JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

怖い、軍人の独断

2010年02月12日 | Weblog
 今日の「赤旗」に陸上自衛隊幹部の鳩山首相批判で、文民統制破りで日米軍事同盟強化論の発言が出ていました。
 戦前の関東軍の独断専行などの恐ろしさがよみがえりました。
記事は下記のとおり。

「陸上自衛隊幹部が10日、宮城県の陸自王城寺原演習場で始まった米陸軍との共同訓練開始式で訓示し、日米同盟に関して「『信頼してくれ』などという言葉だけで維持されるものではない」と発言しました。
鳩山由紀夫首相が米軍普天間基地の「移設」問題について、昨年n月に来日したオバマ米大統領に対し「トラスト・ミー(わたしを信じて)」と述べたことが日米同盟強化論者から批判されており、陸自幹部の発言はこうした流れに同調したものとみられます。
同盟強化の立場から文民統制を破る発言として重大です。
発言した幹部は、陸自第6師団第44普通科連隊(福島市)の中沢剛連隊長(47)=1等陸佐=。「同盟というものは外交や政治的な美辞麗句で維持されるものではなく、ましてや『信頼してくれ』などという言葉だけで維持されるものではない」と訓示しました。
中沢1佐は陸自広報を通じ、自身の発言について「自衛隊の最高指揮官である首相の発言を引用したり批判したわけではない」とコメントしています。」

市民が動く、定数3の補選で日色さん3位、匝瑳市

2010年02月12日 | Weblog
2月7日に行われた匝瑳市議補選(定数3)で、日本共産党の日色あきひろ候補が4919票(23・80%)を獲得し、第2位で当選しました。
 当選が決まった深夜、選挙事務所に駆けつけた支持者を前に、日色氏は「国保税値上げに対する怒りが党派を超えて寄せられた。3人となった党議員団と住民の力で何としても撤回させたい」と述べました。
 一帯約3万円という大幅値上げが、日本共産党以外の全員の賛成で強行されました。選挙戦でも国保税値上げ撤回を訴えるのは日色候補だけで、「応援する」「うちの前で演説してくれ」「親戚に18人頼んだ」と、党派を超えて支持が広がりました。
 一方で市長選でも市議補選でも、民主党が支援・公認した候補は比例票から大幅に減らし、落選しました。
2009年総選挙 日本共産党 比例票 917、得票率4.49
       民主党   比例票8,248、得票率40.37
今回     日本共産党 得票数4,919、得票率23.8
今回     民主党   得票数3,752、得票率18.15