塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本に多くを与えた外国籍選手たち

2019-10-03 22:10:19 | 日記
 ペルーにルーツを持つ町田ゼルビア所属のロメロ・フランク。

 彼がこのたび日本国籍を取得したと聞きました。

 ラグビー・ワールドカップで多くの外国籍選手が

 「敬愛する日本のために」
 「第2の故郷、日本代表でワールドカップ8強を目指す」

 と語っているように、サッカー、ラグビー、いずれでもこれまで多くの外国籍の方に助けを頂いてきました。

 日本サッカーの場合ですと、ジョージ与那城、セルジオ越後、ネルソン吉村というように、ブラジルにルーツを持つ方がまず思い浮かびます。

 彼らが来日した1960年代は、ワールドカップは遠い夢のかなたでしたが、1989年にカリオカが帰化を果たすころにはその夢が現実になる寸前まで来たことがわかります。

 そして1997年には呂比須ワグナーが代表入りし、遂にワールドカップを手繰り寄せます。

 1-2で敗れたものの、1997年のアジア最終予選対韓国戦、この中継にはTBSが担い、ゴンさんがゲストに招かれんたんですよね。

 その際、日本の勝利を願うファンがスタジアム・アナウンスで

 「呂比須ワグナー!!」

 と彼を紹介した際、国立競技場が揺れたこと。

 あの場面は彼にとって、実に感慨深い一瞬だったに違いありません。

 ブラジルにルーツを持つ選手、帰化した選手以外では

 ドラガン・ストイコビッチ 名古屋グランパスエイト
 イビチャ・オシム ジェフ千葉、日本代表監督

 が思い浮かびます。

 特にピクシーが引退を表明したときは、引退グラフが登場するほどで、彼がどれだけ敬愛の対象だったかがわかりました。

 そしてプロ、アマチュア、国籍関係なく、クラブ、代表の発展に貢献してきた多くの外国籍選手の方が

 「来日してよかった」
 「日本食は美味しいね」

 と今でも感じていただいていれば、凄く嬉しいですよね。
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憧れの職業とそこにある緊張感

2019-10-03 01:00:25 | 日記
 僕は本日、電話予約をしておいたエンジン・オイルの交換に出かけます。

 車の整備は自分の命を守るために不可欠ですし、整備不良で走行中トラブルが発生したという、笑い話にならない話が起きてはなりません。

 先日、父が入院するために母と共に送迎をしたのですが、両親とはいえ同乗者がいることに幾らかの緊張を感じました。

 身内であろうがなかろうが、僕が

 「同乗者の命を預かっている」

 と感じたためです。

 僕は妻、子供、そして恋人など同乗者を乗せて運転する機会がまず無いので、いつもどこか気楽に運転してしまっています。

 ですので両親を同乗させた際に

 「サッカー観戦でお世話になるシャトルの運転手さんも、相当緊張しているだろうな」
 「ワールドカップで各国代表の運転を担う際、交通渋滞や整備など準備も色々あるに違いない」

 と感じた次第です。

 よく子供に憧れの職業を尋ねると、サッカー選手や野球選手に交じって、電車やバスの運転手と言う声が聞かれます。

 最近は世相を捉えた「ユー・チューバー」が多いようですが、それでもこれだけ大きな車体を操り、とんでもな速度で進行するバスと電車で皆を目的地まで送迎すること。

 子供にとっては凄く魅力的に見えるのでしょうね。

 今、仮に憧れの職業を尋ねたら、

 「ラグビーの選手になりたい」
 「桜色のジャージを着たい」

 という声が圧倒的でしょうね。

 そんな子供たちの瞳を輝かせるために、サッカー日本代表の冒険も続きます。
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バロテッリ、ブレシアで新しい旅を始める

2019-10-03 00:47:11 | 日記
 マリオ・バロテッリがブレシアと契約し、久しぶりにイタリアに戻ってきました。

 彼を見ていると、どんな実力者でも必ずしもビッグクラブが肌に合うわけではない、という当然の光景が見えてきます。

 レアルでは本調子に至らないエディン・アザルに大きな批判が集中しているように、ビッグクラブに在籍することは、ファンの誹謗中傷と隣り合わせの日常でもあるためです。

 バロテッリが在籍するブレシアには、過去アンドレア・ピルロとロベルト・バッジョという、名手が在籍していました。

 特にバッジョはこのブレシアが最後のクラブとなるのですが、ある意味一番平穏な時期だったと言えます。

 彼は確かに韓日ワールドカップに選出されませんでしたし、ブレシアがリーグとコパ・イタリアのいずれにおいても、優勝を狙えることはありません。

 しかしブレシアには

 インテル、ミラン、ユヴェントスで自身に起きた喧噪が無い
 カルロ・マッツオーネという、自分を大切に思う指揮官との出会い

 が待っていました。

 簡単に言うと、ブレシアの環境はバッジョのようなすぐにマスメディアが飛びつきたくなる選手にとって、実に理にかなったものだったに違いありません。

 バロテッリもイングランド、フランス、イタリアと行く先々で大きな騒動を生み出してきましたが、今季はそうはならないと予測します。

 また、イタリア代表の指揮官ロベルト・マンチーニは、インテル時代バロテッリとの間柄が友好であったことも知られています。

 バロテッリはマンチェスター・シティ在籍時にもマンチーニから教えを受けますが、その際はファースト・ネームの「ロベルト」と呼ぶこともあったようです。

 ブラジル同様にイタリアも前線にかつての名手が存在しないと嘆く声がありますが、案外バロテッリがその不評を吹き飛ばすかもしれません。
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