~~引用ここから~~
3度目となる緊急事態宣言を踏まえ、自民党の若手議員らが秋からの「消費税ゼロ」や現金給付策を訴え、50兆円規模の補正予算の編成を二階幹事長に申し入れました。
自民党・安藤裕衆議院議員:「これから緊急事態宣言も出るというなかで、改めて、企業あるいは個人に対する給付を拡大するべきだ。10月以降ですね、消費税を当面3年間ゼロにする。合わせて、社会保険料も2分の1にするということを提言しました」
自民党の安藤裕衆議院議員を会長とする30人規模の若手議員がまとめた提言では、経済対策として、企業や個人、自治体に対する支援の拡充を求めました。
具体的には減収分の8割を補填することやコロナ不況を乗り切る消費の喚起策として10月から3年間は「消費税をゼロにするべきだ」と訴えています。
提言を受け取った二階幹事長は、何も発言しなかったということです。
自民党幹部は「どこにそんな財源があるんだ」と冷ややかですが、提言をまとめた一人は「これこそが総選挙の切り札になる」と期待観を示しています。
来週、西村経済再生担当大臣に申し入れを行うことにしています。
~~引用ここまで~~
安藤裕ら「若手」(当選回数が少ないと「若手」扱いはなあ)議員らの提言は正しい。消費税を廃止して国民には現金を給付し社会保険料を減免する。教科書に書かれるような不況時に採るべき正しい経済政策だ。
しかし受け取った二階俊博が無言だったり、引用記事に出てくる自民党幹部が「どこにそんな財源があるんだ」と冷ややかに見ている辺り実現の可能性は限りなく低い。
まとめサイトでツイッターの反応は言ってることは正しいが、実現しないんじゃアリバイ作りにしかならないという声が多かった。自民党の中堅・若手議員は正しい経済・財政観を持っているのだが、自民党を牛耳っている老人達は国債を発行するつもりがない。補正予算も組むつもりがないと菅義偉が明言している。老害なのだ。
ヤフコメをざっと見た限りでもネットでは国民は経済・財政について正しい理解をしている。政府債務を気にする必要はないし、財源は赤字国債で良い。税は財源ではないというコメントの評価も高かった。ネットでは積極財政に賛成の国民が多いのだ。
だが小選挙区比例代表制度の元で中堅・若手議員が執行部に反旗を翻すことは期待できない。仮に「反乱」を起こしてもいとも容易く「鎮圧」されてしまうだろう。それでは意味がない。
だから執行部に潰されないされない形で、提言を実現させるべきなのである。
そんな都合の良い方法があるのか疑問に思うかもしれないが、それがあるのだ。議会政治の王道。議会での「演説」だ。演説を妨害することはできない。そんなことをすれば民主主義に反するとマスコミと国民から袋叩きにあってしまう。そこに機会があるのだ。
議会政治の王道である議会演説で國を動かせ - 面白く、そして下らない
戦前の帝国議会では尾崎行雄など雄弁家が何人もいた。彼らは議会演説で政治を國を動かしてきた。戦後でも田中角栄は演説が上手かったと訊く。
日本に与えた影響は悪かったのだが、小泉純一郎が国会で絶叫したことにより国民は小泉純一郎に靡いた。これが議会演説の効果なのだ。今から評価すれば反小泉純一郎派の方が正しかったのだが、彼らは国民に訴えようとはしなかった。数の力で参議院で否決することにより郵政民営化法案を廃案に持ち込もうとした。それ自体は正しかったのだが、議会演説をしなかったから国民には「守旧派」と映ってしまい惨敗した。
だがどうだろう。安藤裕ら中堅・若手議員に演説をするつもりはあるのだろうか。演説で政治を動かすまさに議会政治、民主主義の王道だが、演説をするつもりがなければ話にならない。そして国民を動かす力強い演説でなければならない。それができる国会議員がいるだろうか。
安藤裕を内閣総理大臣に - 面白く、そして下らない
安藤裕のことは内閣総理大臣にしたいくらい高く評価しているが、今はまだ3回生議員でしかない。正しい「提言」を繰り返しても黙殺されるだけだ。だが政策は絵に描いた餅では意味がないのだ。安藤裕ら中堅・若手議員は国会で積極財政を促す演説をせよ。
参院広島選挙区の再選挙は自民党が負けてくれた方が菅義偉や自民党執行部に危機感を与え国民に手厚い政治を行う可能性が高まろう。その意味で立憲民主党を支持するわけではないが、野党候補を応援したい。候補者の政治思想が左翼でないと良いのだが、それは高望みだろうか。
「消費税ゼロと現金給付を」自民若手議員が提言
3度目となる緊急事態宣言を踏まえ、自民党の若手議員らが秋からの「消費税ゼロ」や現金給付策を訴え、50兆円規模の補正予算の編成を二階幹事長に...
テレ朝news
3度目となる緊急事態宣言を踏まえ、自民党の若手議員らが秋からの「消費税ゼロ」や現金給付策を訴え、50兆円規模の補正予算の編成を二階幹事長に申し入れました。
自民党・安藤裕衆議院議員:「これから緊急事態宣言も出るというなかで、改めて、企業あるいは個人に対する給付を拡大するべきだ。10月以降ですね、消費税を当面3年間ゼロにする。合わせて、社会保険料も2分の1にするということを提言しました」
自民党の安藤裕衆議院議員を会長とする30人規模の若手議員がまとめた提言では、経済対策として、企業や個人、自治体に対する支援の拡充を求めました。
具体的には減収分の8割を補填することやコロナ不況を乗り切る消費の喚起策として10月から3年間は「消費税をゼロにするべきだ」と訴えています。
提言を受け取った二階幹事長は、何も発言しなかったということです。
自民党幹部は「どこにそんな財源があるんだ」と冷ややかですが、提言をまとめた一人は「これこそが総選挙の切り札になる」と期待観を示しています。
来週、西村経済再生担当大臣に申し入れを行うことにしています。
~~引用ここまで~~
安藤裕ら「若手」(当選回数が少ないと「若手」扱いはなあ)議員らの提言は正しい。消費税を廃止して国民には現金を給付し社会保険料を減免する。教科書に書かれるような不況時に採るべき正しい経済政策だ。
しかし受け取った二階俊博が無言だったり、引用記事に出てくる自民党幹部が「どこにそんな財源があるんだ」と冷ややかに見ている辺り実現の可能性は限りなく低い。
まとめサイトでツイッターの反応は言ってることは正しいが、実現しないんじゃアリバイ作りにしかならないという声が多かった。自民党の中堅・若手議員は正しい経済・財政観を持っているのだが、自民党を牛耳っている老人達は国債を発行するつもりがない。補正予算も組むつもりがないと菅義偉が明言している。老害なのだ。
ヤフコメをざっと見た限りでもネットでは国民は経済・財政について正しい理解をしている。政府債務を気にする必要はないし、財源は赤字国債で良い。税は財源ではないというコメントの評価も高かった。ネットでは積極財政に賛成の国民が多いのだ。
だが小選挙区比例代表制度の元で中堅・若手議員が執行部に反旗を翻すことは期待できない。仮に「反乱」を起こしてもいとも容易く「鎮圧」されてしまうだろう。それでは意味がない。
だから執行部に潰されないされない形で、提言を実現させるべきなのである。
そんな都合の良い方法があるのか疑問に思うかもしれないが、それがあるのだ。議会政治の王道。議会での「演説」だ。演説を妨害することはできない。そんなことをすれば民主主義に反するとマスコミと国民から袋叩きにあってしまう。そこに機会があるのだ。
議会政治の王道である議会演説で國を動かせ - 面白く、そして下らない
戦前の帝国議会では尾崎行雄など雄弁家が何人もいた。彼らは議会演説で政治を國を動かしてきた。戦後でも田中角栄は演説が上手かったと訊く。
日本に与えた影響は悪かったのだが、小泉純一郎が国会で絶叫したことにより国民は小泉純一郎に靡いた。これが議会演説の効果なのだ。今から評価すれば反小泉純一郎派の方が正しかったのだが、彼らは国民に訴えようとはしなかった。数の力で参議院で否決することにより郵政民営化法案を廃案に持ち込もうとした。それ自体は正しかったのだが、議会演説をしなかったから国民には「守旧派」と映ってしまい惨敗した。
だがどうだろう。安藤裕ら中堅・若手議員に演説をするつもりはあるのだろうか。演説で政治を動かすまさに議会政治、民主主義の王道だが、演説をするつもりがなければ話にならない。そして国民を動かす力強い演説でなければならない。それができる国会議員がいるだろうか。
安藤裕を内閣総理大臣に - 面白く、そして下らない
安藤裕のことは内閣総理大臣にしたいくらい高く評価しているが、今はまだ3回生議員でしかない。正しい「提言」を繰り返しても黙殺されるだけだ。だが政策は絵に描いた餅では意味がないのだ。安藤裕ら中堅・若手議員は国会で積極財政を促す演説をせよ。
参院広島選挙区の再選挙は自民党が負けてくれた方が菅義偉や自民党執行部に危機感を与え国民に手厚い政治を行う可能性が高まろう。その意味で立憲民主党を支持するわけではないが、野党候補を応援したい。候補者の政治思想が左翼でないと良いのだが、それは高望みだろうか。
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