面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

令和4年9月のABC部数

2022-10-21 21:57:22 | マスコミ
令和4年8月のABC部数 - 面白く、そして下らない

の続きになる。

今回はメディア黒書が早く出してくれたのでメディア黒書を引用する。何といっても朝日新聞が400万部を切ったことが大きい。朝日新聞は部数を激減させているのだ。押し紙を整理しているのかもしれないが。5ちゃんねるにコピペが出たら後で貼りたい。

~~引用ここから~~
朝日新聞が399万部に、年間で62万部の減部数、2022年9月度のABC部数、 | MEDIA KOKUSYO

日本ABC協会が公表した2022年9月度のABC部数によると、朝日新聞は399万部となり、400万部の大台を割り込んだ。かつて読売「1000万部」、朝日「800万部」と言われていたが、「紙新聞の時代」の終わりを感じさせる。
新聞が巨大ビジネスだった時代は幕を閉じた。今後、新聞産業はさらに縮小しそうだ。

一方、朝日のライバル紙である読売新聞のABC部数は667万部だった。前年同月比較で37万部減。さらに毎日新聞のABC部数は187万部、産経新聞は100万部、日経新聞は170万部だった。いずれの新聞も部数減が止まらない。

中央紙(朝日、読売、毎日、産経、日経)がこの1年間に減らした部数は、総計で134万部になる。これは東京新聞(38万部)が3.5社が消えたに等しい。

ただ、ABC部数には「押し紙」が含まれており、ABC部数の減少は、単に「押し紙」を整理した結果である可能性もある。「押し紙」の整理を進めれば、それに応じてABC部数も減る。逆に「押し紙」の整理をしなければ、ABC部数の減数幅も小さい。

9月のABC部数は次の通りである。

朝日新聞:3,993,803(-626,041)
毎日新聞:1,871,693(-114,646)
読売新聞:6,677,823(-370,903)
日経新聞:1,702,222(-151,434)
産経新聞:1,008,642(-82,424)
~~引用ここまで~~


朝日新聞は遂に400万部を切った。祝杯でも上げたいが、私は酒を飲まない。それにメディア黒書が指摘しているように押し紙を整理した結果である可能性も高い。何れにしてももう紙の時代の終わりを感じさせる。これも何度も書いてきたが。朝日新聞が押し紙を整理していることに何か意味があるのだろうか。

読売新聞は1年で37万部の減少だ。それなりに減らしてはいるのだが、朝日新聞に比べて部数の減りは少ない。押し紙の整理はしていないのだろう。

毎日新聞は187万部。200万部を切ってからはそれなりに減らしている。押し紙で無理に維持することを止めたのではないか。押し紙の不正は反動もあるからだ。

日経新聞は170万部。紙の部数が減ってももう仕方ないと考えているのかもしれない。電子版は80万部の大台を越えたようだからだ。

産経新聞は100万部。押し紙でどうにか100万部を維持しているようだ。100万部を切るとやはり全国紙とは言えなくなる可能性が高いからだ。産経新聞の意地で100万部を維持しているのだろうが、押し紙により維持は反動も大きい。新聞販売店が買わされるので体力がなくなるのだ。

自治体に新聞購読を止めるよう意見したが、丁寧に門前払いだ。減らすつもりはないようだ。新聞など読んでも情報など入ってこないというのに。

新聞の影響力が減っているのは良いことだ。新聞に世論を操作された時代は終わるのだ。


追記

~~引用ここから~~
2022.9 ABC

A 399.3(▲3.3)
M 187.1(▲0.6)
Y 667.7(▲3.9)
N 170.2(▲0.4)
S 100.8(▲0.2)
T 38.9(▲0.0)
H 84.1(▲0.2)
K 38.0(▲0.2)
C 190.3(▲0.0)
C 51.4(▲0.1)
N 42.0(▲0.1)
~~引用ここまで~~


上から順に、A=朝日 M=毎日 Y=読売 N=日経 S=産経 T=東京 H=北海道 K=河北 C=中日 K=京都 K=神戸 C =中国 N=西日本

()は先月からの推移

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