面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

参院選大勢判明

2019-07-21 23:58:18 | 政治
参院選の大勢が判明した。与党の勝利だ。改選過半数を越える議席を獲得した。

維新を含めた改憲勢力で憲法改正が可能になる3分の2以上になるかはわからないが。

この結果は事前のマスコミの調査通りではあった。しかし消費税が増税されると思うと堪らない。まだまだ国民の生活は苦しくなるようだ。

一人区は東北と沖縄県を除くとほぼ自民党が勝ったようだ。ちらほら取りこぼしはあるが。東北は自民党を離党した大物議員が後援会を引き連れたので自民党は勝てないようだ。

自民党が散々農家を虐めた反動もあるだろう。西日本では農業県でも自民党が強いが。

それと戊辰戦争の後遺症がまだあるのかもしれない。長州の安倍晋三に対する反発だ。福島つまり会津では自民党が勝ったのだが。

広島では自民党は二人区に議席独占を狙って二人擁立したのだが、ベテランの溝手が落選する波乱が起きた。

二人擁立した理由が溝手が安倍晋三のことを「過去の人」などと腐したからだ。安倍晋三は蛇のようにしつこい男だから怨みを忘れない。

溝手は岸田派だから岸田の首相就任の可能性が遠退いたかもしれない。

山本太郎の「れいわ新撰組」が躍進して比例で2議席を獲得した。山本太郎は落選のようだが、覚悟の上だったのかもしれない。

当選したければ比例の特定枠の2枠を他の候補者に譲ったりすまい。何より東京選挙区から出馬すれば当選確実だった。

山本太郎は衆議院に転出するつもりなのではないだろうか。憶測でしかないが。

そして「れいわ新撰組」は政党要件を獲得した。

重度障害者が国会に進出することは意味があるかもしれないが、有権者に強く訴えることはできないだろう。

山本太郎が議席を失っても党を引っ張って行くのかもしれない。

やはり野党は民主党政権の反動が大きい。立憲民主党は「躍進」したが、野党第一党ならなにもしなくてもこれくらいは勝つだろう。

消費税も減税や廃止を訴えず、凍結だけだ。中途半端だ。そもそも消費税増税を決めたのは民主党の野田佳彦だ。信用されまい。

共産党がそれなりに勝っているのが意外ではあるが、意外でもないのかもしれない。根強い支持者がいるのだ。

社民党は一議席を獲得するようだが、政党要件の維持は難しそうだ。しかし社民党はしぶとい。さっさと消えれば良いものを。

しかし概ねマスコミの事前調査通りとはいえ、消費税増税を公約にした自民党、公明党が勝つのは困るなあ。消費税増税は本当に消費と生活に直撃するのだ。消費税増税だけは阻止したかった。

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