塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

素材同士の愛称を考えて

2020-03-06 20:13:20 | 日記
 恐らく日本で最も米国古着、ヴィンテージに精通している方は、マービンズの半沢和彦代表と推測します。

 氏は1990年代から一気の盛り上がりを見せた、ヴィンテージ・リーバイス、ナイキ、コンバース、チャンピオンの歴史から買い付けまで、本当のエキスパートして知られています。

 僕のような40代半ばの方なら

 1・祥伝社 ブーン
 2・学習研究社 ゲットオン
 3・ワニブックス ストリートジャック
 4・日の出出版 ファイン・ボーイズマックス

 など、青年誌がこぞって古着、ヴィンテージ特集を組む際、半沢代表が解説していたことを覚えていると思います。

 今から思うと不可思議なのは、90年代突然沸き起こったハイテク・スニーカーについての意見ですら、代表に意見を求めていたことです。

 編集部からすれば、何とかしてリーバイスやカーハートなどに、プーマやリーボック、フィラなどの最先端バッシュを併せる着こなしを提案し、根付かせたかったのかもしれません。

 しかし、半沢代表が愛用するコンバースやアディダスは、スエードやキャンバスなど、デニムやスエット同様天然素材だからこそ愛称が良いわけです。

 落合正勝先生も指摘しましたが、例えばゼロ・ハリバートンのようにどれだけ機能に優れた鞄でも、スーツやコート言う天然素材にはふさわしい形ではない、つまり革の鞄が最適というわけです。

 ですから近年、ナイキやアディダスの新作が驚異的な価格でも、爆発的人気を得ているのは転売やコレクターの増加だけではなく

 ノースフェイスに代表されるアウトドアウエアの進化
 スニーカー・ブランドのアパレルが充実

 というように、ハイテクスニーカーに併せる衣類が当時よりも確実に増している点があると思います。

 サッカージャージもウールからアクリル、アクリルからポリエステル、そのポリエステルが再生素材というように、その存在が常に発展しています。

 復刻で往年の名作ジャージやトラック・ジャケットが人気を得ることもありますが、今後はより機能と軽量に特化し、同時にカラフル化が更に顕著なスパイクに合わせやすい形になってゆく。

 そんな気がしますね。
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僕が洗剤を買う際の注意点

2020-03-06 19:55:57 | 日記
 皆さんが衣料洗剤、台所洗剤を購入する際に求める要素は何でしょうか。

 それは洗浄力かもしれませんし、価格かもしれません。

 日本ブランドが手掛けるお得サイズの大容量かもしれませんし、近所で手にいれやすいことも大事だと思います。

 僕個人は洗浄力よりも

 排水が自然環境を汚すことがないこと
 製造の際、人間、自然のいずれにも配慮されていること

 の2点になります。

 そこで到達したのが以前お話した、ドイツの洗剤「フロッシュ」になりまして、本体を持った際の質感が実にいい具合なんですね。

 ベルギーに「エコベール」と言う、フロッシュのように自然環境を考慮した洗剤があるのですが、これはボトルが大きすぎ、同時の価格も高めの設定ですので使ったことはありません。

 僕がどうして洗剤の話をしているのかと言いますと、サッカークラブは家庭よりも多くの水を使用している、と思うためです。

 1・選手寮で用いられる風呂、食器洗浄、洗濯機に使用する水
 2・ホペイロがジャージを洗う際に用いる水
 3・スタジアムにレストラン併設ならば、その場で用いられる水

 つまり、少しでも自然環境と人体を考慮するならば、恐らく業務用の大型を用いているのでしょうが、配慮が必要になると想像したにすぎません。

 面白いことに、日本は米国以上にヴィンテージ・リーバイスやヴィンテージ・チャンピオンに精通している方がおり、ジーパン専用の洗剤が売られているくらいです。

 我が家はドラム式洗濯機が高値のために購入には至っていません。

 一方で節水と言う観点からすれば、今後より普及してゆくでしょう。

 リーバイスは既に、製品を作るうえ使用する水を相当数減らしているはずです。

 サッカー好きの僕たちも、考えてみたい課題ですよね。
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服飾にもダービーあり

2020-03-06 19:46:41 | 日記
 服飾の世界にも、サッカー同様に三つ巴やダービーがあります。

 例えばジーパン。

 米国ブランドならばリーバイス、リー、ラングラー
 日本ブランドならばエドウイン、ビッグジョン、ボブソン

 僕が高校時代の時はこの6ブランドを押さえておけば、ほぼ問題がない「御三家」といえるものでした。

 セリエAでいえばユヴェントス、ミラン、インテルに相当し、マニアはラツイオ、ローマやパルマに相当する、バイソンやブルーウエイ、ベティスミスなどを贔屓にしていました。

 英国を代表する品にトレンチ・コートがあります。

 多くの方がハンフリー・ボガードがトレンチ・コートを最高の出で立ちで着用した名画「カサブランカ」を視聴したことがあるでしょう。

 そのトレンチ・コートはマンチェスター・ダービーやノース・ロンドンダービーに匹敵する熱量を備えています。

 「バーバリーかアクアスキュータムか」
 「どちらのトレンチが機能性、デザイン、出で立ちに優れているか」

 というお題目は、いつの時代でも果てることがありません。

 正直言いますと、僕個人はいずれも所有していません。

 ただバーバリーの品は所有していませんが、今日もアクアスキュータムのカジュアル・ソックス(レナウンが手掛ける日本製)を買ったように、アクアスキュータムの品は所有しています。

 ですから、何となくですがアクアスキュータムが贔屓になります。

 ただ、バーバリーの版権を手放した三陽商会の台所事情が一向に回復しないように、バーバリーの価値は日本市場では大きな魅力と言えます。

 僕が今日購入したソックスは、黒のボディの背後にユニオン・ジャックが刻まれているもので、背面に英国国旗をデザインしたことに英国の奥ゆかしさが感じられる逸品です。
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