昨日「アパートの鍵貸します」を始めて視聴しました。
以前から評判の高い作品と知っていたのですが、僕が購入したのは脚本ではなく主演のジャック・レモンが着用する衣装でした。
彼はおそらくブルックス・ブラザーズであろうポロ・ボタンダウンシャツと、ピンホールカラーのシャツを巧みに使い分け、ポーラーハットや細いネクタイという粋な演出をします。
ジャック・レモンが着用する、ポロ・ボタンダウンシャツのロールは非常に美しく、どう洗濯、どう手入れをすればあのロールが得られるのか、注目しながら見たんですよ。
映画は衣装を中心に視聴しますと、新しい発見がありますよね。
僕はジーパンも好きですが、ブレザーやスーツも好きなんです。
ですからアルフレッド・ダンヒルが、毎年日本代表に提供する公式スーツが確認できますと、凄く興奮します。
ダンヒルというイングランドの老舗が、日本代表を支援
それはイングランド代表が、本来恩恵を受けるべき代物ではないか
選手たちは既製服ではなく、採寸されたうえでスーツの提供を受けている
という、まさにジャスト・フィットのお手本ですから。
スーツといいましても、1950年代のケイリー・グラントと、2010年代のダニエル・クレイグでは、サイズも生地のドレープもシルエットも異なりますから、映画から時代背景も学べます。
映画好きが「テイラー・ケイド」に代表される、映画に影響された仕立て屋のよく足を運ぶこと、最近よくわかるようになりました。
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