比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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秋の一日・・・武蔵野の雑木林・・・平林寺を尋ねた

2015-10-26 | 道をゆく 埼玉イイなっ
10月19日、ふるい友だち夫妻と秋の武蔵野散歩・・・新座市野火止の平林寺を尋ねました。

臨済宗妙心寺派「金鳳山平林禅寺」の総門(切妻作り茅葺、四脚門)。埼玉県指定有形文化財。
武蔵野の雑木林そのもの・・・13㌶の境内林は国指定天然記念物

扁額は1648年に京都詩仙堂の石川丈山によって揮毫された「金凰山」。

行ずることは禅である」は総門の脇に書かれていた言葉。「平常心是道」「一期一会」は入門するときに渡された小さなカード。

」って正直ワカラナイ
平常心」とは平らな心ではなく・・・
欲しい、憎い、惜しい、食いたい、悲しい、嬉しい、可愛い・・・きわめて人間的な煩悩そのものをいう・・・のだそうです。

さて、入山(拝観料500円)します。


臨済宗・・・唐末の臨済が創宗.日本における5つの禅宗(臨済宗・曹洞宗・日本達磨宗・黄檗宗・普化宗)のひとつ。。建仁寺派、建長寺派、円覚寺派、天龍寺派、南禅寺派など15派があり、6000余の寺から成る。妙心寺派はそのうち3400余の寺を擁する最大宗派。
石川丈山(1583~1972年)・・・江戸時代初期の文化人、三河川家の譜代武士、大阪夏の陣で手柄を上げるも抜け駆けであったため賞されず、浪人して京都妙心寺に隠棲。後に儒者、漢詩人、書家、茶人、作庭。1641年丈山58歳のとき京都洛北の一乗寺村に詩詩堂を建てて終の棲家とする。


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