五輪延期に伴う影響を考えて

　どうやら東京五輪は２０２１年夏に開催という話で調整が進んでいるようです。

　僕の近所ですと聖火ランナーの方が目前で見られるのは来月２日で、その日は休日申請を行い受理されているので楽しみにしていたのですが。

　既に新聞各紙が報道しているように、サッカー五輪代表は難しい選択を迫られています。

　オーバーエイジ３選手と２３歳以下の選手１５名の計１８選手で構成される各国五輪代表。

　つまり、「年齢制限」を設けていることで、２０２０年ならば選手登録が可能でも、２０２１年ですと２３歳を超えてしまい、監督の構想はおろか招集大洋にすらなりえない。

　という選手が必ず存在します。

　オーバーエイジはあくまで２３歳以上ということで、この点は年齢は無関係ですが、むしろ

　２０２１年に順延された欧州選手権
　南米ではコパ・アメリカの開催
　日本はワールドカップの予選がタイト

　というように、既に森保さんを兼任で行うメリットは既になくなりつつあります。

　五輪の選手選考もそうですが、協会は

　森保さんをA代表に専念させる
　五輪代表を指揮する指揮官の選定を急ぐ

　という形での働きかけを始めるべきではないでしょうか。

　欧州が五輪の舞台をどのように考えているかどうか、定かであはりません。

　例えばバイエルン所属のニャブリがリオ五輪の得点王ですが、彼の場合ドイツ代表に定着したのは銀メダルではなく、クラブで好調を維持できる体制を整えたためでしょうからね。

無理に上位機種を選んでも

　携帯電話各社がこぞって最先端技術「５Ｇ」が使用できるスマートフォンを売り出します。

　ただ電話は発売されても、現状使用可能な範囲はさほど大きくないとされており、買い替えの頻度はまだまだだろう、と言う意見もあります。

　首都圏とは異なり、千曲市のような地方県の地方都市では

　１・現金支払いがまだ基本である
　２・商品券や金券の流通も当然目立つ
　３・老人世代はそもそも、電子機器を用いて支払いをしようとは考えていない

　と思います。

　長野パルセイロも従来の入場券ではなく、Ｊリーグが促進するデジタル・チケットに移行するとしており、僕のような機械音痴は生活が難しくなりますね。

　僕が所有するスマートフォンはシャープの「アクオス」で、液晶パネルに「ＩＧＺＯ」を用いています。

　カタログを眺め、店舗でデモ機に触れて購入して現在に至りますが、現状特に不満はありません。

　むしろ、僕のような音痴が見栄を張って上位機種を購入しても、その潜在能力、つまりブランドが施した機能を全く使えないまま、日々過ごすことになるでしょう。

　このアクオスも僕が使うのは、電話、ショートメール、写真、グーグル検索くらいでして、かざして支払いをしたことなど一度もありませんから。

　スパイクもそうで、初心者が上位モデルにあこがれる気持ちはよくわかります。

　しかし、冷静に自分の実力を考慮すれば、価格を抑えたテイクダウンを選択し、練習に励んでから上位機種を目指す、というのが最適ではないでしょうか。

　例えばミズノのレビュラ。

　最上位モデルは日本製で２７０００円はしますが、価格もそうですがこれを購入するには

　１・ある程度の熟練者であること
　２・ミズノが設計した意図を理解していること
　３・大切に扱えること

　など心構えが大事になります。

　コンピュータもサッカー備品も「ほどほど」が良さそうですよ。

五輪スポンサーは、今は何を思うのか

　今の若い方はご存知ないでしょうが、TBS（長野県では信越放送）の午後８時は時代劇が放送されていました。

　それは水戸黄門か大岡越前のいずれかなのですが、そのＣＭスポンサーが「ナショナル」だったんですね。

　パナソニック系列のナショナルは現在、買収されたサンヨー電機と共にパナソニックに統合されていますが、僕が持っているナノ・スチーマーにはナショナルの刻印が確認できます。

　僕が今個人で使用している家電も含め、我が家は昔から「ナショナル・パナソニック」を購入する頻度が高いのですね。

　何故パナソニックの話を冒頭から下かと言いますと、パナソニックが東京五輪のスポンサーであり、綾瀬はるかを用いて大々的なキャンペーンを行っているためです。

　ですから五輪が延期になることが濃厚となりつつある現在、選手も大変でしょうが莫大な金額を販促に費やしてきた企業が、どれだけ焦っているかという点も考えるべきではないでしょうか。

　紳士服のアオキは長野パルセイロの公式スーツを手掛け、当時に五輪選手団もサポートします。

　僕が使用するガソリンスタンドはエネオスですが、彼らもまた五輪スポンサーです。

　Ｊリーグ、プロ野球、トップリーグにＢリーグ。

　国内リーグの大半が日程を消化てきていないのですから、五輪だけ開催というのは辻褄もあいませんし、その前に選手が練習できていませんからね。

　例えばサッカーに関して言えば、アディダス・ジャパンは五輪専用デザインをすでに決定、ジャージの製造に入っているでしょうし、延期にしても取りやめになっても、日本に大きな沈黙が訪れます。

　それだけいつの時代も、流行り病と言う存在は人間に試練を与えてきた、と言う形になるわけですが。