志位和夫さんの「綱領教室」第2巻を読んでいたら、「地底のうた」荒木栄作詞・曲が出てました。
この曲は、当時の炭坑労働者と家族の思いにあふれているとともに、戦後から今につづく、日本社会のアメリカと財界・大企業の支配とたたかう、壮大な労働者の心意気が描かれているなと思っていたのですが。
志位和夫さんは、完成の数ヶ月前に、2つの支配を明らかにした日本共産党綱領があったことが「『敵は米日反動すぱっと』いえ」るようになったと述べている荒木栄氏の言葉を紹介しています」
わたしは、音楽的にはパソコンでこの曲を再現したときに、非常に簡潔な和音の使い方に、感心したことがありますが、今回、荒木栄氏がここまではっきりと描くことができた背景を知ることができました。
そして、指名解雇撤回ができず、たたかい自体は敗北に終わるのですが、現在の解雇規制する「整理解雇の4条件」など、その後のたたかいとともに、資本の横暴を抑える力になったことを解明しています。