塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

長野パルセイロの大胆な補強内容

2020-03-16 19:51:48 | 日記
 長野パルセイロは本日、中国アンダー16、17代表の経験を持つGK、ワン・シャオヘンを完全移籍で獲得したことを公表しました。

 僕はこのニュースを耳にした際

 「パルセイロは思い切ったことをしたな」

 と感じましたね。

 恐らく1993年のJリーグ開幕以降、中国出身の選手がJリーグに在籍した事例は、ガンバ大阪がカ・シュウゼンを獲得して以降、絶えていたはずだからです。

 韓国代表、もしくは韓国出身の選手が日本に活躍の場を求めることは、既に日常ですが中国出身の選手が日本を目指す話自体が、まだまだ珍しいと言えるますよね。

 僕の住む千曲市には中華料理店が幾つかありますが、その多くは本場中国の方が板前をしているようです。

 そしてラーメン、麻婆豆腐、餃子など本場の料理が実に安くて、とても美味しいのですよ。

 ですからパルセイロが中国出身の選手を獲得した背景には

 日頃支援して頂いている地域に住む中国の方に、是非応援してほしい
 もしこの移籍劇が成功したならば、他のクラブも好影響として波及する

 という、思い切った策が隠されているような気がします。

 確かに反日の映像は印象が強く、実に衝撃的で後味の悪いものですが、中華料理店を利用した際板前さんもウエイターの方も、多くの方は親切で巧に日本語を操ります。

 ワン・シャオヘン選手の移籍が、今後戦力として、また地域社会にどのような形で実を結ぶかは、彼自身もそうですが受け入れる僕たちの度量にもあるのではないでしょうか。
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用具の世界に中国資本が参入し続けるならば

2020-03-16 19:41:21 | 日記
 バスケットボール市場において、ナイキは1980年代から絶対的な力を維持し続けてきました。

 一方でプーマは様々な形で参入を試みるも、思うような結果を得ることができず、むしろアンダーアーマーやAND1の方が主流だったわけです。

 1980年代にプーマはヒューストン・ロケットのラルフ・サンプソンとの契約以降

 デトロイト・ピストンズのアイザイア・トーマス
 フェニックス・サンズのセドリック・セバロス
 トロント・ラプターズのヴィンス・カーター

 の3選手と契約します。

 しかしNBA好きならご存知のように、この3つの契約はいずれも長続きせず、特にカーターとは契約不履行をめぐり、裁判にで発展します。

 近年のプーマはジェイZを経営陣に迎え入れ、かつてとは全く異なるアプローチ、それは彼らが唯一バスケットの世界で成功しやウオルト・フレイジャーを連想させるもので、温故知新が感じられます。

 一方でNBAではリーニン、ピークに代表される中国資本のバスケットシューズが大きく認知されています。

 ですから今後、この中国企業がサッカージャージとスパイクの世界の本格参入したならば、業界の勢力図が大きく変化する可能性があると僕は想像します。

 コンバースやフィラのようなオーセンティック・ブランドですら、斬新な発想を持つ中国企業の前に勢いを絶たれてしまいました。

 ならばヒュンメルやディアドラなど、契約選手がさほど多くないブランドは、別の手法で対峙しなければ、自社が路頭に迷う可能性もある気がします。

 リーニンに就職できたならば、中国の方は万々歳だと言いますし、それが今はハイセンスやアリババなのかもしれません。

 日本企業も太刀打ちできる術を、何か考える必要があるように思えます。
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