
赤旗の「わが家のペット」は、ほっとする投稿があります。
これもなにかじーんとしました。
見守り役から 静かな日々に
愛知・みよし市 中山 恭子(35歳)
僕は黒猫のクロマツ。8月の終わり頃、お嫁に行った大好きなお姉ちゃんが、生まれたての赤ちやんを連れて帰って来た。
おなかが大きいときから「赤ちゃんをよろしく」と言われていたので、さっそくセミやネズミを捕ってきた。でも赤ちゃんにはあげてもらえず、がっかり。
それから僕は見守ることにした。赤ちゃんが泣いたら飛んでいって様子をうかがった。添い寝もした。
以前のように、僕はお姉ちゃんにたくさん抱っこしてもらえなかったけど、毎日そばにいられてうれしかった。
ずっと一緒にいられるのかと思っていたけど、11月、お姉ちゃんは旦那さまの実家へ戻って行った。また静かな日々になった。お母ちゃんが寂しそうなので、僕がそばにいてあげないと。