比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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厳冬の信濃路・・・古代塩野牧あたり・・・浅間山噴火鎮静を祈願した・・・真樂寺を尋ねる

2018-03-27 | 信濃の国は 上田・佐久・東信濃

信州上田の・・・六文銭の写真帳
2月5日・・・東信濃路・・・佐久平・・・
県道80号線(浅間サンライン)普賢山落交差点近く・・・御代田町塩野・・・真樂寺を尋ねました。

真言宗智山派真樂寺・・・長野県御代田町塩野。古代の官営牧の塩野牧の地。大和王朝時代の586年、用明天皇が浅間山の噴火を鎮めるため勅使を派遣して祈願した勅願寺として開山したという。火災、水災により三度場所を替え現在の地に。

仁王門・・・茅葺、寄棟、八脚門。古風な建築方式だが木材の新しさか17世紀後半に再建されたと推定される。
金剛力士像には室町時代1395年(応永2年)の銘があり、武士の名前、百姓の名前が見られる。

子育て地蔵菩薩・・・1976年建造、高さ20m。

三重塔・・・長野県県宝、建造年不明、1751年再建。

観音堂・・・1665年建立。本尊の聖観世音菩薩が置かれている。梁行3間、桁行3間。元は茅葺、現在は銅板葺。

大沼の池・・・甲賀三郎龍神伝説の池。甲賀三郎・・・平安時代に望月に住んだ武士の三男、後に近江国甲賀の領主に。
甲賀三郎の龍神伝説は割愛。長野県の名水・秘水の一つ、御代田町では毎年夏に龍神祭りを開催しています。

本堂。
※撮影日は2月5日。
御代田町(みよた)・・・1875年信濃国佐久郡前田原村。池田新田、児玉村、小田井村の四ヶ村が合併して御代田村に。4つの村・・・御四田、明治の御代とを意味した地名といわれます。
塩野・・・古代、官営牧、信濃国16牧の一つの塩野牧、近くの馬瀬口(ませぐち)は牧の柵(ませ)に由来した地名といわれる。


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