4月のはじめに新聞の新刊紹介欄でこんな本があることを知りました。
図書館にまだ入庫してない新刊本、リクエストして購入してもらい讀みました。
100年を経てなお不毛の渡良瀬谷中村・・・
1945年の広島、長崎の原爆、
いまも苦しんでいる人たちのいる熊本水俣病、新潟阿賀野川水俣病、富山神通川のイタイイタイ病、
60年経って帰島の叶わないマーシャル群島ビキニ環礁の人たち、
1986年のチェルノブイリ原発事故、、
2011年東日本大震災、福島第一原発のメルトダウン。
ふるさとに帰れない人たち。
人間が最後までコントロールできない核とは共存できない。
図書館にまだ入庫してない新刊本、リクエストして購入してもらい讀みました。
メッセージ&フォトブックス 「No Nukes」 ヒロシマ ナガサキ フクシマ
(講談社 2015年4月20日第1刷発行)
『ノーニュークス』・・・初めて聞くカタカナ語です。「ノーモアヒロシマ」と同じように誰でも知っている言葉にしたい。
※Nukes・・・核兵器、原子力発電所、原子力 (用例) No Nukes・・・核反対 【研究社】新英和中辞典。
「No Nukes」は28のメッセージと17の写真、2つの絵から成り立っています。
メッセージを寄せているのは広島、長崎、福島の学生、音楽家、作家、詩人、俳優、学者、一般人、被曝者・・・
(左)現代美術家 奈良美智(よしとも)の作品「NO NUKES」。 (右)20世紀のアメリカを代表する画家ベン・シャーンの「ラッキ―ドラゴン」。
「ラッキードラゴン」とは1954年3月マーシャル群島ビキニ環礁のアメリカ軍水爆実験により被曝した第五福竜丸のこと。
I AM A FISHERMAN AIKICHI KUBOYAMA BY NAME・・・わたしは漁師、名前は久保山愛吉・・・
・・・と胸から吊り下げられた札に書かれている。
ベン・シャーンの「ラッキードラゴン」の絵をもとにして「これが家だ」という絵本の文・構成をしたアーサー・ビナードさんのメッセージ。
※↓の写真を2度クリックすると文章が読めるくらいに拡大されます。ぜひ読んでみてください。
◎「第五福竜丸」について記したブログです。ぜひ見てもらいたいです⇒クリック
※2015年5月24日、甲府市コラニー文化ホールでミュージカル「鯨波の声~ラッキードラゴンと呼ばれた船~第五福竜丸」が公演されます。
最後に原爆詩の朗読をライフワークにしている女優の吉永小百合さんのメッセージを紹介します。
(講談社 2015年4月20日第1刷発行)
『ノーニュークス』・・・初めて聞くカタカナ語です。「ノーモアヒロシマ」と同じように誰でも知っている言葉にしたい。
※Nukes・・・核兵器、原子力発電所、原子力 (用例) No Nukes・・・核反対 【研究社】新英和中辞典。
「No Nukes」は28のメッセージと17の写真、2つの絵から成り立っています。
メッセージを寄せているのは広島、長崎、福島の学生、音楽家、作家、詩人、俳優、学者、一般人、被曝者・・・
(左)現代美術家 奈良美智(よしとも)の作品「NO NUKES」。 (右)20世紀のアメリカを代表する画家ベン・シャーンの「ラッキ―ドラゴン」。
「ラッキードラゴン」とは1954年3月マーシャル群島ビキニ環礁のアメリカ軍水爆実験により被曝した第五福竜丸のこと。
I AM A FISHERMAN AIKICHI KUBOYAMA BY NAME・・・わたしは漁師、名前は久保山愛吉・・・
・・・と胸から吊り下げられた札に書かれている。
ベン・シャーンの「ラッキードラゴン」の絵をもとにして「これが家だ」という絵本の文・構成をしたアーサー・ビナードさんのメッセージ。
※↓の写真を2度クリックすると文章が読めるくらいに拡大されます。ぜひ読んでみてください。
◎「第五福竜丸」について記したブログです。ぜひ見てもらいたいです⇒クリック
※2015年5月24日、甲府市コラニー文化ホールでミュージカル「鯨波の声~ラッキードラゴンと呼ばれた船~第五福竜丸」が公演されます。
最後に原爆詩の朗読をライフワークにしている女優の吉永小百合さんのメッセージを紹介します。
100年を経てなお不毛の渡良瀬谷中村・・・
1945年の広島、長崎の原爆、
いまも苦しんでいる人たちのいる熊本水俣病、新潟阿賀野川水俣病、富山神通川のイタイイタイ病、
60年経って帰島の叶わないマーシャル群島ビキニ環礁の人たち、
1986年のチェルノブイリ原発事故、、
2011年東日本大震災、福島第一原発のメルトダウン。
ふるさとに帰れない人たち。
人間が最後までコントロールできない核とは共存できない。
人間が作り出したもので、その処理も出来ないもの・核は、なくさないと人類が滅びることでしょう。
この本、私も図書館ににリクエストします。お知らせ有難うございます。
工場は無くなり、若者は都会に出てしまい、少子高齢化、独居老人、孤独死、等々問題が山積していますU+203C
確かにミュージカルもいい、でも、自分たちの足元を見れない人に何ができるのでしょうか?
渡辺謙、三輪明宏、坂本龍一、忌野清四郎、井上ひさし、学生、学者らがメッセージを寄せています。わかりにくい理論はありません。
この本の記事はもっと早く出したかったのですが、リクエストの到着が遅くなったので今になってしまいました。
工場が閉鎖する。工場が外国に行く。働き口がなく若者が都会に出ていく。少子高齢化、独居老人、孤独死、・・・日本中の現状です。
北海道では牧場売りますの看板が目立ちます。美しい棚田はボランティアで維持されています。全国の農家はほとんどが兼業で年寄りが維持管理しています。
それでも山梨は「移住したい県全国一」だそうです。
私が生きてきた道は戦後の先が見えない時代。日本は朝鮮戦争、ベトナム戦争の特需で経済が再建したという人もいます。日本人の努力のせいではなく棚ボタかもしれません。それもよその国の戦争で。
自動車産業、電子精密工業が世界のトップクラスになるなんて誰も想像しませんでした。これは日本人の努力の結果でしょう。
いまはどうでしょう。バブル崩壊です。繁栄のあとの落差を嘆いていても仕方がありません。
少子化も日本人が自ら選んだ道でした。そのほうが家庭経済を圧迫しないからです。
地道に努力するより仕方がありません。
ミュージカルは今から60年前のマーシャル群島ビキニ環礁の水爆実験による日本漁船被曝問題だと聞いています。
原子力発電は低コスト、安全といわれていました。問題が無ければその通りでしょう。安全神話が崩れたかどうかは私は専門家でないので分かりません。福島第一の撤去だけでも数十年かかるといわれます。マーシャル群島の人たちはいまだ故郷に帰れません。チェルノブイリも未だ立ち入ることができないようです。福島もそうなるのでしょうか。
東海村も六ヶ所村も原発交付金で裕福になりおそらく地方交付金なしでしょう。福島原発の町や村も事故さえなければ裕福な村だったに違いありません。皮肉ですね。一挙に被害者になってしまいました。
渡良瀬公害の足尾銅山も、イタイイタイ病の神岡鉱山も操業を止めました。
日本の経済の現状と自然環境のことと問題は別です。
山梨ミュージカルで訴えることは訴えてもらいたい。
日本経済をどう動かすか、それはこれからの有権者が考えていくことです。
昨日の鯨波の声は、今までの作品の中でも一番の出来ではなかったかと思います。舞台もですが、ストーリーが解りやすく描かれていました。
生活の基盤は経済以前に「平和」だと思います。今の平和を守ることこそ、今の私たちの使命だと思うのです。
憲法ミュージカルは、最初の公演から拝見しています。
私は、これまで沢山の芝居、ミュージカル、コンサート等々観てきました。
憲法ミュージカルは、特に期待が大きく、時に考えさせられ、これからの社会のありかたを考えたものです。
お金を頂く限り、プロもアマも市民参加もありません。
心に響くことも、熱も感じませんでした。
誠に寂しく、残念でした。
演者1人1人が、それは理解していると思います。
ミュージカルもコンサートも舞台芸術もあまり縁のない私です。
そういうこの無い時代に育ったからです。
はじめてミュージカルというものを見たのはアメリカ映画からです。「南太平洋」「ウエストサイド物語」とかでした。何となく絵空事という感じがしました。そういう芸術の風土の育っていなかったからでしょうか。
実際の舞台で見たことはいちどもありま園。
舞台でミュージカルを見たのは山梨ミュージカルの「マシンオバサン」、今回が二度目です。
舞台上の人たちの参加する喜び、熱気が感じられ・・・元気をいただきました。
素直に感想をいえば・・・ただ・・・第五福竜丸事件、現在の先の見えない福島原発・・・このことをどれだけ観衆に伝えられたか・・・何しろ第五福竜丸事件は60年前の事件(歴史の彼方)です。ほとんどの人は知らないでしょう。
舞台のイントロでは、中学生が元第五福竜丸の乗組員との出逢いからはじまりますが(実際のことです)、このあたりの説明が必要でしょう。
テーマを見る人にいかに訴えるか・・・難しい。
「山梨の1人さん」のざんの「残念でした」という感想では、「何が、どうして、、何故」という指摘がありまえんので、こんなことしかお話しできません。
100年前の足尾銅山の鉱毒は山を枯らし今も植林運動を続けています。鉱毒を埋めた渡良瀬遊水地(甲府盆地くらいの広さです)は今後も埋められたままです。水俣でも新潟水俣でも今も患者認定で揉めています。
第五福竜丸のほか約1000隻の漁船が被曝し、原爆症の患者が出たようですが闇の中です。
足尾も水俣も神岡鉱山も新潟の昭和電工も日本経済に多大な貢献をして人の生活を豊かにしました。原発もそうです。
それでも自然と人間の生命に共存できないものは排除しなければ・・・仕方がない。
それがわたしの意見です。
「山梨の1人さん」・・・私の拙いブログでコメントを交換していても、何ら世界へのメッセージになりません。
どうか自分のメッセージの発表の場を作ってください。
舞台の熱気に圧倒されました。
「山梨の1人さん」からコメントをいただいています。
私たちには昨日のことのような第五福竜丸事件、「過去のこと、忘れてしまった事件かもしれません。「忘れてもらいたい」という人たちもいます。
でも「忘れない」ようにしたいですね。