4月11日、さいたま市桜区の田島ヶ原のさくら草公園です。
さくら草公園は荒川を跨ぐ羽根倉橋から秋ヶ瀬橋まで南北3㎞、東西1.5㎞の広大な河川敷にある秋ヶ瀬公園の南端、秋ヶ瀬橋の袂にある約4.2㌶のニホンサクラソウの自生地です。
サクラソウ・・・3月に目を出し4月中旬に花を咲かせ、実をつけ、6月に葉が枯れ実を落とし地下茎と根だけに。地上はオギやアシが3mくらいに、夏の強い日差しを遮り、地下のサクラソウを守ります。秋から冬にヨシ刈り、野焼きが行われ地表に日差しがあたります。ヨシ刈りや野焼きはかつては農作業でした。こんな繰り返しです。
かつてはこのあたりサクラソウに自生地があちこちにあったそうです。1920年に国の天然記念物に。天然記念物になったということは相次ぐ開発、河川改修で自生環境が失われていったということでしょう。
後方に見える水門、スーパーロング堤防、こういう工事によりこのあたり一帯は洪水の心配はなくなったといいますが洪水により泥水が運ばれて来なくなったよいうことは、逆にサクラソウの生育環境を悪くしているのだそうです。
絶滅危惧種を守る・・・というのは難しいですね。生物でも植物でも、その対象を守るのではなく、その環境を保全するということですから。
さくら草公園は荒川を跨ぐ羽根倉橋から秋ヶ瀬橋まで南北3㎞、東西1.5㎞の広大な河川敷にある秋ヶ瀬公園の南端、秋ヶ瀬橋の袂にある約4.2㌶のニホンサクラソウの自生地です。
さくら草公園・・・草原いっぱいにサクラソウが・・・というわけではなさそうです。
奥に見えるのは荒川水系鴨川が荒川に出るさくらそう水門。
サクラソウは環境省レッドリストで準絶滅危惧種ですが一面を黄色に染めているノウルシも準絶滅危惧種です。
ここではノウルシが優勢になり痛し痒しです。でもノウルシの生育地を調整すればいいというわけにはいかないようです。
ノウルシを抜いたあとにサクラソウが生えるとは限らない。雑草が生えるかもしれない。
奥に見えるのは荒川水系鴨川が荒川に出るさくらそう水門。
サクラソウは環境省レッドリストで準絶滅危惧種ですが一面を黄色に染めているノウルシも準絶滅危惧種です。
ここではノウルシが優勢になり痛し痒しです。でもノウルシの生育地を調整すればいいというわけにはいかないようです。
ノウルシを抜いたあとにサクラソウが生えるとは限らない。雑草が生えるかもしれない。
サクラソウ・・・3月に目を出し4月中旬に花を咲かせ、実をつけ、6月に葉が枯れ実を落とし地下茎と根だけに。地上はオギやアシが3mくらいに、夏の強い日差しを遮り、地下のサクラソウを守ります。秋から冬にヨシ刈り、野焼きが行われ地表に日差しがあたります。ヨシ刈りや野焼きはかつては農作業でした。こんな繰り返しです。
かつてはこのあたりサクラソウに自生地があちこちにあったそうです。1920年に国の天然記念物に。天然記念物になったということは相次ぐ開発、河川改修で自生環境が失われていったということでしょう。
後方に見える水門、スーパーロング堤防、こういう工事によりこのあたり一帯は洪水の心配はなくなったといいますが洪水により泥水が運ばれて来なくなったよいうことは、逆にサクラソウの生育環境を悪くしているのだそうです。
絶滅危惧種を守る・・・というのは難しいですね。生物でも植物でも、その対象を守るのではなく、その環境を保全するということですから。
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