比企の丘

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半藤末利子さんの随筆「硝子戸のうちそと」・・・読んでます

2021-12-04 | 本・テレビ、ドラマ・映画・スポーツ
                                        、
半藤末利子著「硝子戸のうちそと」(講談社 2021年刊)・・・読んでます。
何げに図書館で借りた本です。
半藤末利子(1935年~)・・・随筆家。半藤一利(ジャーナリスト、作家、近現代史研究家)さんの妻、明治の文豪夏目漱石の孫(漱石の長女筆子と松岡譲の四女)。
東京都新宿区立漱石山房記念館の名誉館長。
本書は雑誌「味覚春秋」、週刊誌「サンデー毎日」に連載したエッセイからの収録。

漱石生誕150年を記念して新宿区が漱石が晩年を過ごした新宿区早稲田南町の邸宅跡(区営住宅、区営公園だった)に2017年設立した漱石山房記念館の設立までのいきさつ、夏目家のこと、漱石夫人鏡子さんのこと、半藤一利さんの入院から亡くなるまでのこと・・・淡々と語っています。

この本の中で》・・・亡くなる日の明け方ごろ、半藤さんは末利子さんに話しかけ、「日本人は悪くないんだよ」といい、さらに「墨子を読みなさい。2500年前の中国の思想家だけど、あの時代に戦争をしてはいけない、と言っている」と話したという。

肩の凝らないエッセイ集です。
※コメント欄オープン。

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8 コメント

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漱石先生 (縄文人)
2021-12-05 05:51:27
寒くなりました。
夏目漱石と取り扱った、『ミチクサ先生 』(伊集院 静)を新聞連載で読みました。
東京都新宿区立漱石山房記念館は、勤め先の関係からこの記念館の前を何回か行き来していますが、入館はしていません。リニューアルしたそうですね・・・・・!?
是非立ち寄って、見たい館の一つです。
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読書 (こきおばさん)
2021-12-05 06:58:27
 本を読む・・・今、読まないとと思いながら読もうとしていない本が3冊眼の前に置いてあります。
 時間が取れるはずなのに、読もうとしないのは、なぜなんだろう・・・と考えてみて、やっぱり理解力と集中力の衰えが原因なのかなと思います。若い時のようにのめり込むことが出来なくなってきているんです。それに・・・言い訳かもしれませんが、夫のことがいつも頭の中にあり、優しくしていない自分と闘っています。いつまでたっても成長できない・・・情けなくなります。
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江戸川橋から牛込榎町、新宿へ (縄文人さんへ・・・ヒキノ)
2021-12-05 09:59:15
若きとき、会社が江戸川橋のあたり、新宿の遊びに行くには都バスに乗って、榎町あたり、漱石山房のあたりを通ったと思います。生家は喜久井町でこのすぐ近く。このあたりに漱石の生家、屋敷があったということは知ってましたが漱石公園にも行ったことはありません。
生家に近いという縁からか晩年に求めた家。戦災で焼失、区の管理で区営住宅、区営漱石公園だったそうですから相当広いですね。
区営アパートを壊し公園も廃止して記念館に。
尋ねてみたい。文京区の鴎外記念館は尋ねたことがあります。
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半藤一利氏 (oko)
2021-12-05 16:50:58
末利子さんに「墨子を読みなさい」↑
と言い残した追悼ドキュメントを
録画してありますので時々半藤一利氏を偲んでおります。

半藤一利著『墨子よみがえる』を読みました。
あの時代に戦争を反対したえらい人と・・・。
尊敬しておりましたね。
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墨子のこの言葉を (okoさんへ・・・ヒキノ)
2021-12-05 21:18:57
残したくて、ブログにしました。
この言葉をエッセイに残したのは・・・
いい夫婦だったのではないかと思います。

コメントありがとうございました。
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本を読む (こきおばさんへ・・・ヒキノ)
2021-12-06 09:11:30
長いのはダメ、重い話はダメ、難しい話はダメ・・・軽い話題の本しかよめなくなりました。たまにしか読みません。
ブログもそうです。
読んでもらうために短くわかりやすい無いようにしようと持てます。
末利子さんの随筆もわかりやすいものばかりでした。
半藤さんが奥さんに残した言葉に感動して
「2500年前の中国の思想家だけど、あの時代に戦争をしてはいけない、と言っている」と話したという。
この言葉をブログにしたくて。
末利子さんが随筆に書いたのは夫へのはなむけの言葉かも。
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素晴らしい写真 (hiro39394649)
2021-12-06 12:38:01
iいつも素晴らしい写真に心洗われています。ありがとうございます。
私は、同じ六文銭の松代で育ちました。
懐かしい写真も沢山あり、嬉しく拝見させて頂いてます。フォローありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
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コメントありがとうございます。 (hiro39394649さんへ・・・ヒキノ)
2021-12-06 13:44:27
「平和への希い」・・・タイトルがイイですね。ブログでそれを訴えていくということ、大変大事なことですが、読者を常に引き付けることは難しいですね。特に今のノンポリの読者を引き付けるのは。
ジックリ行きましょう。

松代のお生まれですか。
私は信州でも南の伊那地方の生まれ、家内が上田地方の生まれです。

松代のことを扱った昔のブログです.お暇のとき読んでみてください。

https://blog.goo.ne.jp/musshu-yuu/e/abdbe550a2c070fe56f76b88c64d950b

https://blog.goo.ne.jp/musshu-yuu/e/1df5862b9dfbcb2138e190ce2ab3833b

https://blog.goo.ne.jp/musshu-yuu/e/df5109d2a7a08b556355c4ace2e94078

今後ともよろしくお願いいたします。
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