JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

生徒・保護者は中学生活を楽しんでいると評価

2009年03月15日 | Weblog
 睦沢中学校の学校評価アンケート結果が出ました。これによると、生徒や保護者は、生徒が学校生活を楽しんでいるとしていると見ています。
 先生方は、家庭との連絡をよく取っているとしていますが、保護者はそうは見ていないようです。
 給食は、先生の評価は一番高く、保護者も高くなっていますが、生徒はもう一息というところでしょうか。先生は異動の中で、相対的な睦沢中学校の自校方式の良さを認識しているのでしょうし、保護者もそう見ているようです。
 環境や設備の整備については、全体的に低いようです。学習については、生徒は比較的に身に付いていると思っていますが、保護者や先生はまだまだというところでしょうか。
 生徒は将来の希望を持っているが高く、保護者や先生はそれより低くなっており、心配だということでしょうか。
 評価が高いのは、生徒は「生徒同士の仲がよい」「中学生活を楽しんでいる」です。保護者は「体育祭紅葉祭には満足している」給食の献立には満足している」です。先生は「給食の献立には満足している」「生徒のことを考えている」です。
  生徒は、先生との関係より、生徒同士の想いが強いようです。
表は、ここをクリックしてください。表は1から4までの4段階評価です。

大谷禎之介氏とは

2009年03月15日 | Weblog
 雑誌「経済」に3月号から、大谷禎之介氏が、「『資本論』第2部仕上げのための苦闘の軌跡」を連載されています。
 内容は、1年間かけて、資本論第一巻をやっと読んだ私にとっては、難しいのですが、大谷禎之介という名前は、ずっと気になっていた名前です。
 2004年に不破哲三氏が、書いた「マルクス未来社会論」で、未来社会を分配の仕方で分けるのではなく、生産手段の社会化という視点で位置づけ、社会主義と共産主義を分けるのではなく、社会主義・共産主義という一つの形で現すというものでした。
 また、資本主義社会では「結合された生産者たち」が、未来社会では「結合した生産者たち」という自覚的なものになるとしています。
 不破哲三氏はこの規定について「大谷禎之介氏から、ドイツ語の文法上の解明を含めて、この言葉を受動系に訳すことの不正確さについて指摘を受けたのです。」と「結合された生産者たち」と未来社会の段階でも、使っていたのを、訂正しました。