深夜1:10発 239系統急行シンフェローポリ行きの寝台列車に乗りました。
部屋はクペー(男女混合)、乗車料金は7,280p60kでした。
食事付きではないので、乗車前に食べ物を買い置きして持ち込みました。
前回のソチ旅行では3776kmの長旅でしたので、3泊4日。
今回はソチよりやや北にあるハリコフまででしたので、2泊3日で済みました。
停車駅は以下のとおり。
ムルマンスク → コラ → オレネゴルスク → アパチット1 → アフリカンダ → パリャールヌィエゾーリ → カンダラクシャ → クニャージャヤ → チュパ → ロウヒ → アンバルヌィ → エンゴゼロ → クゼマ → ケミ → ベロモルスク → イデリ → ナドゥヴォイツィ → セゲジャ → メドヴェジヤゴーラ → ミャンセルガ → コンドポガ → スナ → ペトロザボーツク → スヴィリ → ポドパロージエ → ロデノエポーレ → ヴォルホフストロイ2 → テレボチェヴォ → アンドレーヴォ → チゴダ → チュドヴォ・キーロフスク → ウグロフカ → ボロゴエ・マスコフスコエ → トヴェリ → パヴァロヴォ3 → ツーラ1クールスカヤ → アリョール → クルスク → ゴスチシェヴォ → ベロゴロド → カザチヤローパニ → ハリコフ
※太字は15分以上停車駅。詳しくはコチラを。ロシア語です。
往路初日は白夜広がる北極圏を横切り、2日目はサンクト&モスクワを回避しながら南へひたすら進み、3日目に国境越えをしました。国境を越えたら、ハリコフは目前。
でも、旅にはハプニングがつきものです。
最難関は、ベルゴロド駅とカザチヤローパニ駅でした。この駅間に国境があります。
この2駅で旅券と査証チェックをします。
外国人がこのチェックをクリアするには、旅券(期限まで余裕が十分あること)と査証(マルチビザであること)に不備が無いことが条件ですが、ロシア在住で暫定定住許可を受けた外国人である筆者の場合は少し違います。
∮ロシア側で要求される書類∮
1)旅券(期限まで余裕が十分あること)
2)査証(出国ビザと入国ビザを携帯し、不備が無いこと)
3)出入国カード(出入国の際に書かされるカード。これに不備が無いこと)
4)移民カード(ミグラツィオンヌィタロン。これに不備が無いこと)
5)鉄道チケット
※書き方などは「地球の歩き方ロシア編」などをご覧ください。
∮ウクライナ側で要求される書類∮
1)旅券(期限まで余裕が十分あること)
2)出入国カード(出入国の際に書かされるカード。用紙は車内で事前に配布され、提示前に書き埋めます)
3)鉄道チケット
※査証は不要。
※書き方などは「地球の歩き方ロシア編」などをご覧ください。
数年前、ウクライナは日本人旅行者に対して
「90日以内の観光目的の滞在に関しては、査証は不要」
という嬉しい法律を施行しました。
でも、ロシア在住の日本人に対してはどうなんだろう?難癖つけられないか?・・・と不安がありました。
事実、出発数ヶ月前と前日にウクライナの領事館に問い合わせたところ、
「あ”~、観光目的の日本人はビザ必要なしよ。安心して。」
「いいえ。ウクライナに縁故のないロシア人と同じ扱いです。個人宅泊なら、招待状とビザ、保険が必要で・・・。」
・・・・・・・・・・・・言ってることが180度違うではありませんか!
もし前日に再確認したことが正であれば、カザチヤローパニ(ウクライナ)かベルゴロド(ロシア)で途中下車し、どこかの施設に宿泊して、招待状を早急に作ってもらって転送してもらう。もしくはムルマンスクへ強制送還、な~んてこともあり得ました。
結局は上に書かれた必要書類の通り。前日に聞いた情報は誤でした。
まあ、ウクライナの領事館、前例が稀有なのによく調べず適当に答えたか・・・?ちゃんと仕事しておくれ。
ドキドキ焦った往路でした。
現時点では上記書類でOKですが、査証に関する法律は頻繁に且つすぐ変わるので、お出かけ前には滞在予定国領事部に電話するか、HPをよく確認しましょう。
部屋はクペー(男女混合)、乗車料金は7,280p60kでした。
食事付きではないので、乗車前に食べ物を買い置きして持ち込みました。
前回のソチ旅行では3776kmの長旅でしたので、3泊4日。
今回はソチよりやや北にあるハリコフまででしたので、2泊3日で済みました。
停車駅は以下のとおり。
ムルマンスク → コラ → オレネゴルスク → アパチット1 → アフリカンダ → パリャールヌィエゾーリ → カンダラクシャ → クニャージャヤ → チュパ → ロウヒ → アンバルヌィ → エンゴゼロ → クゼマ → ケミ → ベロモルスク → イデリ → ナドゥヴォイツィ → セゲジャ → メドヴェジヤゴーラ → ミャンセルガ → コンドポガ → スナ → ペトロザボーツク → スヴィリ → ポドパロージエ → ロデノエポーレ → ヴォルホフストロイ2 → テレボチェヴォ → アンドレーヴォ → チゴダ → チュドヴォ・キーロフスク → ウグロフカ → ボロゴエ・マスコフスコエ → トヴェリ → パヴァロヴォ3 → ツーラ1クールスカヤ → アリョール → クルスク → ゴスチシェヴォ → ベロゴロド → カザチヤローパニ → ハリコフ
※太字は15分以上停車駅。詳しくはコチラを。ロシア語です。
往路初日は白夜広がる北極圏を横切り、2日目はサンクト&モスクワを回避しながら南へひたすら進み、3日目に国境越えをしました。国境を越えたら、ハリコフは目前。
でも、旅にはハプニングがつきものです。
最難関は、ベルゴロド駅とカザチヤローパニ駅でした。この駅間に国境があります。
この2駅で旅券と査証チェックをします。
外国人がこのチェックをクリアするには、旅券(期限まで余裕が十分あること)と査証(マルチビザであること)に不備が無いことが条件ですが、ロシア在住で暫定定住許可を受けた外国人である筆者の場合は少し違います。
∮ロシア側で要求される書類∮
1)旅券(期限まで余裕が十分あること)
2)査証(出国ビザと入国ビザを携帯し、不備が無いこと)
3)出入国カード(出入国の際に書かされるカード。これに不備が無いこと)
4)移民カード(ミグラツィオンヌィタロン。これに不備が無いこと)
5)鉄道チケット
※書き方などは「地球の歩き方ロシア編」などをご覧ください。
∮ウクライナ側で要求される書類∮
1)旅券(期限まで余裕が十分あること)
2)出入国カード(出入国の際に書かされるカード。用紙は車内で事前に配布され、提示前に書き埋めます)
3)鉄道チケット
※査証は不要。
※書き方などは「地球の歩き方ロシア編」などをご覧ください。
数年前、ウクライナは日本人旅行者に対して
「90日以内の観光目的の滞在に関しては、査証は不要」
という嬉しい法律を施行しました。
でも、ロシア在住の日本人に対してはどうなんだろう?難癖つけられないか?・・・と不安がありました。
事実、出発数ヶ月前と前日にウクライナの領事館に問い合わせたところ、
「あ”~、観光目的の日本人はビザ必要なしよ。安心して。」
「いいえ。ウクライナに縁故のないロシア人と同じ扱いです。個人宅泊なら、招待状とビザ、保険が必要で・・・。」
・・・・・・・・・・・・言ってることが180度違うではありませんか!
もし前日に再確認したことが正であれば、カザチヤローパニ(ウクライナ)かベルゴロド(ロシア)で途中下車し、どこかの施設に宿泊して、招待状を早急に作ってもらって転送してもらう。もしくはムルマンスクへ強制送還、な~んてこともあり得ました。
結局は上に書かれた必要書類の通り。前日に聞いた情報は誤でした。
まあ、ウクライナの領事館、前例が稀有なのによく調べず適当に答えたか・・・?ちゃんと仕事しておくれ。
ドキドキ焦った往路でした。
現時点では上記書類でOKですが、査証に関する法律は頻繁に且つすぐ変わるので、お出かけ前には滞在予定国領事部に電話するか、HPをよく確認しましょう。
あと、出発3日目に書いてあるウクライナ国境の駅名ですが、
(誤)カザチヤローパリ
(正)カザチヤローパニ
です。
中腰スタイル画を知り合いのロシア人に見せたところ、「便座に乗っかり用を足すものだョ」と大笑いされたので、変更しました。不安定極まりないと思うのですが、そうらしいです。だったらいっそのこと、洋式ではなく和式にして欲しいよナ・・・
プリャーニクの語源は、ロシア語の形容詞пряный
(意味:ぴりりとして香ばしい)。この名詞пряностьは「薬味」。
・・・って言っても別に辛くないですよ。糖蜜菓子。スパイスの利いた糖蜜菓子の中身は黒胡椒、ディル、蜜柑の皮、レモン、ミント、バニラ、生姜、アニスシード、ヒメウイキョウ、マスカット、クローブ、蜂蜜など(桂皮とか嘘書いてました。スミマセン)
1ヶ月ぐらいは日持ちします。トゥーラはプリャーニク名産地ですが、そこだけでなくロシアの彼方此方で販売されていますので、ロシア土産に是非どうぞ。