自民党は歴史的使命を終えたのではないか

ツイッターで拾ったこの画像を見て、日本は本当に衰退したんだと思う。平成が戦争がない時代ではあったが、反面衰退の時代でもあった。選挙制度に小選挙区制を導入して自民党を生き永らえさせたのが間違いであったのではなかろうか。



橋本龍太郎という稀代の大莫迦者を首相にしてから日本は坂道を転げるように衰退していった。誰もがこのままではいけないと考え、「改革」を望んだが、小泉純一郎と竹中平蔵がしたことは日本の破壊と売り飛ばしであった。その後継者の安倍晋三も同じである。菅義偉もそうなる。支持率が下がったことが救いだが、下げ止まってしまった。

小沢一郎が衆議院の選挙制度を中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に変えたことは間違いではなかったか。自民党から橋本龍太郎という頭のおかしな内閣総理大臣が党内外の反対を押し切り緊縮財政と消費税増税に突っ走ることになったからだ。

あと数年自民党が野党であれば離党者が続出して自民党は崩壊していたのではないか。その先に繁栄があったかはわからないが、小選挙区制を導入してからの自民党政治はどうしようもないものだった。

歴史的使命を終えたのは自民党だけではない。社会党もそうだ。それについてこの記事に書いた。村山富市による選挙を経ずに永年の公約を弊履のごとく捨てたことが消滅に繋がったのだ。

社民党消滅へ - 面白く、そして下らない

小選挙区制も自民党単独では勝てないのだ。公明党の創価学会票が必要なのである。一部の自民党支持者は公明党を切るために自民党を大勝させようというがそんなことは絶対にない。自民党が公明党を切ることはもはや絶対にあり得ないことなのだ。

原口一博のツイッターから拾った画像だ。企業の時価総額に限らず、GDPの占有率も下がる一方だ。このまま緊縮財政を続ければ日本は小国になる。



小選挙区制比例代表並立制で執行部独裁になりやったことは消費税増税と緊縮財政に構造改革だ。国民は痛めつけられてきた。

もちろん立憲民主党が良いわけではない。緊縮派で変わらない。まして左翼の反日だ。だが自民党の死骸から新しい清新な政党ができていれば日本もここまで衰退することはなかったのではないか。


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