5月22日からムルマンスクでは白夜シーズンに突入しました。
白夜とは、真夜中でも薄明のように明るいか、1日中太陽が沈まない現象のこと。
トップ画像は白夜前夜の写真。オーロラ出現報告でもお馴染み、自然写真家L Trofinovaさんによるもの。
白夜は6月22日まで続きます。

白夜とは、真夜中でも薄明のように明るいか、1日中太陽が沈まない現象のこと。
トップ画像は白夜前夜の写真。オーロラ出現報告でもお馴染み、自然写真家L Trofinovaさんによるもの。
白夜は6月22日まで続きます。
2014年3月に、ムルマンスク州各地に出現したオーロラの様子です。
太陽風が高速になった5・14・23日頃、中~大規模フレア発生が10・30日前後あり、コロナ質量放出が17・24日頃発生。地球磁場が活発になったのは3・22・28日頃。総じて23日前後がオーロラ大好機だったようですが、投稿は少なかったです。
今年3月のムルマンスク州は、曇天が相変わらず続き、気温も0度前後。それでも州内の写真家の皆様が粘りに粘って待ち続け、13日からようやくUPできるようになりました。モンチェゴルスク市のマトヴェエフ氏の作品が、3月最後を飾ってくれました。
ムルマンスク州での観望は4月中頃まで。4月のオーロラを日本の皆様にお届けすることができますでしょうか。


▲ 2014年3月13日
月夜のオーロラinモンチェゴルスク市(I Matveev)※上段右と下段中の写真が宇宙天気ニュース(2014年3月15日付)に掲載されました

▲ 2014年3月16日
街道の向こうにinロデイノエ町(L Trifonova)




▲ 2014年3月18日
上2段:上空に蛇行するオーロラinカンダラクシャ市(A Yurenev)
下から3段目:青白いオーロラinキーロフスク市(V Djiganov)
下から2段目:セヴェロモルスクの自然に現れたオーロラinセヴェロモルスク市(E Molchanovsky)
最下段:七色のカーテンinモンチェゴルスク市(I Matveev)

▲ 2014年3月19日
寝静まってから・・・inムルマンスク市(A Bombasov)

▲ 2014年3月24日
夜空に広く現れたオーロラinポリャールヌィ市(M Timofeev)

▲ 2014年3月26日
左:水面に映えるオーロラinセヴェロモルスク市(E Molchanovsky)
右:雪解け間近の郊外にinセヴェロモルスク市(L Trifonova)

▲ 2014年3月27日
満天の星空に広がるオーロラinスネジュノゴルスク市(L Yasinskaya)

▲ 2014年3月31日
疾走する雲の切れ間からinモンチェゴルスク市(I Matveev)
ブログランキング【くつろぐ】



太陽風が高速になった5・14・23日頃、中~大規模フレア発生が10・30日前後あり、コロナ質量放出が17・24日頃発生。地球磁場が活発になったのは3・22・28日頃。総じて23日前後がオーロラ大好機だったようですが、投稿は少なかったです。
今年3月のムルマンスク州は、曇天が相変わらず続き、気温も0度前後。それでも州内の写真家の皆様が粘りに粘って待ち続け、13日からようやくUPできるようになりました。モンチェゴルスク市のマトヴェエフ氏の作品が、3月最後を飾ってくれました。
ムルマンスク州での観望は4月中頃まで。4月のオーロラを日本の皆様にお届けすることができますでしょうか。







▲ 2014年3月13日
月夜のオーロラinモンチェゴルスク市(I Matveev)※上段右と下段中の写真が宇宙天気ニュース(2014年3月15日付)に掲載されました

▲ 2014年3月16日
街道の向こうにinロデイノエ町(L Trifonova)











▲ 2014年3月18日
上2段:上空に蛇行するオーロラinカンダラクシャ市(A Yurenev)
下から3段目:青白いオーロラinキーロフスク市(V Djiganov)
下から2段目:セヴェロモルスクの自然に現れたオーロラinセヴェロモルスク市(E Molchanovsky)
最下段:七色のカーテンinモンチェゴルスク市(I Matveev)

▲ 2014年3月19日
寝静まってから・・・inムルマンスク市(A Bombasov)

▲ 2014年3月24日
夜空に広く現れたオーロラinポリャールヌィ市(M Timofeev)


▲ 2014年3月26日
左:水面に映えるオーロラinセヴェロモルスク市(E Molchanovsky)
右:雪解け間近の郊外にinセヴェロモルスク市(L Trifonova)

▲ 2014年3月27日
満天の星空に広がるオーロラinスネジュノゴルスク市(L Yasinskaya)

▲ 2014年3月31日
疾走する雲の切れ間からinモンチェゴルスク市(I Matveev)
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5月に入りました。
上の写真は5月2日21時半頃、職場で撮影したものです。
疲労しているところに、太陽光がグサッっと視界に入ってきました。
ムルマンスクではすでに真夜中でも薄明のような明るさになっているため、オーロラは見られません。
天気は日中晴れ、夜間は曇りがち。たまに数十分程度の雪がちらつきます。
気温は日中+5度以下、夜間はマイナス1~2度。
でも今週末あたりから気温が上がるようです。
その週末に当たる5月9日、ロシアの各地で戦勝記念パレードが開催されました。
モスクワでのパレードは予想通り、いつもよりも荘厳華麗だったと評判でした。
ここムルマンスク州でも各地で催されました。
パレードの様子は以下リンク先で見ることができます。パレード前半は晴れていましたが、後半の大祖国防衛戦争慰霊碑(アリョーシャ像)でのセレモニーでは時折雪がちらつきました。像は緑の岬の上に立っていますので、麓より風が強く寒いです。
http://www.tv21.ru/news/2014/05/09/?newsid=68864
式典プログラムは以下。
10:00~ 北方戦線艦上でのロシア連邦国旗及びアンドレーエフスキィ海軍旗高揚。
軍旗を携行した沿岸警備隊による隊形編成。記念号令説明。・・・・セヴェロモルスク市
10:00~ 軍隊による隊形編成及び行進、軍歌。・・・・パリャールヌィ市とガジーエヴォ市
10:00~10:30 ムルマンスク守備隊による祝賀軍隊パレード・・・・ムルマンスク市

10:40~10:50 ソビエトの英雄・ブレドフ像への献花・・・・ムルマンスク市

▲中央の女性は、ムルマンスク州知事のM・コフトゥン女史
11:00 ムルマンスク市民と来賓による大祖国防衛戦争慰霊碑(アリョーシャ像)への祝賀行進及び祝賀ミーティング・・・・ムルマンスク市

22:00 礼砲(打ち上げ花火)・・・・ムルマンスク市とセヴェロモルスク市

▲ムルマンスク市対岸のアブラム岬で撮影されたものです
西で昔起きた対独大祖国戦争なんて、極東の私たちにはよ~くわかりません、よね?
対独大祖国戦争の戦争マップを、以下のサイトでダウンロードしてご覧いただけます。
App Store版、GooglePlay版、flash版の3タイプを用意。
http://www.pobediteli.ru/
1942年まで全欧州、ベラルーシ、ウクライナ、そしてソ連・・・とナチスドイツに貪られていきますが、その後ソ連国民一丸になって駆逐&巻きかえし、1945年5月9日で全土奪還、勝利を収めていきます。再生中に、ムルマンスク州の地図も小窓で出てきますので、じっくりご覧ください。
今年に入って、ウクライナ情勢による緊迫した状態が続いています。
クリミアのロシア併合、ウクライナ東部への大国間の干渉合戦など・・・・。
ロシア国民の多くが愛国心を強め、非常に盛り上がっています。
彼らはソ連崩壊後に失ってしまった価値観、誇り、アイデンティティ、結束を、
心のどこかで取戻していきたいのかもしれません。
上の写真は5月2日21時半頃、職場で撮影したものです。
疲労しているところに、太陽光がグサッっと視界に入ってきました。
ムルマンスクではすでに真夜中でも薄明のような明るさになっているため、オーロラは見られません。
天気は日中晴れ、夜間は曇りがち。たまに数十分程度の雪がちらつきます。
気温は日中+5度以下、夜間はマイナス1~2度。
でも今週末あたりから気温が上がるようです。
その週末に当たる5月9日、ロシアの各地で戦勝記念パレードが開催されました。
モスクワでのパレードは予想通り、いつもよりも荘厳華麗だったと評判でした。
ここムルマンスク州でも各地で催されました。
パレードの様子は以下リンク先で見ることができます。パレード前半は晴れていましたが、後半の大祖国防衛戦争慰霊碑(アリョーシャ像)でのセレモニーでは時折雪がちらつきました。像は緑の岬の上に立っていますので、麓より風が強く寒いです。
http://www.tv21.ru/news/2014/05/09/?newsid=68864
式典プログラムは以下。
第69回 大祖国戦争(1941年-1945年)戦勝祝賀記念行事 プログラム
10:00~ 北方戦線艦上でのロシア連邦国旗及びアンドレーエフスキィ海軍旗高揚。
軍旗を携行した沿岸警備隊による隊形編成。記念号令説明。・・・・セヴェロモルスク市
10:00~ 軍隊による隊形編成及び行進、軍歌。・・・・パリャールヌィ市とガジーエヴォ市
10:00~10:30 ムルマンスク守備隊による祝賀軍隊パレード・・・・ムルマンスク市


10:40~10:50 ソビエトの英雄・ブレドフ像への献花・・・・ムルマンスク市

▲中央の女性は、ムルマンスク州知事のM・コフトゥン女史
11:00 ムルマンスク市民と来賓による大祖国防衛戦争慰霊碑(アリョーシャ像)への祝賀行進及び祝賀ミーティング・・・・ムルマンスク市

22:00 礼砲(打ち上げ花火)・・・・ムルマンスク市とセヴェロモルスク市

▲ムルマンスク市対岸のアブラム岬で撮影されたものです
西で昔起きた対独大祖国戦争なんて、極東の私たちにはよ~くわかりません、よね?
対独大祖国戦争の戦争マップを、以下のサイトでダウンロードしてご覧いただけます。
App Store版、GooglePlay版、flash版の3タイプを用意。
http://www.pobediteli.ru/
1942年まで全欧州、ベラルーシ、ウクライナ、そしてソ連・・・とナチスドイツに貪られていきますが、その後ソ連国民一丸になって駆逐&巻きかえし、1945年5月9日で全土奪還、勝利を収めていきます。再生中に、ムルマンスク州の地図も小窓で出てきますので、じっくりご覧ください。

今年に入って、ウクライナ情勢による緊迫した状態が続いています。
クリミアのロシア併合、ウクライナ東部への大国間の干渉合戦など・・・・。
ロシア国民の多くが愛国心を強め、非常に盛り上がっています。
彼らはソ連崩壊後に失ってしまった価値観、誇り、アイデンティティ、結束を、
心のどこかで取戻していきたいのかもしれません。