信州上田の・・・六文銭の写真帳
北信濃、志賀高原、地獄谷温泉。
自然に住む猿が四季を通じて温泉の湯船に入る「野猿公苑」です。
外国人には「Snow Monkey Mountain」として有名だそうです。特に冬季の入園者の30~40%が外国人だとか。-10℃以下になる厳寒期にお湯に浸かるサル、まったく人を無視して至近距離で猿を観察できる世界に類のない野猿公苑だそうです。
※撮影日は1月18日。
あの大戦後、志賀高原の山林が大規模な開発により皆伐され、ニホンザルの餌を生らせる落葉広葉樹がなくなり、サルが山を降りてきました。湯田中温泉郷の界隈は果樹王国、猿害に見舞われます。林野庁に射殺許可を申請して認められました。このとき湯田中温泉郷から2㎞位ですが、その間に人家のない地獄谷後楽館のあたりで猿の餌付けをしようと提案した人がいました。初代園長となる原荘悟さんです。1964年、野猿公苑が開園します。地獄谷温泉あたりの野猿を集める。ある程度は成功してるようです。
入園者は餌をやらない(公園管理者がやるが餌やりをショーにしない。餌やり時間も公開しない)。
自分の家のペットと勘違いして触らない。
目線を合わさない。
自分の家のペットと勘違いして「○○ちゃん」なんて話しかけない。
なるべく離れる(サルは人に無関心ですから向こうからは接近してきます)。
公苑といっても檻があるわけでもなくフェンスがあるわけでもありません。
ひったくられそうなものは預けるように。入苑口にコインボックスがあります。
ここでは餌やりをする観光客もいなければヒッタクリ猿もいないようです。
《参考》地獄谷野猿公苑公式WEBSITE→クリック
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