日本共産党の緒方靖夫副委員長が、南米チリを3日から訪問し、政権党や労組ジャーナリスト、チリ共産党付属科学研究所などと懇談しています。
選挙で選ばれた政権を軍事クーデターで転覆し、民主主義勢力を次々と抹殺していった独裁政権が行った政策が「トリクルダウン理論」の基づく、貧困の拡大でした。まさに、アベノミクスです。
共産党員の詩人パブロネルーダが晩年をすごした家や、今も、国民的歌手として評価され、クーデターに反対したため、虐殺された、ビクトル・ハラの墓に詣でたようです。
彼の歌は、「アマンダの想い出」として、横井久美子さんが歌っておられます。
いま、中南米は、チェゲバラの軍事革命路線を乗り越えて、選挙による民主的変革の流れが広がっており、ビクトル・ハラの思いが、実ってきていることをに感慨深いものがあります。
そして、阿倍極右政治が生み出すものが何か、それは、国民の総反撃を受けざるを得ないことも。