12月23日、利根川に架かる利根大堰を見ています。
利根大堰・・・1960年代、東京都の水資源取水のために造られた可動式堰堤です。
全長約700m、取水堰堤の上の県道20号線武蔵大橋。
鮭の魚道です。
魚道の中を見られるようにした鮭の遡上観察窓。
鮭の遡上は11月から12月の中旬までは川の背に背びれが見えるほどでしたが、いまは見られません。
川の中に精根尽きた鮭の死骸が腐乱していました。自然の詩です。
鮭の魚道です。
魚道の中を見られるようにした鮭の遡上観察窓。
鮭の遡上は11月から12月の中旬までは川の背に背びれが見えるほどでしたが、いまは見られません。
川の中に精根尽きた鮭の死骸が腐乱していました。自然の詩です。
※鮭の自然遡上の南限・・・銚子の利根川河口が南限といわれています。利根大堰の完成とともに鮭の遡上は減少したといわれますが、1995~1997年魚道の大改造を行い、ふたたび鮭の遡上の数が増えているそうです。記録では2005年2000尾、2011年で観察された数は約15000尾だそうです。東京湾の江戸川、多摩川、相模湾の相模川、酒匂川でも観察されているようですが自然の産卵回帰であるかはまだ確認されていないようです。
※利根大堰・・・1963年工事開始。1968年完成、武蔵水路、見沼代水路、葛西用水路、邑楽水路などに流れる。東京都の水資源の40%、埼玉県水資源の701%を供給。
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