面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

不思議と自民党の政党支持率は下がらない

2022-09-16 23:16:55 | 政治
~~引用ここから~~
内閣支持32%、発足後最低 国葬反対51%―時事世論調査:時事ドットコム

内閣支持32%、発足後最低 国葬反対51%―時事世論調査:時事ドットコム

時事通信が9~12日に実施した9月の世論調査で、岸田内閣の支持率は前月比12.0ポイント減の32.3%と急落し、昨年10月の政権発足後最低となった。不支持率は同...

時事ドットコム

 


 時事通信が9~12日に実施した9月の世論調査で、岸田内閣の支持率は前月比12.0ポイント減の32.3%と急落し、昨年10月の政権発足後最低となった。不支持率は同11.5ポイント増の40.0%で、初めて不支持率が支持率を上回った。安倍晋三元首相の国葬については「反対」が51.9%で、「賛成」は25.3%にとどまった。

 支持率の急落からは、岸田文雄首相が世論と乖離(かいり)した国葬を推し進めようとしていることへの反発や、自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係に国民がなお疑念の目を向けている状況がうかがえる。

 首相の旧統一教会問題への対応を尋ねたところ「評価しない」が62.7%を占め、「評価する」は12.4%だった。首相や議員の説明に関しても、「納得できない」が74.2%、「納得できる」が5.5%。無党派層では「納得できない」が76.5%に上った。

 政府の新型コロナウイルス対応を「評価しない」と答えた割合は、前月と同じ36.8%だった一方、「評価する」は前月比3.8ポイント減の35.8%だった。

 内閣を支持する理由(複数回答)は、「他に適当な人がいない」12.5%、「首相を信頼する」6.9%、「印象が良い」6.8%など。支持しない理由(同)は、「期待が持てない」23.7%、「リーダーシップがない」15.7%、「政策がだめ」14.6%などが続いた。

 政党支持率は、自民党22.4%(前月比1.9ポイント減)、立憲民主党4.0%(同0.8ポイント減)、公明党3.4%(同0.6ポイント増)。以下、日本維新の会3.4%、共産党2.3%、国民民主党1.3%、れいわ新選組0.7%、参政党0.7%、社民党0.2%、NHK党0.2%だった。「支持政党なし」は59.1%。

 調査は全国18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は61.9%。
~~引用ここまで~~


安倍晋三と自民党の統一教会との癒着が明らかになったので内閣支持率が下がるのは当然だ。ツイッターではまだ32%も支持しているのかとか支持している人は何を支持しているのかなどをツイートする人がいるのだが、支持率は一気に下がっても一ヶ月では15%くらいだ。それ以上は下がらない。またどんな内閣でもゼロになったりはしないものだ。竹下登の支持率は3%まで下がったのだが。

しかし私が不思議に思うのは自民党の政党支持率が下がらないことだ。統一教会との癒着は安倍晋三と自民党議員が癒着していたのであり、岸田文雄との関係は深くない。国民の不満は最高権力者たる首相に向かうとしても、自民党の支持率が下がらないことはおかしいのだ。今回は引用しないが読売新聞の世論調査では自民党の政党支持率はむしろ上がっている。不思議なことではないか。

立憲民主党を支持しないのは分かるのだ。頼りないからだ。私も支持するつもりにはなれない。しかし岸田文雄を総辞職に追い込んだとしても結局自民党政権が続くとすれば同じことではないか。国民は結局「腐っても鯛」である自民党を支持してしまうのか。それでは政治は変わらない。

自民党の代わりの政党がない。単純だが日本において深刻な問題はそれだ。反自民党の保守派が新党を乱立させているのもそれ故だ。しかしあまりに乱立しているから政党要件を満たすこともできない(参政党は満たしている)。

令和の保守合同を - 面白く、そして下らない

自民党に取って代われる保守政党が必要で、国民はぬるま湯である自民党から「卒業」しなければならない。そのためには自民党の政党支持率を下げなくてはならないのだが、ままならないものだ。

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