日本の所得収支は年20兆円ほどにも黒字だが、喜んではいけない。国内に投資するのではなく海外に投資してその数%の利益を得ているに過ぎないからだ。はじめから100兆円を国内に投資すればGDPは100兆円増えるし、そこから毎年日本のGDPが数%成長する。海外に投資してその数%利益を得ているだけでは国内は先細るだけなのだ。
海外援助はなお悪い。令和3年度のODA予算は1兆7356億円を計上した。それはそっくりそのまま海外に譲渡され、日本から消えていく。また政府は批判を恐れて日本企業に受注させない。海外では自国企業に受注させるのが当たり前なのだが。
なぜ政府は日本より外国、日本人より外国人を優先するのか - 面白く、そして下らない
そして安倍晋三は何と第二次(第二次、第三次、第四次安倍晋三内閣)安倍晋三政権で54兆円も海外にばらまいたのだった。生活保護費を年670億円削減してだ。疫病神も度が過ぎよう。
ODAより生活保護だろう - 面白く、そして下らない
また製造業で国際競争力を維持するにはどうしても労働者の賃金を低くする必要がある。支那やインドなどと正面から争えば際限なく労働者の賃金を下げることになる。為替も円安を維持する必要がある。それでは豊かになれない。
製造業がGDPに占める割合は2割程度に過ぎない。製造業を優遇すればするほど日本は衰退する。「ものづくり」など止めるしかないのだ。労働者の賃金を低くしなければ勝てない製造業に未来はなどない。まして輸出企業は国内に投資しないのだから。
もちろん私の力では政府や経団連系輸出企業の方針を変えることはできない。しかし円安信仰やものづくり信仰を少しでも改めることができれば少し何かがは変わるかもしれないのだ。いつものブログ記事と同じだ。
海外援助はなお悪い。令和3年度のODA予算は1兆7356億円を計上した。それはそっくりそのまま海外に譲渡され、日本から消えていく。また政府は批判を恐れて日本企業に受注させない。海外では自国企業に受注させるのが当たり前なのだが。
なぜ政府は日本より外国、日本人より外国人を優先するのか - 面白く、そして下らない
そして安倍晋三は何と第二次(第二次、第三次、第四次安倍晋三内閣)安倍晋三政権で54兆円も海外にばらまいたのだった。生活保護費を年670億円削減してだ。疫病神も度が過ぎよう。
ODAより生活保護だろう - 面白く、そして下らない
~~引用ここから~~
自給自足経済が日本を再生させる 海外援助、海外投資を辞める : 世界のニュース トトメス5世
海外援助、海外投資で外国の人は豊かになるが、日本人は貧しくなります日本は自由貿易という幻想を追いかけた日本は資源が乏しい国とされるが、明治維...
世界のニュース トトメス5世
(略)
日本の衰退は外国への援助、投資が原因
大戦後にアメリカは自由貿易を言い出したが、ソ連と対立して西側だけの自由貿易圏をつくった。
1991年にソ連は崩壊したので、共産圏を含む全世界自由貿易が完成し、日本は空前の繁栄を迎えると思われました。
ところがなぜか完全自由貿易が始まったら日本は衰退し、今も衰退し続けています。
この原因は自由貿易によって後進国だったアジア諸国と低賃金競争になり、日本の輸出産業はアジア諸国に敗れたからです。
欧米はすでに製造業を辞めてしまい、自国の国内に投資して国内で経済を循環させる方式に転換していました。
日本はいまだに「輸出大国」「自由貿易」の幻想抱いたまま、輸出を増やそうとしています。
その象徴は安倍政権で散々やった円安で、円安にすれば輸出が増えて訪日観光客が増えると期待した。
ところが安倍・黒田いくら円安にしても日本のGDPは1円も増えず、却って日本の国力は相対的に低下した。
これはもう日本が輸出や訪日観光客などの「外貨稼ぎ」では食えなくなっているのに、政府だけが気づいていないからです。
フランスや北欧には輸出産業なんか何もありませんが、日本より経済成長率が高く生活水準も高いとされています。
彼らはアジア諸国と輸出競争をせず、アジアに投資もせず自国の国内に投資し、国内で経済を循環させています。
日本はODAなど海外援助や海外投資が大好きだが、それらは「日本を衰退させる」経済行為です。
100兆円があるとしてその100兆円を外国に貸したり投資し、年率数パーセントの金利を得ているのが日本です。
もしこの100兆円を日本国内に投資して、年数パーセント経済成長したら日本は再び世界の大国になります。
欧米先進国はこれをやっているが、日本だけが外国にお金を流して、はした金の金利を受け取って喜んでいるのです。
~~引用ここまで~~
また製造業で国際競争力を維持するにはどうしても労働者の賃金を低くする必要がある。支那やインドなどと正面から争えば際限なく労働者の賃金を下げることになる。為替も円安を維持する必要がある。それでは豊かになれない。
製造業がGDPに占める割合は2割程度に過ぎない。製造業を優遇すればするほど日本は衰退する。「ものづくり」など止めるしかないのだ。労働者の賃金を低くしなければ勝てない製造業に未来はなどない。まして輸出企業は国内に投資しないのだから。
~~引用ここから~~
日本は製造業を辞めることで大きく発展する : 世界のニュース トトメス5世
輸出企業は稼いだ金をアメリカや中国に投資してしまうので、日本経済に貢献していません世界に”製造業の先進国”はなくなったトヨタの社長が先日「自...
世界のニュース トトメス5世
輸出企業は稼いだ金をアメリカや中国に投資してしまうので、日本経済に貢献していません
世界に”製造業の先進国”はなくなった
トヨタの社長が先日「自動車がEV化したら日本の製造業が衰退する」と否定的に発言し、大きな話題になりました。
「そうだ製造業をなくしてはならない」と、各メーカーはEVではなくカーボンゼロの燃焼エンジンを開発している。
小泉政権からずっと政府の経済政策を主導してきた竹中平蔵は、賃上げに絶対反対の持論を度々展開している。
「労働者の給料を上げたら日本の国際競争力は低下し、失業者が増えるだけだ。」と度々言っています。
トヨタは経団連を、竹中は日本政府の考えをほぼ言い表していて、日本政府と日本企業は労働者の賃金を極限まで低くしている。
また竹中が言う通り「日本の国際競争力を上げる為」円安ドル高に誘導し、実質実効為替レートは超円安になっている。
(略)
現在のドル円レートは1ドル304円
1975年の日本はまだ先進国ではなく、先進国や経済大国と呼ばれ出したのは1979年の東京サミットからでした。
1973年にオイルショックが発生し、アメリカで燃費の良い日本車が売れ始め、トヨタや日産の北米販売が軌道に乗り始めた頃でした。
その頃と同じ為替レートなのに現在は日本より低賃金の国に輸出で負け、竹中平蔵は「もっと日本人を低賃金にしなければならない」と経済会議で布教しています。
中国やインドには1日数ドルで働く人がまだいるので、彼らに輸出で勝つには理論上日本人の賃金を中国人以下にするしかありません。
だが日本以外の先進国は一国もそんな事をしておらず、中国と輸出競争もしていません。
広義の先進国の中で輸出立国と言えるのはドイツだけだが、ドイツの輸出先のほとんどはEUなので、実はEUという国内貿易に過ぎない。
EUは山ほど障壁を作ってEU外製品を排除しているので、ドイツはEU外企業との輸出競争をしていません。
すると先進国で輸出立国はひとつもなく、日本の輸出依存度は世界100位以下の20%以下となっています。
日本は輸出国家ではないのに輸出のために低賃金にし、輸出のために超円安にしたので日本のGDPが低下し続けています。
輸出とは金と物と人材を海外流出する行為
日本以外の全ての先進国は「製造業」も「輸出」も辞めてしまい、国内で投資することで経済成長しています。
日本は輸出で数兆円稼ぐかも知れませんが、その為に海外で年間数十兆円も投資しています。
日本以外の国は外国になんか投資せず、自分の国に投資して経済活動をしています。
例えばトヨタはアメリカや中国などに多額の投資をしていますが、日本国内の成長にはまったく貢献していません。
~~引用ここまで~~
もちろん私の力では政府や経団連系輸出企業の方針を変えることはできない。しかし円安信仰やものづくり信仰を少しでも改めることができれば少し何かがは変わるかもしれないのだ。いつものブログ記事と同じだ。
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