JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

日本共産党綱領と「地底のうた」と労働者・住民のたたかいと権利

2013年06月16日 | Weblog


 志位和夫さんの「綱領教室」第2巻を読んでいたら、「地底のうた」荒木栄作詞・曲が出てました。
 この曲は、当時の炭坑労働者と家族の思いにあふれているとともに、戦後から今につづく、日本社会のアメリカと財界・大企業の支配とたたかう、壮大な労働者の心意気が描かれているなと思っていたのですが。
 志位和夫さんは、完成の数ヶ月前に、2つの支配を明らかにした日本共産党綱領があったことが「『敵は米日反動すぱっと』いえ」るようになったと述べている荒木栄氏の言葉を紹介しています」
 わたしは、音楽的にはパソコンでこの曲を再現したときに、非常に簡潔な和音の使い方に、感心したことがありますが、今回、荒木栄氏がここまではっきりと描くことができた背景を知ることができました。
 そして、指名解雇撤回ができず、たたかい自体は敗北に終わるのですが、現在の解雇規制する「整理解雇の4条件」など、その後のたたかいとともに、資本の横暴を抑える力になったことを解明しています。
  

国保税資産割廃止と引き替えに、所得割引き上げ

2013年06月15日 | Weblog
 昨日の6月議会で、国保税を資産割分を廃止するかわりに、所得税・人数わり分の引き上げの議案が出され、資産割分については賛成だが、そのことによって、さらに、国保税引き上げの方が出るので反対しました。

反対の趣旨は次のとおりです。

  資産割廃止に伴う、税率の改正ですが、世帯別平等割を引き下げ、その分の差を、所得割・、一人当たりの均等割りを引き上げでうめるという考え方です。
 このことによって、応能割・応益割を50%に近づけるという視点も含まれているわけです。
 そして結果として、2648人の被保険者の内、389人が引き上げになります。
  特に所得階層、300万以上400万以下の方222人と引き上げの方の大部分を占めています。 資産割を無くした場合の減収743万7千円。

 私は、資産割廃止について異議をとなえるものではありませんが、その理由が、医療の伸びの予測、近隣市町村の動向、低所得者への負担を増やさない、国保の広域化への対応が述べられています。
 この中で、住民の負担軽減の立場は、資産を持ち所得の低い方への対応のみであり、あとは、町の都合であります。
 現実に医療費増による負担が大変ななか、住民のくらしを支える、視点にたって、減収分743万7千は、一般会計からの繰り出しを含めた基金での対応は十分可能だと考え、本条例改正には反対です。

蓮池透氏 原発ゼロ・拉致解決は対話・交渉で

2013年06月12日 | Weblog

 元拉致被害者家族連絡会事務局長の蓮池透氏と小池あきらさんとの対談の記事が「赤旗」に出ていました。
 蓮池透氏については、たまたま氏の「拉致」という本を読んで、冷静な発言に驚いたのですが。
 元東京電力社員という実際たずさわっていた立場からのもあり、励まされました。

千葉県農民連などのTPP参加反対の請願書の紹介議員に

2013年06月11日 | Weblog


 「食糧と健康を守る千葉県連絡会議」「農民運動千葉県連合会」が睦沢町議長に「TPP交渉参加に関する意見書提出を求める請願」書を提出し、私が紹介議員に頼まれました。
 睦沢町では、2010年の12月議会で、TPP交渉参加慎重にせよという趣旨の意見書が議員発議で採択されています。
 請願書採択のためにがんばる決意です。

 それにしても、アベノミクスについての、ビル・トッテン氏の今日の「赤旗」記事は、一読の価値ありと思います。ソフトウェア会社会長という立場で、日本共産党に投票していると勇気ある発言です。
 自共対決こそ、政治の対決軸が鮮明です。

マルクスの祝辞、リンカーンの礼状

2013年06月10日 | Weblog

「綱領教室」(第3巻)志位和夫著で、安保条約の廃棄後「対等平等の立場にもとづく日米友好条約を結ぶ」という「反米ではなく、アメリカの民主主義の偉大な歴史に深い尊敬の念をもっている」説明しています。
 民主義の伝統の中で、マルクスとリンカーンの交流があったことを2011年アメリカで出版された「゛S゛で始まる言葉ーーアメリカの伝統としての社会主義小史」から説明しています。
 リンカーン再選にあたってのマルクスの祝辞とリンカーンからの礼状があったことは、知っていましたが、この本では、リンカーンがマルクスの論説の熱心な読者であったこと。マルクスの多くの知人、友人がリンカーンの側として南北戦争に従事したこと、リンカーンも南北戦争が奴隷解放だけでなく労働者解放の戦争だと語っていたことなど、当時のアメリカの民主主義への熱い思いがあったことを説明しています。
 

大笑い・ゾッとして、やさしさに涙・・・チャップリン「ニューヨークの王様」

2013年06月09日 | Weblog
チャップリンの「ニューヨークの王様」腹を抱えて笑い・ゾッとし・やさしさに涙しました。
 チャップリン映画ということで、録画しておいたのですが、必見です。
ハムレットの台詞では大笑いでした。マッカーシーの赤狩りでゾッとし、両親のために密告したこと少年の絶望とそれをやさしく包む王様の姿に涙しました。
 その後、ハリウッドの赤狩りを告発した映画を何本が見ましたが、映画のあらゆる要素を含む楽しさがありながら、深い内容をもつこの映画は最高だとおもいます。
チャップリンの良心の作品の一つです。

妻もびっくり、まさかの社会保障改悪つぎつぎ

2013年06月09日 | Weblog
 日本共産党の参議院選挙政策を読んでいましたら、自共対決を実感しました。
そして、びっくりしたのが、社会保障の削減のねらいです。

「医療・年金・介護――“手当たり次第の切り捨て”にストップを 

 政府の財政制度等審議会では、70~74歳の窓口負担を2倍に引き上げる、かぜ薬・しっぷ薬などを保険から外す、年金の支給開始年齢を68~70歳に先延ばしする、介護サービスの保険適用を「要介護3」以上の重度者に限定するなどの改悪が、「検討課題」にあげられました。「成長戦略」策定を目的とした産業競争力会議では、「がんは3割負担、風邪は7割負担」など病気の種類によって窓口負担を引き上げる、介護保険の軽度のデイサービスは全額自己負担にするなどが議論されています。

 これまで消費税増税の「口実」として、社会保障は看板だけにせよ「充実」がかかげられていました。しかし、安倍内閣では、「増税が決まったらニンジンはいらない」とばかりに、手当たり次第に給付を削るだけの「社会保障改革」が議論されているのです。社会保障大改悪をストップするために、全力をあげます。」
 妻に話したら、えっとおどろき、どうするのこんなことになったらと、義母が入院しており、医療・年金・福祉は我が家でも切実です。


寺尾さとしさん参議院千葉選挙区と訴え

2013年06月08日 | Weblog


 昨日は、睦沢町のスーパー前で参議院千葉選挙区の寺尾さとしさんが日本共産党の政策を訴えました。
 若さとさわやかな話し方ですが、みなさんから寄せられた暮らしや平和への思いを話し、自民党型政治と対決する日本共産党の政策を話されました。
 自共対決の政治を実感しました。
 じーっと聞いておられた女性の方から「応援してます」と激励がありました。

650世帯分の太陽光発電の香取市を視察

2013年06月07日 | Weblog



 昨日は、茨城県境の香取市の太陽光発電計画について、視察を行ってきました。
江戸時代、利根川の水路を活用し、商人の町として発展し、現在も江戸・明治・大正の雰囲気が残っている町です。伊能忠敬が養子として酒造業を営んだ所です。

 
 香取市として、太陽光発電を来年度から稼働させる予定です。620世帯分の電力を生み出すといいます。電力を東電に売電する方式で、設備投資額は6億7千万円で、20年間でかなり厳しく見積もっても、約9億円の利益を生み出せるとしています。
 地元共産党議員の研究と積極提案が活かされているようでした。
 市の基本姿勢は、市財政の確保と地産地消の推進にあるようです。
 この事業はかなり有利な制度があり、民間業者も次々に事業展開をしているようです。 さらに、太陽光発電事業拡大とともに、バイオマスや水力など他の自然エネルギーも調査されているようです。
 担当の方は、土地を確保できれば、極めて有利な事業ではないか。エネルギーの地産地消という側面からも重要との考えのようです。
 私も、6月議会で、原発ゼロと共に、太陽光など自然エネルギーを町として又、住民との共同での推進を質問する予定です。

ジャパンディスプレイ茂原工場 雇用・地域経済活性化に疑問

2013年06月06日 | Weblog
テレビなどで、ジャパンディスプレイの茂原工場が中小型パネル製造ラインとして、稼働すると発表しました。
 しかし、身売り、リストラを繰り返し地元雇用など地域経済へ与えた打撃を回復できるか極めて疑問です。
 5月31日の日本経済新聞も「これで地域経済が一気に活性化するわけではない。求人は増えたが、研究者などは全国の他の工場から集まるため、正社員は若干名。新規求人は非正規雇用が中心だ。」と書いています。
 国の政策として、大企業の社会的責任を明らかにし、内部留保の一部を活用して、正規職員の採用、賃上げなどを実施させ、国内での需要を増やすことが必要です。
 安倍首相は派遣拡大や「限定正社員」など逆行しています。
日本共産党の国会での力を大きくしなければと思います。

日本共産党の経済政策もゴールど真ん中の正論

2013年06月05日 | Weblog


 昨日、ちょうどテレビを付けたら、本田選手がPKをするところでした、0対1で日本が負けていたのでどきどきでした。
 本田選手は、「観客がプレッシャーをかけてくれたので」と冗談交じり言っていましたが、大変な気力だと思います。
 全くレベルは違いますが、高校時代軟式テニスをやっていたとき、ここ一番の場面でのプレッシャーがかかり、その重圧は自分だけしか克服できません。
 この大舞台で、思い切りができるのはすごいと思います。

 それにしても今日の「赤旗」アベノミクスで恩恵を受けているのは大企業と言うのが数字でずばり、日本共産党の賃上げが可能を証明しています。
 日本共産党の政策をゴールど真ん中ですね。

アメリカ映画の解雇のやり方が日本でも

2013年06月04日 | Weblog


 解雇通告しその場で社外に放り出す、ロックアルト解雇、よくアメリカビジネス映画で出てくるのですが、むちゃくちゃなやり方を日本IBMが行っています。
 働く人をいったなんと考えているんだ。
 40年以上前、私が高校を卒業して入った工場で、なにもわからないうちに組合結成に参加し、結成日前に、会社が労組を作るなと工場をロックアウト、工場に残された組合の指導者から「なにか歌ってくれ」と言われ、「若者たち」とか学校で教わった歌を歌ってたら、「こんな歌もある」と教わったのが「がんばろう」「炭掘る仲間」など労働歌でした。
 はじめて、「うたごえ運動」というものを知りました。
 
 当時と同じようなやり方に怒りを覚えます。

原発ゼロ行動に参加明治公園1万8千人

2013年06月03日 | Weblog


 昨日は家を出るときは雨で、雨合羽を持って出たのですが、会場につくとかんかん照りという状態でした。
 志位和夫委員長がスピーチを行い、明治公園から様々なブースも楽しく、毎週金曜日国会行動の千葉麗子さんの「いますぐ廃炉」などのコールが元気よく、リズムもあって元気がでました。
 その後、デモ行進で声を上げました。