塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ラグビーが盛り上がる現状から

2019-10-06 00:16:08 | 日記
 ラグビー・ワールドカップで日本代表が3連勝を果たしました。

 僕が嬉しいのは、日本代表の活躍が増えれば増えるほど、ラグビー関連の書籍がワールドカップ終了後に幾多も発売されるであろう点です。

 ラグビーという競技の伝統、歴史を今、盛んに学んでいる最中の僕からすれば、資料の充実はじつに有難いためです。

 先日も講談社文庫から発売中の

 「大友信彦 オール・ブラックスが強い理由」

 を購入しました。

 この書籍はもともと、2011年から東邦出版から刊行されたものを、文庫と言う形で新装版にした形にしてあるため、単行本をお持ちの方でも楽しめると思います。(加筆してあるため)

 東邦出版はサッカー関連の書籍も多いのですが、ラグビーの書籍も発売しているのですね。

 なでしこが2011年、世界王者になった際も多くの書籍が刊行されましたが、今は需要が無いのかさほど見かけません。

 ただ、ラグビーを本当に敬愛する出版社や記者、ファンが勝てない時代でも懸命に応援していたように、例え過去のような戦績が今得られなくとも、女子サッカーを熱いまなざしで見ている方は多いはずです。

 サッカー協会がなでしこのプロ化を目論んでいますが、実現したならば野球やソフトボール、バレーボールなど、他競技にも大きな波及があるのではないでしょうか。

 サッカーもワールドカップ本戦の戦いぶりでテレビ視聴率が指摘され、監督の外見や話し方で代表そのものがつまらなく見えるなど、外的要因で記事の量が変化します。

 今、ラグビーが大きな注目を得ていますが、この盛り上がりの後をどう担うかは、案外Jリーグと日本代表のこれまでが参考になるかもしれません。
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ラグビー・ワールドカップを目の当たりにしながら

2019-10-06 00:03:49 | 日記
 サッカーが米国(1994年)、南アフリカ(2010年)でワールドカップを開催した背景には、よりグローバルな視点で競技を普及させたいためです。

 この意見は正直「建前」で、本音は「お金」と「理事選への見返り」があるのでしょうが。

 一方でサッカーとラグビー、そしてアメリカン・フットボールは3兄弟と指摘される中で、ラグビー・ワールドカップはこれまで、イングランドやニュージーランド、フランスなど、

 「ラグビーという競技に造詣の深い国」

 のみで開催されてきました。

 嫌味な言い方をすれば、エリート国のもが開催国を順繰りに行ってきた形です。

 アジア各国でサッカーの人気は抜きんで折り、タイのセパタクロー、韓国のテコンドー、日本の柔道などその国固有の競技を凌駕している側面があります。

 現在、ラグビー・ワールドカップ日本大会が大盛り上がりですが、今後日本での熱狂がアジア諸国に伝播するでしょうか。

 サッカーに倣ったわけでははないでしょうが、ラグビーもアジア開催に踏み切ったのは

 「エリート意識の排除」
 「より競技を発展させるため」

 と考えた結果かもしれません。

 次回の2023年大会は既にフランス開催が決定しているようですが、今後は米国やアルゼンチンなどが開催国に指名されてもおかしくないようには見えます。

 既にラグビー・ファンは

 「いつかまたホストになりたい」
 「日本代表の躍進を目の当たりにしたい」

 と感じているに違いありません。

 彼らの躍進は日本サッカー協会にも波及すると思います。

 「今度こそ、日本単独でワールドカップを開催するぞ」

 その日が実現すると良いですね。
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