ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

「ムルマンスク⇔ソチ 3866kmの旅」の記事に関するお問い合わせについて

2013-11-13 00:00:00 | ムルマンスク⇔ソチ 3866kmの旅


毎度ご愛顧ありがとうございます。

ここのところソチ冬季五輪の影響で、当ブログの「ムルマンスク⇔ソチ 3866kmの旅」カテゴリーに振り分けられた記事に関する問い合わせが多くなっています。記事&写真の使用許可、宿や観光名所や送迎移動関係などなど・・・・。

当ブログの記事や画像の転載使用に関しては、「ムルマンスク便り」のクレジットをつけて戴ければ構いません。

拝観料や宿泊費、移動費などのデータが少し古くなっていますのでご承知おきください。

何かご質問等ございましたら、当方多忙ではありますができる限りサポートいたしますので、余裕見てご照会ください。

これを機に、ソチやロシアが日本の皆様に愛されることを願って止みません。


ブログ「ムルマンスク便り」筆者より

ソチからムルへ飛行機で移動・ユーテイルの紹介

2009-11-16 00:00:00 | ムルマンスク⇔ソチ 3866kmの旅
いよいよ帰路。ソチ近くのアドレル空港へ。
またタクシー料金が上がりましたよ。ソチ→アドレル空港1,100ルーブル。ぴぃぃ~(泣)。


今回もアドレル→モスクワ→ムルマンスクの経路で帰宅しました。
今回利用した交通手段はユーテイル航空。英語ではUTair(ユーティーエアー)、ロシア語ではЮтэйр(ユーテイル)。これまでモス→ムルへの直行便はありませんでしたが、今夏から就航するようになりました。
機内サービス&料金はいたって普通ですね。アエロフロート・ドンやアエロフロートノルドよりは若干安いみたい。
サービスに関しても、前回みたいに大きな黒ゴミ袋を持って回収しに来ることはなかったし。


シートにもたれかかり機内紙にざっと目を通すと、なんとムルマンスクの記事が・・・・。
今夏就航したので特集を組んだのでしょう。カラー4頁にわたって凡そこんなことが書かれていました。
     
ユーテイル表紙     記事1       記事2       記事3        記事4 ※記事1~4は、クリックすると大きくなります


今オーロラは夏も姿を見せる

  最も頻繁に旅行する国民として知られている日本の観光客が、団体で今夏ムルマンスクを
 訪れた。
  北極圏最大都市ムルマンスクの主要観光名所を訪れたあと、その日出づる国からやって来
 た好奇心旺盛な観光客はガイドにこう詰め寄った。
  「すみませんが、オーロラはどこですか?
  ムルマンスクで最も鮮やかな自然現象(=オーロラ)が見られる、と本で読んだものですから。
  是非お目にかかりたいのですが・・・!」


これ、実話だそうです。捏造してません・・・・・・よね?ウチの旅行団ではありません・・・・・・よね?
アリョーシャ募集のツアーなら、旅行説明会の時点で「夏にオーロラは見られません!」とハッキリ教えますが。

或いは、地球の歩き方・ロシア2008~2009年版(ダイヤモンドビック社)を読まれた方でもご存知ですね。

5~8月にご覧になりたい方は、南極大陸へどうぞご旅行ください。その期間南極は極夜なのでご覧になれると思いますよ(旅行できるか知りませんが)。オーロラは、空が暗いときしか見えません。そして天気がいいこと。太陽活動云々言う前のこと。これ、大前提。


一部ロシア&東欧専門旅行会社で実際、夏季ムルマンスク旅行の公募はされています(ただし目が飛び出るほどの高額)。今夏に日本人観光客が来るかもという情報はあるわけですが、実際来たという話は聞きませんでしたが・・・。


特集にはこのオーロラ珍エピソードの他に、「英雄都市ムルマンスク」の歴史、ムルマンスク州で採取できる天然鉱物とそれで作られる土産品、トナカイの工芸品、年間気温や気候、宿泊施設案内、レストラン情報などが紹介されていました。


        幸せの木                 サーミ族の人形 


さてソチからムルマンスクに戻ってきたことろで次記事は、
「極北ロシア・ムルマンスク オーロラツアー」参加者募集のお知らせです。

ソチの教会

2009-10-06 00:00:00 | ムルマンスク⇔ソチ 3866kmの旅
前回寄りませんでしたので、今回教会へ行きました。

ロシア人ウクライナ人アルメニア人オセチア人など国籍の坩堝化しているソチには、30を越えるロシア正教教会があります。

中でも有名なのが、ソチ市中心街にあるミハイル・アルハンゲル聖堂(写真)。ソチの日差しを受けて眩しい白亜の壁に濃グレーの丸屋根、モノトーンで清楚なイメージの教会でした。訪れたときは祭事がなかったので、人気が殆どありませんでした。

敷地内中央には聖水の採取場、これを取り囲むように聖堂がありました。

境内に住み着いているのでしょうか、親子の猫が眩い日差しの中グルーミングしていました。

ブログランキング【くつろぐ】
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村 旅行ブログへ

アイスチェック

2009-10-02 00:00:00 | ムルマンスク⇔ソチ 3866kmの旅
ソチでもやりました、アイスチェック♪
ハリコフほどの感動はありませんでしたが、ソチで販売のアイスをご紹介。

ママイカで購入したのは、バナナ&イチゴ味アイス。1本で2度美味しいアイスです。でもこれ子供用アイスでしょうか、量が少なかったです。

夏はどこの局もアイスのCM真っ盛り。その中のひとつがエクゾ。セクシー4人組ユニット「ブレスチャーシエ」の元メンバーでプロスケーターでもある、爆乳タレント・セメノーヴィチのCMで有名なこのアイスを試食。イチゴジャムのような甘ったるいアイスでした。イチゴの他にブルーベリー味なども販売していました。

もうひとつ有名なアイスは「大人のアイス」として売り出されている、マグニットシリーズ。甘さを抑えているので、甘味苦手な方やカロリーが気になる方にどうぞ。

またお国柄、政治シリーズも。
プーチンアイスプーチナ。プーチン前大統領の苗字を拝借しているだけで、別に何も関係ありません。いろいろな商品に拝借されているところに、このお方の人気が伺えます。
古き良き時代(?)のCCCPアイスもあります。美味しいですよ。話のネタにどうぞ。

ブログランキング【くつろぐ】
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村 旅行ブログへ

スタローバヤ・食べ歩き

2009-10-01 00:00:00 | ムルマンスク⇔ソチ 3866kmの旅
やっぱり食べ歩きが好きなので。

ママイカに寄った際、浜辺に1軒だけありました。ボルシチ、チキンカツ、コンポート。これだけ頼んで100Rくらいでした。安い!味も庶民のお味。

ソチ市街で、モスクワホテルの近くにあるカスカードに好んで足を運びました。安いだけでなく、10~20時まで営業しているからです。つい保養地に行くと遊びすぎて、気がつけばすっかり日が暮れ19時を回っていた、なんてことよくありましたからね。ここの肉煮込みとサリャンカが大好き。

おまけで、宿泊したホテルのバイキング朝食の写真を添えときます。

ブログランキング【くつろぐ】
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村 旅行ブログへ

小さな海水浴場・ママイカ

2009-09-30 00:00:00 | ムルマンスク⇔ソチ 3866kmの旅
ソチの北部にあるママイカというところへ行ってきました(ジャマイカではありませんョ)。

ソチ中心からマルシュルートカ83番に乗車、揺られ揺られて1時間。終着場の小高い丘で降りました。

そこから海岸へ向かって歩いていき、小さな鉄道駅「ママイカ」の傍のガード下をくぐり、海に到着です。ママイカに宿泊している家族連れで賑わっていました。

更に歩くと美しいママイカ川河口に到着、今度は川沿いに歩いていきました。川沿いには小さな露店が立ち並び、浜辺で食べる果物を販売していました。そこでカラフルな暖簾が掛かった露店を発見。・・・実はこれ暖簾ではなく、チュチェーロというコーカサスのグミゼリー菓子。中はナッツや乾し果実などで、タコ糸で数珠のように繋いだ後、グミゼリー液に漬け固めるらしい。ろうそくみたいな作り方ですね。

更に川を上ると奇妙な橋を発見。川に×印のように掛かっています。奇妙なので記念撮影しました。

ブログランキング【くつろぐ】
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村 旅行ブログへ

やっぱ黒海は気持ちイイ~♪ですねぇ。

2009-09-25 00:00:00 | ムルマンスク⇔ソチ 3866kmの旅
 今回はデッキチェアとパラソルが借りられるところで、海水浴を楽しみました。
浜辺からそう遠くない沖の方に岩肌が露出した部分があり、そこまで泳いで腰かけて休んでたりしました。
 岩は小さくないので、他の海水浴客が泳ぎ着き腰掛け、岩にへばりついたイガイ(黒い貝)をむしり取り、持ち込んだビールの肴にしていました。

***

 アドレルにも寄りました。やはりヌーディスト達には会えませんでした。多分、ギャラリーが多くいるため、落ち着いて「自然回帰」できないのでしょう。それにこの近くにあるムズィムタ川を挟んだ対岸で最近、「ソチ冬季五輪」の準備が急ピッチで進められていて、おちおち「自然回帰」も安心して出来ないのかもしれません。

・・・なんて思いながら通りを歩き視線をふと落としたら、通りのタイル面にテンプレート描きで
「ヌーディストビーチinスプートニク」
とあるのを見かけました(写真)。気がつくと通りの彼方此方にこれがありました。

 旅行後またネットサーチしてみました。
 スプートニクというのは、マツェスタとホスタの間にある小さい村あるいは駅名のこと。ここは比較的新しいヌーディストビーチで、既にゲイの皆さんの間では有名なところらしい。もちろん、家族連れや恋人同士、お友達同士で来る人も。海岸に沿って列車が運行してますが、塀や海岸の入り組み具合がうまくできていて、車窓から覗き見されることはないそうです。
 これで落ち着いて「自然回帰」できますね?!

下記浜辺で敢行している方がいらっしゃるもよう。

 アドレルのムズィムタ側河口(地図参照)※最も有名
 スプートニク駅(地図参照)※ムズィムタ川河口に次いで有名
 ダガムィス駅北部の浜辺
 マツェスタ駅がある地域の浜辺
 ゴロヴィンカ駅とチェミトクヴァジェ駅の間の浜辺※最も幅が長いらしい
 アドレルのバス停留所「クラースヌィ・シュトルム」とトンネルの間にある浜辺

あなたも「自然回帰デビュー」どうでしょう?

ブログランキング【くつろぐ】
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村 旅行ブログへ

ソチの日本料理

2009-09-24 00:00:00 | ムルマンスク⇔ソチ 3866kmの旅
 彼方此方で日本料理のチェック(ヤポメシチェック)ばかりやっていると、正しくない日本料理を出す料理屋に共通点があることに気づいてきます。

 醤油が香ばしくなく、なんだか湿気っている。或いはゴクゴク飲める薄さ。
 天ぷらを頼んだのに、出てくるのは、カツ(パン粉か米粉を使用)。
 焼きそばの麺が、小麦でなく蕎麦。
 主食であるおコメと、ネタにフルーツをドッキング。
 寿司の酢飯の味を凌駕するネタを、トッピングに採用(ベーコンとかケチャップとか)。そしてそれを串焼風にする。
 緑茶ではなく、黄茶。
一体どなたに教わったのでしょう。嘆かわしい・・・いつか教育的指導をしなければいけませんね・・・。


 今回ソチの「ヤポーナ・マーマ(Япона мама)」に寄りました。厨房にいるのは東洋人。日本人であることを、そうでなくても、正しい日本料理を学んできた人が作っていることを切に祈りながら、フィラデルフィア巻き(サーモンとチーズ巻き)、鳥の天ぷらを注文。

まずは、醤油チェック。
が該当しました。塩辛い醤油のはずなのにゴクゴク飲めました。香りもなんだか湿気っていました。

巻き寿司は、まあいいでしょう。

鳥の天ぷら・・・・メニューの写真を見たときから懐疑的でしたが、出されたものはどうみても「チキンナゲット」でした。該当です。タレは醤油とだし汁をあわせたのはいいのですが、出汁の味も甘味も足りませんでした。筆者、ナゲットを薄い出汁醤油で食べたの、人生初めてでした。

ブログランキング【くつろぐ】
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村 旅行ブログへ

ソチの美術館

2009-09-14 00:00:00 | ムルマンスク⇔ソチ 3866kmの旅
 ソチ中央地区、海岸とクロールト大通りに挟まれた緑地内に、美術館があります。1936年に建設された宮殿調の建屋。周囲には当時を象徴するアンピールがとても美しく残っています。美術館自体は1971年に開設されたようです。
美術館の前にはとてもよく整備された美しい庭、脇にはギリシャ神話に登場する金色の羊の像が建立されています。

 中は3階建てになっています。1、2階は絵画ルーム、3階はソチ都市計画を模したジオラマが展示されています。

 19世紀~現在に至るまでの作品が多く、ソチらしく極彩色豊かな絵、それとは逆に人間関係の複雑さを描いた絵、詩吟プーシキンの肖像画、オリンピックを象徴する陶芸作品・・・どれも素晴らしい作品ばかりです。

 巨匠アンドリアカの個展と彼の弟子による作品展が開催されていて、ラッキーでした。アンドリアカの絵画の特徴は、いきなり絵の具を使うところ。下絵は全くせずにすぐ色を置くそうです。それでいてあの正確さ。どうしたもんでしょう。
 彼の弟子はさすがにそうではないと思いますが、10代の子供でさえも本当に写実的に描いていて、ただただ驚くばかり。


[所在地]Краснодарский край,
город Сочи, Курортный проспект 51

[電話]62-2985,62-2947
[営業時間]10:00-18:0
[URL]http://www.sochiartmuseum.ru/


ブログランキング【くつろぐ】
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村 旅行ブログへ