塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ユニ11、欧州各国の最新ジャージを紹介中

2020-03-08 20:57:55 | 日記
 2020年は我々からすると、東京五輪の年ですが欧州サッカーではユーロが最重要となります。

 2004年、イタリア国内ではパルマに在籍するジラルディーノに対し

 「彼はリスボンに行くべきか、それともアテネに向かうべきか」

 という議論が熱心に語られました。

 パルマからミランに移籍し、2006年ワールドカップで優勝を味わうジラルディーノ。

 彼は結局五輪代表として日本代表の前に立ちふさがるわけですが、仮に伝統主義と指摘されたトラッパトーニでなければ、彼は欧州選手権に参戦していたかもしれませんね。

 ただ、キングがジェノアに移籍した際

 「ミウラの指揮官がトラップだったら、あれほどの冷遇はされなかったと思う」
 「彼は国籍で選手を使う、ベンチに置くことはしないから」

 というように、過度の重圧を若武者に背負わす必要はない、というトラッパトーニの思惑はあったようにも見えます。

 専門サイト「ユニ11」では、ナイキを軸に続々と2020年各国代表の新作ジャージ情報が並びます。

 それは当然欧州選手権に向けての準備、であるわけですが、イタリアではコロナ・ウイルスが猛威を振るい始めています。

 フィリップ・ラームも応援に駆け付けたそうですが、欧州選手権2024はドイツ単独での開催ですが、今年は例外で都市をまたぎますよね。

 欧州大陸は基本、アイスランドや英国4協会のような例外を除き

 1・陸続きで車での移動が容易である
 2・航空機やユーロスターなど、他の移動手段も充実

 というように、人の流れがアジア各国よりもはるかに流動的です。

 既に東京五輪の開催そのものがどうなるかが不透明になりつつありますが、欧州では五輪とユーロというふたつの主要大会に参戦する協会は、より難題を抱えていることになるわけですよね。

 今後、どのように推移してゆくのでしょうか。
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父の名代として考えた点

2020-03-08 15:58:03 | 日記
 僕は今日、元から休日でしたが、父の代理でお焼香に参列し今帰宅したところです。

 僕の父も70代後半ということもあり、自分が背負ってきた責任の一部を、場数を踏ませるという意味合いを込めて、僕に担わせてようとしています。

 父も長男ですので、責務の重さは僕以上に痛感してきたと思います。

 70代は2次大戦の敗北と高度経済成長、バブル経済の勃興とその破綻など、多くの経済的事例の中で生きてきましたからね。

 イタリアのように企業だけでなく、サッカークラブも一族経営だった時代は、男子の存在はとても大きかったに違いありません。

 インテル アンジェロ・モラッティとマッシモ・モラッティ
 ユヴェントス ジョバンニ・アニエッリとウンベルト・アニエッリ

 ですからミランではバーバラ・ベルススコーニ、ローマではロゼッラ・センシという、今は経営権を手放しても娘が経営に参画していた点は、ある意味時代の先取り、もしくは揶揄の眼で見られていた。

 のかもしれません。

 ベルルスコーニが自身の権威を示すために、ミランと首相の座に就いたともいわれますが、多くのオーナーはさほどスキャンダルとは無縁の印象があります。

 しかしバーバラ・ベルルスコーニは

 パト・アレッシャンドレと交際が発覚
 しかし、結婚することなく交際は解消

 という形を見せましたが、そのあとを引きついた中国資本との提携も「さっぱり」でしたね。

 今のサッカー界は米国スポーツの恩恵、サイバーメトリクスやSNSの有効活用など、場当たり的な戦略から近未来を見据えた形での発展を目指しています。

 ただ、スーパーメガクラブへの成長を希望すればするほど、金とそこにまつわる人間模様がきな臭くなりますがね。
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改めて思う流通網の整備

2020-03-08 10:17:31 | 日記
 流通網がどれだけ整備されているか。

 この点を考慮しなくては、通信販売が大きな比率を持つ現在でも、商品を実際に店舗で見ていただくことはできません。

 ですから僕のように片田舎で暮らす人間でも、コンバースのチャック・テイラーが何気に売られていることは、凄く大きな事例ではないかと感じます。

 よく選手もマーキングが不足し、オフィシャル・ストアに出かけても買えないという事例がありますね。

 1998年 ペルージャ ガレックスが手掛ける中田英寿のマーキングが日本からバックオーダーが相次ぐ
 2004年 レアル アディダスが手掛けるベッカムのマーキングは爆発的な売れ行き
 2018年 ユヴェントス アディダスが手掛けるCR7のマーキングが大注目

 というように、ブランド側の売り上げ予測を大きく上回る事例が過去にはありました。

 コンバースのように、例え出先で買えなくても

 「まあ、常に買えるからよいか」
 「ご近所の別の店に出かけようか」

 という形で出直すことは出来ます。

 しかし、マーキング使用のジャージは、いつ店頭に並ぶのかが店員も不透明でしょうし、何より増産に次ぐ増産でも間に合わない可能性があります。

 流通網に乗っていない事
 いつ購入できるのかの判別がつかない

 この2点を考慮した際、消費者には焦りと飢餓感が生じます。

 そう、現在の日本で「マスク」「紙製品」「除菌製品」が店頭で全く購入できないことと同様ではないでしょうか。

 僕個人は過去、プレミア価格で日用品も服飾品も購入したことは無いと思います。

 でも今月で生産終了となる、ニッカウヰスキーの「竹鶴17年」は、もはや定価では買えないでしょうし、買える範囲であれば買ってみたいという気持ちもあるのですが。
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名手に遺伝は関係あるのか

2020-03-08 10:03:56 | 日記
 バスケットボールの世界で今もなお、その権威を抱き続けるマイケル・ジョーダン。

 実はジョーダンの両親が幼少期、バスケットボールに精通していたわけではありません。

 よくエアー・ジョーダン9が不人気な背景に

 1・ジョーダン9が発売された1994年、ジョーダンはMLBでプレイするためにマイナーリーグで奮闘していた
 2・つまり、主を失ったジョーダン9が脚光を浴びることが無かった

 という点が指摘されます。

 ジョーダンの父、ジェームズ・ジョーダンは強盗犯によって殺されてしまい、それが1993年最初の3連覇を果たしたのちに発覚します。

 ジョーダンは敬愛する父が、息子がメジャーリーガーになってくれたらと願っていたことを知っていたため、その意思を継ぐことを決意しました。

 とはいえ、ジョーダンにとって最適の競技や野球ではなく「バスケットボール」だったことは皆が知っています。

 そしてジェームズ・ジョーダン自身が、類まれなる運動神経を所持していたわけではなかったのですが。

 メッシも同様で彼の両親がサッカーに秀でていた人物、とは聞いたことがありません。

 彼の父、ホルヘ・メッシは恐らくアルゼンチンの一般男性と同じように、サッカーは好きだったはずですが、むしろ息子の背丈が伸びないことを、妻と共に案ずる毎日だったと思います。

 皮肉にもメッシの成長が友人たちと異なった点が、バルセロナに引き寄せる理由になる形となりました。

 メッシとジョーダンは、いずれも識者から「神の領域」に分類されていますが、その先天的才能は両親から受け継いだ者ではないようです。

 生物学でしばしば「突然変異」という言葉が用いられます。

 この名手ふたりも、ある意味では「ふっと」現れた別格の存在、と言えそうです。
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