比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

谷川岳・・周遊・・散策・・②

2006-11-07 | 私の水彩夢紀行
谷川岳の散策その②です。
この絵はアリエナイ絵です。西黒尾根から武能岳まで見えます。魚眼でもこんなフウには見えません。私の捏造です。場所は一の倉沢が湯檜曽川に入るところ、反対側は白毛門ゼニイレ沢が落ちてきたところです。
いい景色です。道は河原の踏み跡だけです。オニギリを食べるには絶好な位置です。
私はこれにコンビニで買ったクリームパンやアンパンがあればなおケッコウです。
ガスバーナーを持って行ってコーヒーかお茶を呑めばさらにグーです。
ゼッタイに芋煮会などの宴会はやらないでください。
 
正面の岩壁は「一の倉沢」です。「クラ」は岩の露頭した山だそうです。赤倉とか黒倉とか白倉とかいう山が日本中にあります。
サワ」はフォッサマグナから西では谷です。この山で一番の山とサワだと威張ってるのでしょう。
谷川岳は左のピークです。「トマノ耳」と「オキノ耳」(1977m)との双耳峰です。
トマ」は手前のことで「オキ」は奥のことです。方言でしょうか。古代語でしょうか。話はそれました。
赤いザックはパートナーです。いつかこのスケッチを8号くらいのしたいのですがダメです。山がエラスギます。


山のピークの名前は昨日のイラストを見てください。明日に続きます。


谷川岳・・周遊・・散策・・①

2006-11-06 | 私の水彩夢紀行
秋になると谷川岳の湯檜曽川沿いの紅葉を見に行くのが恒例ですが、今年は気合が乗らないのかパートナーが風邪ヒイチャッタりしてなかなか腰があがりません。
そこでむかしのスケッチをヒッパリ出して「行った気」になろうとしました。

谷川岳湯檜曽川沿いの周遊マップです。この道はなぜか国道291号線です。
新潟までつながるむかしの清水街道です。ただし徒歩の国道です。
 

湯檜曽川の右岸に沿って河原道や林の中のR291の新道(タダの山道)を歩きます。
谷川岳は東を向いているので午前中に行かないと明るい山容は眺められません。午後はクライのです。
芝倉沢の出会い付近に小屋があります。成蹊大学虹芝寮JR巡視小屋です。
この小屋の上のほうに上がるとガラ場にけっこう墓標があります。山で死ぬなんて・・・・・・・。

 
適当に歩いたところで引き返します。山沿いの簡易舗装の旧道に上がるとむかしの石垣があります。
一の倉沢マチガ沢の出会いで岩壁を眺めながら帰ります。
この道はなぜかハイカーより茸採りの人のほうが多いのです。熊除けの鈴はあったほうがいいようです。気休めですが。

谷川岳山麓まで比企の里から150㌔。2時間ぐらいでしょうか。朝早く行って昼過ぎには帰れます。朝遅く、帰りも遅くはイケマセン。渋滞です。この時期は天神平も渋滞です。渋川のあたりまで一般道で帰ります。途中でリンゴなどを買います。このへんは地形、地質がマッチしているのか高原野菜はもちろんリンゴはグッドです。買い物に行ったんじゃなかったのだが。

谷川岳のスケッチ続きます。

納沙布岬・・・ロシア、日本漁船拿捕・・クナシリ

2006-09-06 | 私の水彩夢紀行
むかし納沙布の岬にゆきました。歯舞、色丹島は霧の中(スケッチはイメージ)でした。霧が無ければ貝殻島灯台も見えたのか。前方はゴヨマイ水道です。破船があります。荒涼としています。


羅臼の港にゆきました。公園があります。ハマナスの植え込みは花が終わってましたが実をつけていましたので1個もらってきました。いま鉢の中で実生が育ってます。いつか土に戻そう。

遥かクナシリに」ではなく、すぐ目の前にクナシリが見えます。

ブロンズ像は森繁久弥さんが演じた映画の「知床の番屋の老人」です。森繁さんといえば「知床旅情」の作詞・作曲で有名ですが、曲がまったく同じで「オホーツクの舟歌」という歌があります。どういう経過で作られたか知りませんしヒットもしなかったようです。この中の詞を記します。

・・・・・鈴蘭の緑が 雪融けに光れば
     アイヌの歌声 谷間にこだます
    シレトクの春は 潮路にあけて
     舟人のかいな 海に輝く

   オレオレ オシコイ 沖の声、舟歌
     秋アジだ エヤンサ 揚げる網は大漁
    霞むクナシリ わがふるさと
     いつの日か 詣でん
      み親の墓に


知床旅情」の曲に合わせて森繁節で口ずさんでください。
クナシリがどちらの国に帰属するかはおいておいて、この海は豊かな海であり、クナシリがご先祖様の墳墓の地である方々はおおぜいいらっしゃいます。なんとも言えない胸のうちです。

クナシリのこと
  クナシリ・メナシの戦い(1789)、最上徳内、松浦武四郎のことなど。
  司馬遼太郎「菜の花の沖」(文春文庫)など読んでいくうちにだんだん判ってくる。   

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