面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

新型肺炎には感染者の隔離と中国人の入国禁止しかない

2020-01-31 22:47:25 | 政治
~~引用ここから~~

首相、湖北省滞在歴ある外国人の入国拒否を表明…1日から適用 : 政治 : ニュース

 政府は31日、中国湖北省武漢市を中心に感染が拡大している新型コロナウイルスによる肺炎について、感染症法上の「指定感染症」とする政令を2月7...

読売新聞オンライン

 


 政府は31日、中国湖北省武漢市を中心に感染が拡大している新型コロナウイルスによる肺炎について、感染症法上の「指定感染症」とする政令を2月7日から1日に前倒しして施行することを持ち回り閣議で決定した。世界保健機関(WHO)が「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言したことを受けて判断した。

 検疫法上の「検疫感染症」とする政令も同様に前倒しする。両政令は罰則を伴うため、慣例で公布から施行まで10日間空けることになっていた。WHOのテドロス事務局長が1月30日夜(日本時間1月31日未明)に緊急事態宣言を出す前から、国内でも人から人への感染とみられる事例が確認され、政府は早急に感染拡大の防止策を強化する必要性に迫られていた。

 施行により、1日から出入国管理・難民認定法に基づいて外国人患者の入国を拒否できるようになる。検疫法に基づいて入国時に感染が疑われる人に対し、検査や診察を指示することができ、指示に従わない場合は罰則の対象となる。また、感染症法に基づいて患者を強制的に入院させたり、就業を制限したりすることも可能だ。

 WHOの緊急事態宣言は史上6件目で、感染症の世界的流行の危険性が大きい場合に出されるものだ。宣言を巡っては、1月22、23日に開かれた会合で見送られた経緯がある。

 安倍首相は31日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、日本に入国する直前の2週間以内に湖北省に滞在歴のある外国人の入国を拒否することを表明した。武漢に滞在した邦人に無症状での感染者がいたため、入国管理を強化した。2月1日から適用する。

 滞在歴にかかわらず、湖北省が発行した中国旅券を所持する外国人の入国も拒否する。入管法で、日本の利益を害する恐れがある人の入国を拒否できる規定を活用する。
~~引用ここまで~~


遅すぎるのではないか。政令で新型コロナウイルスによる肺炎を「指定感染症」「検疫感染症」とするのは、慣例で10日の周知期間を置くことになっていたが、その間にパンデミックになったらどうするのだ。

世界保健機関が「緊急事態宣言」を出そうが出すまいが、政府が主導的に動くことはできたはずだし、また危機管理の問題ではしなければならなかった。決断力のない安倍晋三の責任だ。

私はことあるごとに安倍晋三の責任に言及しているが、それは戦後日本が内閣総理大臣に権限が集中する仕組みになっているから当然なのである。まして小選挙区制の導入で内閣総理大臣の権限は極まっている。だからこそ責任も併せ持つのだ。

まして世界保健機関は支那に支配されている。先代の事務局長が香港人だし、当代のエチオピア出身の事務局長もエチオピアが支那と関わりが深いことに加えて、世界保健機関が支那の賄賂漬けだからだ。

世界保健機関は替えが効かない世界でもっとも重要な国際機関かもしれない。しかし実態は支那の傀儡組織に成り下がっている。頼りにしてはいけないのだ。

「隔離」は人権侵害といえるだろう。しかし新型コロナウイルスによる肺炎に対するワクチンがない現状では他に手がない。隔離せず自由に外を歩き回れば、感染者が爆発的に増える恐れがある。

高級ホテルのスイートルームを用意するわけにはいくまいが、人権侵害にならないよう待遇が悪くない施設に隔離する必要がある。潜伏期間である2週間はそうせざるを得ないし、感染していたら完治するまでは隔離するしかない。

入国禁止は人権侵害とは思わない。国境を管理する権限はその国の政府(入管当局)にあり、理由があれば入国を拒否できる。外国人の入国拒否は人権侵害には当たらない。まして感染の疑いがある外国人を入国させればパンデミックになりかねない。

新型コロナウイルスによる肺炎が見つかってから、今日までに感染の疑いがある外国人はかなり入国してしまい、人から人へ感染してしまったのではないかと思うが。それもこれも安倍晋三の対応が遅いからだ。

また外務省は支那全土の感染症危険情報をレベル1からレベル2に引き上げた。湖北省についてのレベル3は維持した。

湖北省に関しては最大のレベル4まで引き上げても良いくらいだと思うのだが。これは外務省の判断であり責任だ。もっとも外相を任命するのは首相の専権であるから首相の責任でもあるが。

入国拒否を「日本に入国する直前の2週間以内に湖北省に滞在歴のある外国人」に限って良いのか。支那人全員を入国拒否することは「過剰反応」かもしれないが、水際で防ぐにはそれしかない。

事態が落ち着くまで支那人観光客全員の入国を拒否するべきではないか。そう考えている。

最後に新型コロナウイルスによる肺炎の危険性について書いてきたことをひっくり返しかねないが、それは新型肺炎よりインフルエンザの方が死者を出しており、危険性が高いという論だ。

この先増えるのは間違いないが、新型肺炎の致死率は高くない。しかしインフルエンザは毎年世界で数十万人の命を奪っている極めて危険性の高い病気だということだ。たかが「風邪」がである。

インフルエンザは未知の病気ではないから人々は恐れたりしないが、危険度は高いのだ。この話を聞いたとき少し考え込んでしまった。どうなのだろう。

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