塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ホセ・レジェスのインタビュー記事を再読して

2020-03-26 19:21:07 | 日記
 ワールド・サッカーダイジェスト2005年12月15日号の38ページから、昨年自動車事故で他界したアントニオ・レジェスのインタビューが掲載されています。

 スペインですとルイス・アラゴネス、ヨハン・クライフ、アルフレッド・ディ・スティファノという、縁のある人物が近年相次いで他界しました。

 隣国のポルトガルですと、1966年ワールドカップ得点王エウゼビオの訃報に、在籍したベンフィカのファンだけでなく、ポルトガル全土が悲しみに包まれました。

 彼らはレジェスとは違い高齢であり、クライフはチェーン・スモーカーで有名でした。

 しかしレジェスの場合は交通事故での他界ということ、つまり病気療養中では無かったという点で、ことさら衝撃が大きかったものです。

 彼がセビージャからアーセナルに移籍した2004年当時は、ベティスの方が好成績を得ていました。

 モンチSDの辣腕により

 1・ジュリオ・バプティスタ、ルイス・ファビアーノなど、格安で獲得した選手が戦力となる
 2・ダニ・アウベスン代表される、ビッグクラブへの高額売却
 3・ファン・デ・ラモス政権時にUEFAカップを獲得

 など、ベティスファンがたじろぐような好成績をあげるようになっていたなら、レジェスはアーセナルに移籍しなかったかもしれません。

 アトレティコ、レアルと同国の名門にも在籍し、アーセナルではFAカップとリーグ優勝を経験するなど、レジェスは浮き沈みを漢字ながらも懸命に現役生活を戦い抜きました。

 交通事故は自分が注意していても、他人の不注意で巻き込まれる可能性が否定できません。

 それでも自分で注意すべき点は注意しなくてはならない、というのが彼の残した教訓ではないでしょうか。
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ある書籍を再購入して

2020-03-26 18:14:12 | 日記
 2006年にランダムハウス講談社から刊行された書籍

 「バーバラ・スミット著 アディダスVSプーマ もう一つの代理戦争」

 を買いなおしました。

 以前所有し、手放したのですが文庫になったと聞き探していたのですが、近所には手に入らなかったのです。

 今日、たまたま古本屋にだけかたところ、当時のハードカバーを発見したので、再購入したのです。

 プロローグではアディダスと終身契約を結ぶ中村俊輔が登場し

 1・彼がどうしてアシックスからアディダスへ契約を変更したのか
 2・そもそも中村は、幼少期プーマを愛用していた
 3・他の少年たち同様、中村もマラドーナを敬愛していたから
 4・お兄さんたちの影響で野球をしていたが、すぐに飽きてしまった

 など、4ページから12ページというわずか8ページの中に、濃密な世界が描かれています。

 なだプロローグしか読んでいないのですが、買いなおしてよかったと思います。

 アスレチックシューズの世界では、コンバース、ニューバランス、ナイキ、アディダスなどは、ファッション・ムックとして着こなしやロングセラーについての作品はあります。

 しかしこの書籍のような、ノンフィクションに的を絞ると、アシックス、ナイキに著作はあると思いますが、他のブランドでは見られないのではないでしょうか。

 ナイキの代表作は、発売直後から話題となった

 「シュードッグ 東洋経済新報社」

 が挙げられます。

 僕は読んでもいませんが、一冊まるごとナイキについて書かれているということは、それだけナイキが魅力的な会社である証拠でしょうね。

 冒頭でお知らせたように、「アディダスVSプーマ」は2006年の初版が刊行され、両ブランドの戦略も大きく変化しています。

 もし続編が執筆されたならば、購入したいと思う方は多いと思います。

 2006年当時、マルセイユがアディダスからプーマにスポンサーを変更するとは思いもよりませんでしたし、それは凋落が目立つミランも同様です。

 2007年は欧州王者に輝いたくらいですからね。
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五輪スポンサー「アオキ」に出かけて

2020-03-26 18:02:10 | 日記
 今日、紳士服のアオキに出かけてきました。

 その店舗にはかれこれ20年近く通っており、店員の多くは僕のことを知っており、僕も店員の大半と会話をしたことがある、親しみやすい環境何です。

 ですから店内で春の新作を眺めながら

 「アオキは五輪スポンサーですから、延期は大変ですね」
 「エンブレムが入った商品はどうするのですか」

 と尋ねると、こうでなくちゃ商売人は、と言う返答が帰ってきました。

 「今買うと、きっとプレミアがつきますよ」
 「ですから今のうちに購入した方がいいと思います」

 と朗らかに返事が返ってきて、お客の僕も落ち込んではいられないと思いました。

 何故かと言いますと、僕は来月2日、聖火リレーを観戦するために休日申請を行い、受理されたので聖火ランナーの方をぜひとも見たいとおもっていた矢先の延期だったのです。

 森保さんがこの延期で選手選考でおおいに頭を悩ますことになったことは確かですし、そもそも親善試合を国内、海外のいずれでも組めない状況が今後もしばらく続きます。

 松本山雅の関係者からすれば、マリティモに期限付きで移籍をしている前田大然が、2021年開催ですとオーバーエイジ枠になってしまい、15の枠から3の枠で争うことになる。

 この点を残念に感じているのではないでしょうか。

 長野パルセイロのファンは、レディースで唯一五輪代表選出に可能性のあった横山久美が、2部降格に伴い恐らく高倉監督のリストから外れるであろう点を気にしていました。

 彼女のように、純粋の競技として、クラブとしての成績が伴わず落選した、という過程であればまだ頷けます。

 しかし病の流行、つまり自分の実力が及びもしない点で、選手選考対象から外れる、厳しくなるというのはやはり酷と言えますね。
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