ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

日本語教室開講しました

2008-09-24 14:06:27 | 日本語教室・日本文化
現在、大阪堺市の文化喫茶・結で「オーロラ写真展」開催中です。
ムルマンスク市在住の天文学者・トゥロシェンコフ氏が撮影した、魅惑のオーロラ写真の数々をご覧戴けます。喫茶店内に展示されているので、飲食物をオーダーすることで入場料になるそうです。詳しくは下記HP。
http://www.murman-navi.info/aurora/expo080922-081004.html

========================================

さてところ変わって、こちら現地の報告。

9月9日(火)から、日本語教室が開講されました。
写真はその様子です。人数は徐々に増えていき、現在20名近くになりました。

昨今の日本文化ブームにより、駆け込んだのでしょう。生徒の皆さんは授業に興味深々です。

生徒の大半は今年新規です。つまり以前日本人に習ったことが無い方ばかり。一人だけ、二代目日本語教師・Raffaelloさんの教え子だった方(男性)がいるだけです。ということは、初代日本語教師・伝兵衛さんの話をしても「誰その人?」と思う人ばかり。まあ、そうだね。彼に教わった人は既に、中級レベルで学んでいるはずだから。

今年の4月&5月に参加した生徒さんの殆どは、まだ教室に来ていません。女性がひとりだけ。いまひらがな&カタカナを教えていて、その繰り返しになるため、これらが終了する10月下旬から顔を出すみたいです。

筆者は実は、人の顔と名前を覚えるのが苦手です・・・顔と名前が一致しないことが度々あります。特に名前がエキゾチックだと・・・。でも名簿をつくったり、写真を撮ったりなど工夫して、なんとか全員覚えることができました。

みんな勘の良い、積極的な明るいコばかりです。

ヤポメシチェック(4)

2008-09-20 07:07:40 | カフェ・レストラン・グルメ
 正しい日本料理を提供してくれるか検証していくコーナー、「ヤポメシチェック」。不定期更新。

 第4回目は、ЕВРАЗИЯ(エヴラージア)をご紹介します。

 ЕВРАЗИЯとはユーラシアという意味。

 前回&前々回でお伝えした、傾きかけたラムストルそこの大イートインスペースの一角にあります。前回で「川崎ラゾーナみたい」と書きましたね。

 寿司、刺身などを出しています。やはり寿司というか、日本食は高い。今回筆者の懐に秋風がひゅうひゅう吹いていたので、安いものを注文。幸いここでは手巻き寿司のばら売りをしていたため、トビコ手巻きを注文(95p)。

 先に会計を済ませ、ピンク色のシール付のレシートを貰い、待機します。5分くらいして店の方を見ると、ピンクランプが点滅していました。出来上がりのサインです。

 カウンターに取りに行くと、小カップに刺身醤油、手巻き寿司の皿には甘酢生姜とワサビつき。トビコもタップリ入ってて、いぃんじゃな~い?食べてみました。酢飯も正しい、巻き方もOK。間違ってない。ネタの鮮度もまあまあ。いぃんじゃな~い?

 ムルマンスクへお越しの際は是非お立ち寄りください。

<アクセス>
 所在地  пр. Кольский д.120
 電話   -
 営業時間 10:00~21:00(土日も営業)

ラムストル(その2)

2008-09-16 02:50:12 | スーパーマーケット他
その1ではギーペルマーケット「ラムストル」の近況をお伝えしました。

今回はそれ以外。

このラムストルは地下1階から地上2階まであり、マーケット以外にはブティックや食事処、映画館などがあります。今日本で多くある多目的デパートタイプです。中心街に店舗があるユーノスチの分室もここにあり、ゆったりたくさんテーブル席で軽食を摂ることが出来ます。

食事エリアは真ん中にテーブルがたくさんあり、その周囲にショップが立ち並ぶ形式です。ロシア料理、軽食、アイスクリーム、日本食、ハンバーガーなどなど。この提供形式は、川崎ラゾーナを思い起こします。家族連れで賑っていました。

映画館は2スペースあり、今流行りの映画を上映。

マーケット以外のところはまあまあなんですが・・・。

なんて憂えてたら、こんな記事を発見しました。
ギーペルマーケット・ラムストル 閉店
9月9日に閉店したらしい。
やっぱりオケーィに客取られたんですね。ラムストルのオーナー会社である、トルコのマーケット経営会社が、ラムストルを売りに出しました。既に大部分はフランスのアシャンという会社が買収したようですが。今年10月には何らかの形で再出発を図るようですが・・・。

豆乳もう3本買っとけば良かった・・・・・・ここにしか売ってなかったんだもん

ラムストル(その1)

2008-09-15 01:08:12 | スーパーマーケット他
3年くらい前でしょうか。

丁度今頃、ムルマンスク市南部のピェルヴォマイスキー地区の高台に、ギーペルマーケット・ラムストル(Рамстор)が誕生しました。ギーペルとは、英語でいうhyperの意味。とても大きいという意味です。

モスクワ系と聞きました(後程トルコ系になったらしい)。当時はムルマンスク初のギーペルマーケット誕生ということで、ムルマンスク市じゅうから買い物客がドッと押し寄せ、ニュースで取り上げられるほどだったとか。

筆者は前回の日本語教師Raffaelloさんから様子を聞いてはいましたが(こちらクリック)、家から遠かったため、実際足を運んだのは先月8月。駐車場が多いですね。

1階がそのギーペルマーケットです。店内は広くて明るい。以前お伝えしましたオケーィと引けをとりません。

しかし・・・・・・・商品が全体の半分以下しかありませんでした。

特に、精肉鮮魚売り場には有人の専用カウンタがありますが、冷蔵ショーケースに肉魚が一つもありませんでした。無人コーナーにパックで包まれた肉魚が少しあるきり。開店当初は、活発なやり取りがあったと思うのですが・・・。

うずらの卵を買おうと商品を手に取り、データを見ました。7月19日梱包。品質保持期間は30日間。今日何にちだっけ・・・・・・8月28日・・・・過ぎてンじゃん!

ビックリなのは商品の数量と品質だけではありません。買い物客が数えるほどしか居ませんでした。夕方だったからたくさん客が居ていいのですが・・・。

サンクト系のオケーィに客をごっそり抜かれたようでした。まあ、立地条件や交通の便を考えると、勝ち目はないですが。マーケットは弱肉強食の時代に突入しました。

この日は豆乳を買って店を出ました。モチロン、品質保持期限は確認済。

味噌作り進捗報告その2

2008-09-13 03:19:05 | スグレモノ・ヘンテコモノ
大分進捗報告が滞ってたので、ここで報告。
ムルマンスクでは大豆が手に入らないため、赤インゲン豆を使って味噌作りにチャレンジしたのが、3月下旬。

写真は左から5月下旬、6月下旬、8月上旬、9月上旬の味噌の状態。
味噌上部に溜まっていた水は、いまでは暗褐色に染まり、香りも醤油っぽくなってきました。

早ければ今月下旬にでも試食してみます・・・・・・。
うまいか×かは、ネ申のみぞ知る・・・・・・。

↓これまでの進捗報告は下記リンクをどうぞ↓
味噌作り進捗報告(6/3) http://blog.goo.ne.jp/murmansk/e/cdf84bdf7cd614d5df74ae296ba8d0a5
味噌作りにチャレンジ(5/5) http://blog.goo.ne.jp/murmansk/e/2e19787cf8ff5caf83ac14ff7f286012

スーパーマーケットСИТИ ГРУМЭ

2008-09-06 05:04:55 | スーパーマーケット他
8月にオープンしたばかりのスーパーマーケット、シチーグルメ(СИТИ ГРУМЭ)をご紹介します。

ムルマンスク市を南北に縦断する大通りの南部分は、コーリスキー大通りと呼ばれます。この大通り沿いにあり、バス停「オーゼラ・レドーヴァヤ」で下車するとすぐ目の前にあります。

通りに沿うように非常に長~い建屋が、シチーグルメ。白地に赤でポテトやスメタナなどいっぱい書かれた上部璧面の上に、「СИТИ ГРУМЭ」と書かれた屋号が印象的です。

中に入ると、清潔で店内がとても明るい。青果、精肉など充実しています。・・・とまあここまで書くと皆さんには「普通ジャン」って言われてしまうかもしれませんね。

そんなフツーと呼ばれそうなスーパーマーケットの中で、筆者が特筆したかったのは、アジア食材の豊富さ。筆者は方々調べていますが、恐らくムルマンスク市内で一番でしょう。

その写真が、画像の右下にあります。良く見ると「マロニー」というのが見えませんか。そう、あのマロニーちゃん♪です。醤油以外日本製食材をこちらで見かけたことがありませんでした。なので、見つけて思わずニンマリ微笑んでしまいました。

このコーナーには他にも、乾燥椎茸、海苔、ビーフン、甘酢しょうが、ワサビ、蕎麦うどん、醤油、グリーンカレー用ペースト、ココナッツミルク・・・まだまだたくさん。大部分が中国&韓国製でしたが、アジアンフードが1コーナーも占めているのは、ムルマンチャーネがアジアに注目している証拠でしょうかね♪

オーロラ写真展のお知らせ♪

2008-09-03 05:11:01 | オーロラ
ムルFAN、オーロラFAN、またはいずれでもない方。
はーい、大変長らくお待たせしました

ロシアの北極圏にある大都市・ムルマンスク市で撮影された、幻想的なオーロラ写真の展示会を開催します

詳しくはムルマンスク情報「アリョーシャ」をご覧下さい(下のURLをクリック)。

http://www.murman-navi.info/ ←これクリック!


p.s.昨日ムルマンスクの気温は+2℃。みぞれが降りました

秋の気配あちこち

2008-09-02 00:10:21 | ムルマンスク市・街の表情
前記事で、秋を告げる野菜・カボチャの話をしました。

今回は、キノコ(грибы)。グリブィと読みます。
ロシアのキノコは数十種類にもわたってあるらしい。

で、市街でよく見かけるのは、写真にあるキノコ。
いずれも毒キノコであることはほぼ間違いないのですが、多種のため名称を特定できず。

こうして見てみると、ムーミンのお話に出てくるニョロニョロに似てるって思うのは筆者だけ・・・?ムルが北欧から近いだけに