加藤周一氏の軽井沢での出会いの人々が紹介されています。どの章も終わりの2行がとてもすばらしい。
私の知識の貧弱さを思い知らされると友に、いろいろ知りたいという思いにさせてくれる一冊です。
氏は、平和に対する思想の一貫性を大事にされています。
「たとえば雪の後の冷たく澄んだ空気、煙るようなから松の若葉、鳴き交わす郭公と浅間の上の空に輝く入道雲、秋草の旗の咲く庭・・・。」などは、私の子どもの頃の北海道の四季のにおいさえ、感じさせてくれた箇所です。
私の知識の貧弱さを思い知らされると友に、いろいろ知りたいという思いにさせてくれる一冊です。
氏は、平和に対する思想の一貫性を大事にされています。
「たとえば雪の後の冷たく澄んだ空気、煙るようなから松の若葉、鳴き交わす郭公と浅間の上の空に輝く入道雲、秋草の旗の咲く庭・・・。」などは、私の子どもの頃の北海道の四季のにおいさえ、感じさせてくれた箇所です。