそうですが、皆テレビの中継時間を気にする、睡眠時間を気にする、つまり引っかかる点があったわけです。

 しかし、来年の五輪もそうですが、時差を気にすることなく視聴できることは、実に大きいですよね。

 ちなみにカンタベリーはゴールドウインが版権を持つのですが、桜色のジャージw今後20万着販売予定と、日本経済新聞が報じています。

 こうしてみますと、韓日ワールドカップの際にアディダス・ジャパンが売り上げた60万着という数字が、いかに驚異的なものかが伺えます。

 しかし、サッカーだろうがラグビーだろうが

 「ある種の代表バブル」

 で肝心のリーグ戦への興味が薄れる、党う現象が今後起きないように、工夫してゆく必要もありますが。
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改めて思う環境の違い

2019-09-23 00:58:46 | 日記
 昨日放送の「情熱大陸」が特集したのは、ラグビー日本代表主将であるリーチ・マイケル選手でした。

 聞いたところによると、奥様が長野県坂城町生まれのようですが、実は坂城町は僕の住む千曲市とお隣なんですよ。

 ですから勝手に親近感を得るようになったのですが、知れば知るほどリーチ・マイケルという人物が、代表主将であることは当然の帰結と思うようになりました。

 僕は番組終了の10分前から見始めたので、冒頭がどのような内容だったのかはわかりません。

 ただ僕が見た範囲ででいいますと

 1・外国にルーツを持つ選手たちも「君が代」が生まれた背景は知るべきという考え
 2・ご両親が住むフィジーを訪問し、契約するアシックスのスパイクをプレゼント

 というように、彼を追いかけているだけで、ラグビーに関心を抱き始めてよかったと思うほどです。

 日本代表はアジアで突出した力を持ち、スペイン、ドイツ、フランス、イングランド、イタリア、俗にいう5大リーグ全てに在籍しています。

 しかし、一方でどこかで

 「初心を置いてきた」

 ような形なのかもしれません。

 トルシエの時代、ワールドユースと言う年齢制限の大会ではありましたが、フランス人指揮官はナイジェリアで選手たちを孤児院に引き連れ

 「日本とナイジェリアの差が、気候、風土以外にも存在すること」
 「選手として、一人の人間として学びを忘れないように」

 という教えを与えました。

 稲本と小野が今でも現役で奮闘しているのも、このときの印象が強かったためというのは考えすぎでしょうか。

 ナイジェリアの当時の子供たちが

 「僕たちはワールドカップで戦う彼らと、直に触れ合うことが出来たんだ」

 と誇らしげに思ってくれたなら、僕らも嬉しいですよね。
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