塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

野心がある、無いを考慮する

2016-08-30 01:21:13 | 日記
 僕は職場でどことなく「虚仮」にされている、と感じることがあります。

 それは40歳で独身、ついでに女の噂すら無い、ということもあるでしょうし、現状維持、つまり職場でもっと上の立場になりたい、という欲求が無いためなのでしょう。

 簡単に言えば野心が無い、というわけですが、僕はサッカー監督のように、人を束ねる、自分が思い描く姿が最高であり、其の為に人を使う、ということに関心がありません。

 でも、野心は基本

 「人には見えないもの」

 だと思います。

 その野心が人前に現れるとどうなるか、これを表現したのが不朽の名作「グレイト・ギャツビー」であり、ショーンk氏の経歴問題と言えます。

 ギャツビーは愚直なまでにデイジーを愛し、そのためには決して褒められない形で金儲けをして、美しい言葉遣い、服装、家具を含む調度品を誂え、いつでもデイジーに会える準備をしました。

 擁護するわけではありませんが、ショーンk氏のスーツの着こなしとたたずまい、抑揚の利いた声、あれを手に入れるには相当な労力が必要だったはずですが、方法論がよくありませんでしたね。

 マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンのように、オーナーが野心を隠さないクラブがいくつもあります。

 一方で彼らがお金を使い、選手を得れば得るほど、レアルやバイエルンは

 「ああ、いきりたっているな」

 とせせら笑う可能性はあります。

 日本に限らずどの世界でも、新興はある種の成金のように見られがちですし、成金が真の存在になるには、何かを庇護する、一定水準の生活を維持せねばなりません。

 野心というのは、とにかく難しい問題です。
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選手がスパイクの感覚を感じるために

2016-08-29 01:18:00 | 日記
 僕は毎日鉛筆を使います。

 たかが鉛筆、されど鉛筆と感じるのは、トンボ、三菱、そしてパロミノなど、ブランドによって同じ硬さでも、書き心地が異なる点です。

 実はパロミノの代名詞である「ブラックウイング」は、2B、4Bと芯が柔らかいのが特徴である一方、英検や漢検などで指示される規定の濃さよりも、濃すぎるのかもしれません。

 僕は昨年両方の試験を受けましたが

 「まいったな、もしかしてマークシートの反映が良くないかもしれない」

 と試験前からびびっていましたが、取り越し苦労で終わってホッとしたものです。

 鉛筆ですら繊細なのですから、同じブランドでも靴の感覚が異なって当然でしょう。

 今回のやべっちFCでは、ミズノの契約選手である岡崎、吉田両選手が登場しました。

 ワールドカップ予選前の取材ですから、テレビ朝日からすればアディダスのジャージを着用してほしかったのかもしれませんし、話題にでた大島もづくめて、ミズノにとっては良い宣伝になりました。

 (大島もミズノの契約選手ですから、吉田も気を使ったのかもしれません)

 吉田がイグニタス、岡崎がバサラ、大島がモレリア

 という形で広告起用されていますが、当然ポジションの特性もありますし、選手個人の感覚も必要でしょう。

 ウールシュポルトのようにGKに特化した商品づくりのブランドでも、GKがそれぞれ求めるグラブ、スパイクの感覚は違うでしょうし、ミズノのような総合ブランドならば、尚更難しいと感じます。

 だからこそ僕らは

 「キングギア」

 のような専門サイトを楽しんで閲覧しているわけです。
 
 
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一芸という特技を持つこと

2016-08-29 00:45:18 | 日記
 人間は不思議なもので、得意分野の事柄は簡単に覚えることが出来ても、そうでない分野は何度読み返しても頭に入ってきません。

 僕は高校時代本当に勉強を怠けていて、物理や代数で多くの追試試験を受けましたが、大好きな西洋史は全く教科書を読まなくとも、簡単に試験を解くことができたものです。

 僕の親戚の信州大学の理工学部を卒業した人物がいますが、彼は逆に歴史の年号を覚えることが苦痛で仕方なかったと言います。

 もし、僕が学生時代、

 「俺は一教科入試で大学に合格する」
 「西洋史だけならば、俺は6大学に合格できる」

 という野心があれば、果敢に東京まで出かけて試験に挑んだ、かもしれません。

 サッカーも同様で、これぞ!という武器があれば、間違いなく先発の機会は多くあります。

 横浜F・マリノスの斎藤学が鹿島アントラーズ戦で魅せた、距離にして45メートル前後でしょうか、ドリブルで敵陣に侵入し、ゴールを奪う場面は彼の長所が存分に満ち溢れていました。

 ドリブルには

 ボールを前に運ぶ動き
 相手陣内で相手マーカーと対峙する動き

 と2種類ありますが、相手からすればファウルで止める可能性も高くなりますから非常に厄介です。

 一方守備側では、マヌエル・ノイアーのように、素晴らしい飛び出しで相手の攻撃をけん制する存在が脚光を浴びています。

 何からしらの得意分野を持つことは

 「スペシャリスト」

 として認知されるでしょうが、逆にその武器が通用しない場面がでてくることも覚えておく必要があるのでしょうが。
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水ようかんを堪能してJ1を思う

2016-08-28 15:34:08 | 日記
 今日は6日ぶりの休日で、15時のおやつに水ようかんを食べました。

 僕はアイスクリームやゼリーなど甘い物が好きですが、水ようかんやどら焼きなど、小豆のほのかな甘さ、風味もすこぶる良いと思います。

 小豆はともかく、「あんこ」を英語を含む外国語に訳すことはとても難しいそうですが、小豆に限らず、大豆や枝豆など日本の食卓に不可欠な豆をもっと見直したいものです。

 これ、サッカーも同じで

 「海外リーグもいいけれども、J1もいいね」
 「J2のプレイオフが楽しみだよ」

 という感覚を持つファンが増えると良いですね。

 セルジオ・クラニョッティがオーナーだった時代のラツイオは、優勝してもその人員をとどめるのではなく、放出、獲得を繰り返してクラブの刺激を与え続けました。

 その補強策が2000年のスクデットをもたらすわけですが、その影響はお隣のローマにも波及します。

 オーナーのセンシがクラニョッティに良い顔をさせないとばかり

 1・フィオレンティーナからバティストゥータ
 2・レヴァークーゼンからエメルソン
 3・ペルージャから中田英寿

 というように既存戦力に厚みを持たせ、翌年の2001シーズンにスクデットを奪い返します。

 こうしたつばぜり合いが、クラブの懐を疲弊させることになったのは事実です。

 一方でJ1のクラブが、高額になるであろうテレビ放映権を市場に投入し

 「あのクラブには負けられない」

 という移籍、スタジアム整備につなげてゆけば、リーグ全体に活気と刺激がもたらせる、ように思いますが、イタリアにはライセンスが無いことも考慮すべきなのでしょうね。
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北陸大学が南長野にやってきた姿を見て

2016-08-28 13:15:31 | 日記
 僕は山梨学院に入学するため、高校卒業後、予備校でもう一度勉強しなおした過去があります。

 その際、高校在学時、予備校在学時のいずれでも、北陸大学を受験したんですね。

 試験問題が僕には難しすぎために落選しましたが、もし僕が合格していたならば、昨日の天皇杯、長野パルセイロ対北陸大学の一戦は、感慨深いものになったと思います。

 北陸大学を受験したときに感じた、あの脂汗は今でもよく覚えています。

 勉強を基礎から見直して受験した予備校時代、試験会場は信州大学文学部で徒歩で出かけた記憶がありますが、試験問題のまったく太刀打ちできないのです。

 問題と向き合うときから

 「どうしよう、まったく解ける気がしない」
 「父にただでさえ余計なお金をだしてもらっているのに、これ以上工面してもらうのは絶対にダメだ」

 と自分のふがいなさを痛感しましたね。

 運よく山梨学院に合格し、父も喜んでくれたのですが、もし僕が石川県に住む形になれば、北信越リーグ時代から競ってきたツエーゲン金沢の動向を、パルセイロ以上に注目していたかもしれません。

 当然、今でもヴァンフォーレの成績は気になりますし、甲府に出かけることは本当に楽しみです。

 サッカー選手がクラブの入団テストで落選を経験しているように、僕と北陸大学の入学試験の相性はよくないものでした。

 彼らの中から、今後プロとして頭角を現す形が生まれたならば、その時はまた南長野で試合をする可能性もあります。
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