上野の森で・・・ラファエロ展を見たあとは・・・神田「まつや」でお蕎麦

5月30日、上野の森、国立西洋美術館でラファエロ展、常設館のミロやミレやマネやモネを見たあと・・・神田須田町の「まつや」にお蕎麦を食べに行きました。
「鬼平犯科帳」でおなじみの池波正太郎が愛した街の普通のお蕎麦屋さんです。格式のあるお蕎麦屋さん(と人がいう)ですと天麩羅のほかは種物なんかありませんが、ここでは丼物やカレー蕎麦まであります。

建物の雰囲気がいいです。もう何十年もむかしからこの前を通っていますが入るのは初めて。創業は1884年、大正大震災で焼失していまの建物は1925年建築、東京都の歴史的建造物指定です
シニセ(老舗)です・・・ロウホ(老舗）ではありません。

時分どきを外して2時近くに行きましたがほぼ満席でした。

まずは鳥ワサでイッパイ。お通しは蕎麦味噌。

揚げ天と盛り蕎麦で〆・・・ごちそうさまでした。

「まつや」でお蕎麦を食べたあと、すぐ裏の通りにある甘味処「竹むら」でお汁粉・・・ごちそうさまでした。

竹むら・・・揚げ饅頭で有名な甘味処、ここもまた池波正太郎の愛した店。創業1930年、東京都指定の歴史的建造物。神田界隈は1945年の東京大空襲で奇跡的に焼け残った。米軍がこのあたりを爆撃しなかったのは世界的に価値のある文献の山、神田の古書街があったからとか大学のキャンパスがあったからとかいわれますが・・・わたしにはわかりません。

※久しぶりのイラスト遊びです。このごろ「感心、感動、感謝・・・加山雄三のゆうゆう散歩」というテレビ番組を録画で見ていますが、その中で若大将がイラストを描きます。彼は才人ですね。ピアノも弾ければ作曲もできる、スキーもスキンダイビングもできる。イラストも上手いです。敵いません。でもこちらは楽しんでます。
神田「まつや」のイラストは今日、神田「竹むら」のイラストは2003年に描きました。