塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

フランス生産という心地良い響き

2020-03-25 22:30:58 | 日記
 2015年だったと思いますが、アディダスがフランス生産で看板商品のスーパースターを発売、瞬く間に完売しました。

 スニーカーに精通している方はご存知でしょうが、1990年代冒頭からスーパースターは盛んに復刻され、「ベロ」のデザインも生産国によって様々でした。

 その際「金ベロ」と呼ばれる、トレフォルが金色で刻印されたバージョンが発売されると、

 「本物に近い形でやっと復刻された」
 「金ベロが欲しい」

 とこれも話題沸騰で、ランDMCが愛用したウルトラスターも復刻されるに至った次第です。

 それだけ「メイド・イン・フランス」という、ファッションの本場で製造された商品は、高品質を保証するものなのでしょうね。

 パトリックもフランス生産で往年のトレーニング・シューズ「リバプール」を復刻しましたが、生産量の問題でしょうね、地方で実物を見た方は限りなく少ないと思います。

 ディアドラがイタリア生産で、実用性が無いにもかかわらずスパイクの復刻を手掛けていることを考慮しますと、ル・コック、パトリック、アディダスがフランス製を再度送り出すことには意義がある気がします。

 パトリック プラティニ、ラウドルップの愛用スパイクを復刻
 ル・コック イタリア代表、アルゼンチン代表のレプリカジャージ
 アディダス コパ・ムンディアル

 彼らには名品と呼ばれる看板商品がありますし、往年のファンからすれば懐かしく、今のファンからすれば新鮮な品ですよね。

 フランス製を今回の題材にしたのは、今日、ロクシタンとピエール・エレメの共同制作によるボディ・クリームを格安で買えたからなのですが、フランス製と言う響きが特別に聞こえる。

 という側面もあると感じます
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昔から字が汚い、と指摘されてきました。

2020-03-25 19:58:34 | 日記
 両親からいつも

 「お前の書く字は汚くて読めないよ」
 「そんなに早く書かなくていいから、ゆっくり丁寧に書きなさい」

 と指摘されてきました。

 小学校と中学校では日記が宿題として課されており、僕は毎日書いて提出を怠りませんでしたが、今思うことは筆圧が強すぎて、もっと固い芯の鉛筆を用いればよかった、というものです。

 確かに今読み返しても、擬音を用いたり乱雑に書いた影響で、自分でもどう表現しているのかが定かではない、という側面はあります。

 でも僕は今も昔も、手書き、コンピュータのいずれでも

 「書くことに躊躇しない、書くことを好む」
 「むしろ工作や水彩画の方が苦手である」

 という人生を送ってきました。

 読書感想文を悩む方は多いと思いますが、幸運にも読書を好むこともあり、この難題も有難いことに難題ではありません。

 ただ、字が汚いと言われ続けてきたせいか、書類に記入する際は凄く緊張します。

 でも、今は昔に比べましたら、間違いなく読みやすい字を書いているとは思いますね。

 サッカーで契約書に署名する際、間違いは許されません。

 コンピュータが普及した現在でも、移籍証明書のクラブ間でのやりとりは、電子メールではなくファックスを用いているはずですし、選手は麺年必で署名するはずです。

 Jクラブが選手に署名してもらう際、どのブランドの万年筆を用意しているのかはわかりませんが、セーラーやパイロットならば日本らしいと言えます。

 これがブンデスリーガならばペリカン、もしくはモンブランなのでしょうか。

 選手からすれば新しい冒険の始まりを、伝統ある筆記具で始めることはどんな気持ちでしょうかね。
 
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自分の足元を見つめてみて

2020-03-25 19:44:07 | 日記
 日本人は多くの方がイタリア料理を好むと言えます。

 その代表的な料理がパスタで、そのパスタの中に「スパゲッティ」「マカロニ」「タリアテッレ」「ラビオリ」などがあります。

 スパゲッティにしても、細麺の「カペッリーニ」平打ちの「フェットチーネ」などがあり、蕎麦やきしめん、うどんなど数多くの面料理がある日本と同じ趣があるからこそ、余計に興味を抱く形になりますね。

 ただ、興味深いのは

 「デュラム小麦のセモリナ」

 と包装紙に記載があっても、商品の一部はイタリア生産ではない、と言う点です。

 僕が見た包装紙にはトルコやUAEという表記だったはずですが。これは現地で採取された小麦を商品化しているのか、栽培から収穫、製品化までを国外でおこなっているのか、どうなんでしょうね。

 日本米でも「コシヒカリ」「アキタコマチ」「ナナツボシ」など、様々な銘柄があります。

 これらは新潟県や北海道など、その産地で生産されているからこそこの名称が可能と思えますが、諸外国でもパスタ同様に他国の生産を行っているのでしょうか。

 今は服飾の世界でも、本国以外で製造、出荷をしていることは当然です。

 例えばロイヤルワラントを持つDRハリスの歯磨き粉は英国製ではなくインド製ですが、その信頼が揺るぐわけではありません。

 ただ、ミズノがレビュラの最高峰は国内生産で、テイクダウンはアジア生産にしているのは、国内での製造を維持することで職人の意思を護る、と言う側面がある一方で

 「ミズノは日本生まれのブランドである」
 「日本人だからこその感覚で、モレリア、レビュラを生み出した」

 と考えているように思えます。

 飲食も服飾もそうですが、グローバルである一方で自分のルーツを見つめることが大切ではないでしょうか。
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