塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思うドイツ製の響き

2020-03-03 20:48:01 | 日記
 筆記具と車の世界でドイツ製は多くの方が憧れを抱きます。

 アウディがレアルや日本代表など、多くのクラブと代表に車を提供していることを考慮しますと、改めて高い品質とデザインが伺えます。

 一方でモンブランやペリカン、メルセデスベンツなど憧れの品は「高価格」だからこそ憧れ、という見方ができます。

 「いつかベンツに乗りたい」
 「僕も昇進して、モンブランで署名できるようになるぞ」

 と思うのは、今の自分のクラス(立ち位置)と報酬が、憧れの品には程遠い、仮にローンで買っても無意味になってしまうためです。

 だからこそ、憧れの品と自分が不釣り合いにならないように、毎日精進する意欲が沸くわけです。

 インテルやスパーズがヒューゴ・ボスと契約していることは以前お話ししました。

 英国とイタリアにはこれまた老舗の仕立屋やブランドが溢れるほどあるにもかかわらず、ヒューゴ・ボスが選ばれるということは、それだけ彼らの紡ぐ衣類が素晴らしいという意味合いですね。

 僕も実は手元にドイツ製は多々ありますが、堅苦しい金額で買ってはいません。

 むしろ500円もだせば、それだけでドイツ製が入手できる側面はありますよ。

 1・ニベア・フォー・メンの髭剃りクリーム
 2・食器用洗剤フロッシュ各種

 このニベアは基本、花王が日本国内の販売権を得ていますが、髭剃りクリームのようにごく一部の品はドイツ製になります。

 実に濃密な泡で髭剃りができますし、素晴らしい剃り心地ですよ。

 ちなみに僕の愛用するジレットは、ホルダーがポーランド製で刃はドイツ製になりますが、ドイツ生産の刃物もその品質がよく知られています。

 フロッシュの洗剤は何より環境に配慮され、少ない量でよく落ちます。

 僕は今、ザクロの香りを用いていますが、今度はブラッド・オレンジを使いたいと考えていますが、日用品を別の見方、つまり価格と内容量を度外視すると面白いと思いますね。
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ほんとにわずか、咳をしただけで

2020-03-03 20:34:43 | 日記
 震災が起きた2011年。

 欧州サッカーから日本を励ます横断幕が日本語で掲げられ、ザッケローニ率いる日本代表とJリーグ選抜のチャリティが、他の競技よりもいち早く行われましたね。

 あの時キングが決めたゴールは、多くの人を勇気づけ、つかのまの喜びを与えたものです。

 それでも世界から見て「福島」ではなく、「フクシマ」という言葉が強烈な印象で今もなお、迎え入れられている点は否定はできないでしょう。

 ですから福島県にある二つのサッカークラブ、いわきFCと福島ユナイテッドがその不安な呼び名を覆すような、素晴らしい存在になってくれたら嬉しいと思います。

 ですから今、中国国内ですら「武漢」という言葉が忌み嫌われている現状を思うと、むしろ2011年を知る僕らの方が、武漢在住の方々を慮ることができるかもしれません。

 Jリーグに延期
 チャンピオンズ・リーグも日程を大幅に変更

 と、当然きれいごとで済む問題ではなくなっています。

 今、咳をしただけで罵声が飛ぶような日常ですが、僕も咳をします。

 それは病気や風邪のせいではなく、単にお茶や水を飲む際にむせてしまった、つまり咳をすることで塩梅をよくしているにすぎませんが、想像力の問題なのかすぐに病気と結びつける。

 そんな安易な行動が多くなっているようです。

 塩野七生、五木寛之両氏は共同著書「大人ふたりの午後 角川文庫」の中で

 「貧しかったが世界中から尊敬されていた日本人」

 を回顧しています。
 
 こんな緊急の時こそ、昔の日本人も素敵だが今の日本人も素敵だね、と思ってもらえる行動を考えたいものです。
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