日韓「和解」の教訓。米国の対中国包囲戦略に日本と韓国は同調を求められた。日韓の民俗的対立はこの中に封印させられた。成功かどうかはまだわからない。ホシュは最初から安倍晋三と言う政治家判断を誤っていた。彼は国家主義者で保守ではない。
政権発足時から、私は安倍氏は「政治家」ではあっても「革命家」ではありませんと言い続けてきました。彼は優秀な政治家ではあるが、日米安保の枠内の人。さらに市場経済論者.これからさらにホシュは裏切られるはずです。純粋なだけで政治はできないという教訓。
安倍晋三が大好きなファンたちはどれほど共同体が崩壊しても、新自由主義は正しいと言い続けるだろう。転落してゆく人々を助けるのは国民の税金と社会保障であって、新自由主義者たちではない。さらに近づく拉致処分の足跡。安倍ファンは横田咲江さんを罵倒し始めるだろう。拉致処分は米国の要請。
さらに保守の試金石。それが憲法改正である。現状では天皇陛下は改憲に賛成ではない。これは美智子皇后陛下も同様だ、さらに皇太子、秋篠宮のお二人もこうしたお考えである。安倍晋三の前に立ちはだかるのは帝の御意志である。どうする、保守。
安倍ファンたち。彼らは「嵐」のコンサートでペンライトを振り続ける女の子だちなのだ。
松潤の好きな彼女たちは松潤が井上真央ちゃんを愛していても、それはOK.だって松潤のファンなんだから。こういうファン心理の安倍ちゃんホシュ。
拉致について皇后陛下は「驚きと悲しみと無念さ」を表明された。思いは陛下も同じであろう。お二人は『日本国民の共同体」の問題と理解された。拉致は単なる国家・国防の問題ではない。日本人の共同体の問題なのだ。おふたりは正しい。
安倍総理が中国の覇権主義に対抗して強い国家を目指すのは十分に理解し得る。だが、同時に、強い国家を保証するのは弱者が救済されうる社会の存在なのである。新自由主義の跳梁跋扈で国民の階層分解はさらに進行する。これで本当にいいのか。敵は外にだけいるわけではない。
無能な野党を前に安倍自民党は無人の野を行くがごとく。衆参ダブルとなればほぼ野党は壊滅する。憲法改正。これで国会議員の数3分の2は確保。次は国民投票だ。その時、陛下は国民に強く平和の願いを訴えられるはず。側には皇后もおられる。勝てるか自民党。
サヨクもひどいが、ホシュもひどい。安倍政権を批判すれば「では、代わりに誰がいるのか」との「反論」。コトはその政策には賛成できないというだけの話。TPPはやめてくれ、中国植林事業は中止せよ。こういえば「他に誰がいるのか」との問題のすりかえ。
知的劣化は苦笑するレベル。
米国が安倍政権に求めたのはパックスアメリカーナに公然と挑戦を始めた中国に対抗し得る「強い日本」だった。だが、同時に彼らが恐れたのはアメリカの遊泳禁止区域の範囲を超えて台頭する「強すぎる日本」だった。日韓「和解」でその懸念はまずは払しょくされた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます