塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手が持つ視野の広さを思う

2025-03-12 22:45:29 | 日記

 現在NBA東地区において47勝18敗という好成績のボストン・セルティックス。

 

 2023シーズンには2008シーズン以来の全米王者に輝き、今季も好調を維持しています。

 

 よくコンバースが「ウエポン」というバッシュを復刻する際、枕詞のように「ラリー・バード」という選手名を用いますが、彼は今でもセルティックス伝説の名手として、ファンから敬愛されています。

 

 セルティックとは「ケルト人」を指し、ルーツとしてはセルティック・グラスゴーも同様ですから、ヘンリク・ラーションや中村俊輔が、ラリー・バードと同様の、大きな財産を残した選手として認知されていますね。

 

 そのバードは同年代のマジック・ジョンソンやアイザイア・トーマスとは異なり、派手なプレイではなく視野の広さ、パスセンス、そして適正なポジショニングでマーカーと置き去りにできる、稀有な存在でした。

 

 よく小野伸二が

 

 ほんの一歩、横にずれることでプレスを回避できる

 常にルックアップして、ノーマークの味方選手を見つける

 

 と評価されましたが、恐らくバードも同様に相手と自軍の位置取りを、常に把握できていたのでしょうね。

 

 現在の日本代表にはこの小野伸二、そして遠藤保仁のような劣勢になっても、相手のスキを見つけることができる選手、プレスをわずかな時間と工夫で回避できる選手がいない気がしませんか。

 

 それでも日本代表はアジアでトップに位置されますが、ワールドカップ本番では彼らのような視野を持つ選手が必要で、それは案外代表から私的の問題で遠ざかる佐野海舟、かもしれません。

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