昨日の北朝鮮のミサイル発射で今年7回目のミサイル発射だ。北朝鮮はミサイルを遠慮なく発射している。種類も弾道ミサイル、巡航ミサイルと豊富だ。はじめの頃のミサイル技術は日本から盗んだかソ連から供与されたのだろうが、ミサイル発射実験を繰り返すことで相当精度が上がったのではないか。マスコミは言わないが核兵器をミサイルに搭載できるものと考えられる。
米国も核ミサイルで反撃されては堪らないので経済制裁を強化する以外手段がない。今にして思えばクリントン政権時代に北朝鮮を空爆すべきだったのだ。核実験をする前にミサイルの精度が低いうちに潰しておくべきだった。
しかし日本は村山政権と左翼政権だった。米国の北朝鮮空爆には絶対反対だったからクリントンも躊躇ってしまった。また韓国もソウルは北朝鮮の通常兵器で火の海になる距離にあるから反対した。金泳三は後に間違いだったと後悔を述べたが。
若い人にはピンと来ないだろうが、90年代は次のような朝日新聞記事が出回る時代だったのだ。私もその頃は政治にあまり関心がない若さだったのだが。
驚くかもしれないが、平成14年に金正日が日本人拉致を認めるまではこんな「空気」だったのである。恐ろしい話ではないか。しかし金正日が日本人拉致を認めても外務省は「これ以上の制裁は戦争になる」などと及び腰なのだ。
外務省の槇田邦彦アジア局長(同時)が
「たった10人くらいのことで日朝国交正常化が止まってていいのか」
と言ったことは日本人が永久に忘れてはならないことだ。外務省は日本人の生命と財産に何ら関心がないのである。
せめて日朝平壌宣言破棄をすれば拉致問題が動くのだが、政府、外務省、自民党は頑としてしようとしないし、知識人、マスコミで日朝平壌宣言破棄に言及するのは青木直人だけだ。
また北朝鮮がミサイルを持つなら反撃できるよう日本も敵基地攻撃能力を保有しなければならないが、公明党は反対だし、国民も安全保障に理解がない。国民の半数以上が敵基地攻撃能力の保有に反対なのだ。
やはり安倍晋三が保守派として敵基地攻撃能力保有を宣言すべきだったのだが、反対が出るものは先送りにする。だから安倍晋三は駄目なのだ。
岸田文雄が公明党を押し切って敵基地攻撃能力保有に踏み切るとは思えない。口先だけの「遺憾」と「抗議」しかしないのだから。誰が首相でもそうだろうが。
満州國人脈や朝鮮総督府人脈を使えば北朝鮮と「地下」で意思疏通が図れると思うのだが、政府はそれもしない。自民党はもう腐り果てたのだ。野党の安全保障はなお悪いのだが。
ロシアのウクライナ侵攻問題もあり、北朝鮮問題は置き去りだ。効果的な打つ手もない。繰り返すが内閣総理大臣が日朝平壌宣言破棄をすれば多少動きがあるはずなのだが。
米国も核ミサイルで反撃されては堪らないので経済制裁を強化する以外手段がない。今にして思えばクリントン政権時代に北朝鮮を空爆すべきだったのだ。核実験をする前にミサイルの精度が低いうちに潰しておくべきだった。
しかし日本は村山政権と左翼政権だった。米国の北朝鮮空爆には絶対反対だったからクリントンも躊躇ってしまった。また韓国もソウルは北朝鮮の通常兵器で火の海になる距離にあるから反対した。金泳三は後に間違いだったと後悔を述べたが。
若い人にはピンと来ないだろうが、90年代は次のような朝日新聞記事が出回る時代だったのだ。私もその頃は政治にあまり関心がない若さだったのだが。
~~引用ここから~~
打ち上げたのは、兵器ではなく、人工衛星だったという。まことに結構だ(だったら早く言え!)
本当だったらいい教訓だ。精密を誇る米国の偵察システムは一度の恥、日本の防衛庁などは、二重三重に恥をかく。それもまた結構。
ただ「将軍の歌」とか流さないでもっと気の利いた歌を流したら。例えば山本リンダの「困っちゃうな」とか、ベルディの「行け、わが思いよ、金色の翼に乗って」とか。
朝日新聞 1998年9月5日付東京本社夕刊『素粒子』
~~引用ここまで~~
驚くかもしれないが、平成14年に金正日が日本人拉致を認めるまではこんな「空気」だったのである。恐ろしい話ではないか。しかし金正日が日本人拉致を認めても外務省は「これ以上の制裁は戦争になる」などと及び腰なのだ。
外務省の槇田邦彦アジア局長(同時)が
「たった10人くらいのことで日朝国交正常化が止まってていいのか」
と言ったことは日本人が永久に忘れてはならないことだ。外務省は日本人の生命と財産に何ら関心がないのである。
せめて日朝平壌宣言破棄をすれば拉致問題が動くのだが、政府、外務省、自民党は頑としてしようとしないし、知識人、マスコミで日朝平壌宣言破棄に言及するのは青木直人だけだ。
また北朝鮮がミサイルを持つなら反撃できるよう日本も敵基地攻撃能力を保有しなければならないが、公明党は反対だし、国民も安全保障に理解がない。国民の半数以上が敵基地攻撃能力の保有に反対なのだ。
やはり安倍晋三が保守派として敵基地攻撃能力保有を宣言すべきだったのだが、反対が出るものは先送りにする。だから安倍晋三は駄目なのだ。
岸田文雄が公明党を押し切って敵基地攻撃能力保有に踏み切るとは思えない。口先だけの「遺憾」と「抗議」しかしないのだから。誰が首相でもそうだろうが。
満州國人脈や朝鮮総督府人脈を使えば北朝鮮と「地下」で意思疏通が図れると思うのだが、政府はそれもしない。自民党はもう腐り果てたのだ。野党の安全保障はなお悪いのだが。
ロシアのウクライナ侵攻問題もあり、北朝鮮問題は置き去りだ。効果的な打つ手もない。繰り返すが内閣総理大臣が日朝平壌宣言破棄をすれば多少動きがあるはずなのだが。
北朝鮮は建国の際に満州國や朝鮮総督府の人脈が建国に関与した節があり、それが今でも生きていると予測されています。岸信介は満州國の官僚でしたから岸信介その人には北朝鮮との繋がりがあったかもしれません。孫の安倍晋三にはないでしょうが。
その人脈をうまく使うことができれば拉致問題を進展させることができるかもしれないということです。