~~引用ここから~~
自衛隊の旧型潜水艦は新興国への輸出用に適している
(略)
西側にはまともな小型潜水艦を輸出できる国がないのですが、ここで日本の出番となります。
日本国民にその気があり、総理大臣に少々の頭脳があればの話ですが、「しお型」潜水艦は現代の新興国の要求に近い。
1968年「うずしお」型(2,450トン)から1994年「おやしお」型(3,500トン)までは涙滴型の通常動力型潜水艦でした。
タイなど新興国もAIPなど新技術を要求するようになっていて、中国もそのような輸出型潜水艦を開発している。
日本の「しお型」潜水艦は大きさがぴったりのうえ機材を搭載できる余裕もあり、信頼性は(自衛隊が運用すれば)世界最高でした。
劣っているのは攻撃力で地上攻撃ミサイルや巡航ミサイルは当時対応していませんでした。
これは米国製装備を搭載すれば解決可能で、アメリカもこの話に乗ってくるでしょう。
問題は日本国民と総理大臣にやる気があるかどうかです
~~引用ここまで~~
インドネシア海軍の潜水艦が沈没したことは知っていよう。ドイツ製(西ドイツ?)の潜水艦で韓国で改修された潜水艦だが、平時に事故もなく沈没するのは性能が劣っているとしか言いようがない。
ドイツ製の潜水艦が駄目になると西側で通常潜水艦を輸出できる國は日本だけになるという。最新鋭の「そうりゅう」は新興国には高すぎる値段なのだそうだ。技術流出の懸念もある。
日本の海上自衛隊は20年で潜水艦を退役させるそうだが、これはまだまだ使える。それを新興国に輸出すればODAをばらまくより効率良く友好関係を保てると思える。
武器輸出は金をばらまきより深い関係を構築するのだ。金は貰ったその場でありがとうございますで終わりだが、武器は整備や運用方法の指導などで関係は断ちがたくなる。
何より素晴らしいのは莫大な援助をしなくて済むことだ。第二次安倍晋三内閣は途上国に54兆円とも120兆円とも云われる莫大な援助をした。しかし国益に反映されたか大いに疑問なのである。
経済政策と並んで安倍晋三の最大の失政と捉えてブログでも繰り返し批判してきた。そのうちのひとつ記事を挙げておく。
政府のインドネシアへの支援は疑問だ - 面白く、そして下らない
内閣総理大臣である菅義偉にその気があるのかは正直疑問なのだが、旧型潜水艦の輸出で途上国と関係を深めるのは実に効率が良い。「輸出」だから僅かながらでも外貨は手に入る。米国を一枚噛ませるのも良い。武器を輸出した國と支那包囲網を築ける。
金を援助するだけでは友好関係は薄いのだ。マキャベリが言っているのは敵対関係を好転させることはできない、だが。金を援助するだけでは連合國(國連)で北朝鮮非難決議に賛成さえしてくれないのである。
武器を輸出しても北朝鮮を非難してくれるかは疑問だが、金の流れが逆転しつつ友好関係を深められる最高の手段だ。
弱体な国家は強国に貢納している - 面白く、そして下らない
最新鋭潜水艦である「そうりゅう」型はオーストラリアや台湾に輸出したいと考えていたのだが、オーストラリアは自国の労働者に仕事を与えたいと断るし、台湾に武器を輸出して支那と対立が深まる覚悟など政府にはあるまい。
最新鋭潜水艦は技術流出も気に掛かるのでオーストラリアが断った際はそれで良いと考えたのだが。
旧型潜水艦を新興国に輸出して友好関係を深める。こういう外交が内閣総理大臣にできればなあ。
壊滅のドイツ潜水艦に変わり、日本が潜水艦輸出国になる可能 : 世界のニュース トトメス5世
自衛隊の旧型潜水艦は新興国への輸出用に適している画像引用:https://www.hiroshima-kankou.com/spot/383...
世界のニュース トトメス5世
自衛隊の旧型潜水艦は新興国への輸出用に適している
(略)
西側にはまともな小型潜水艦を輸出できる国がないのですが、ここで日本の出番となります。
日本国民にその気があり、総理大臣に少々の頭脳があればの話ですが、「しお型」潜水艦は現代の新興国の要求に近い。
1968年「うずしお」型(2,450トン)から1994年「おやしお」型(3,500トン)までは涙滴型の通常動力型潜水艦でした。
タイなど新興国もAIPなど新技術を要求するようになっていて、中国もそのような輸出型潜水艦を開発している。
日本の「しお型」潜水艦は大きさがぴったりのうえ機材を搭載できる余裕もあり、信頼性は(自衛隊が運用すれば)世界最高でした。
劣っているのは攻撃力で地上攻撃ミサイルや巡航ミサイルは当時対応していませんでした。
これは米国製装備を搭載すれば解決可能で、アメリカもこの話に乗ってくるでしょう。
問題は日本国民と総理大臣にやる気があるかどうかです
~~引用ここまで~~
インドネシア海軍の潜水艦が沈没したことは知っていよう。ドイツ製(西ドイツ?)の潜水艦で韓国で改修された潜水艦だが、平時に事故もなく沈没するのは性能が劣っているとしか言いようがない。
ドイツ製の潜水艦が駄目になると西側で通常潜水艦を輸出できる國は日本だけになるという。最新鋭の「そうりゅう」は新興国には高すぎる値段なのだそうだ。技術流出の懸念もある。
日本の海上自衛隊は20年で潜水艦を退役させるそうだが、これはまだまだ使える。それを新興国に輸出すればODAをばらまくより効率良く友好関係を保てると思える。
武器輸出は金をばらまきより深い関係を構築するのだ。金は貰ったその場でありがとうございますで終わりだが、武器は整備や運用方法の指導などで関係は断ちがたくなる。
何より素晴らしいのは莫大な援助をしなくて済むことだ。第二次安倍晋三内閣は途上国に54兆円とも120兆円とも云われる莫大な援助をした。しかし国益に反映されたか大いに疑問なのである。
経済政策と並んで安倍晋三の最大の失政と捉えてブログでも繰り返し批判してきた。そのうちのひとつ記事を挙げておく。
政府のインドネシアへの支援は疑問だ - 面白く、そして下らない
内閣総理大臣である菅義偉にその気があるのかは正直疑問なのだが、旧型潜水艦の輸出で途上国と関係を深めるのは実に効率が良い。「輸出」だから僅かながらでも外貨は手に入る。米国を一枚噛ませるのも良い。武器を輸出した國と支那包囲網を築ける。
金を援助するだけでは友好関係は薄いのだ。マキャベリが言っているのは敵対関係を好転させることはできない、だが。金を援助するだけでは連合國(國連)で北朝鮮非難決議に賛成さえしてくれないのである。
武器を輸出しても北朝鮮を非難してくれるかは疑問だが、金の流れが逆転しつつ友好関係を深められる最高の手段だ。
弱体な国家は強国に貢納している - 面白く、そして下らない
最新鋭潜水艦である「そうりゅう」型はオーストラリアや台湾に輸出したいと考えていたのだが、オーストラリアは自国の労働者に仕事を与えたいと断るし、台湾に武器を輸出して支那と対立が深まる覚悟など政府にはあるまい。
最新鋭潜水艦は技術流出も気に掛かるのでオーストラリアが断った際はそれで良いと考えたのだが。
旧型潜水艦を新興国に輸出して友好関係を深める。こういう外交が内閣総理大臣にできればなあ。
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