小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

布引いちご園でのいちご狩り:

2013年05月22日 | 社会戯評
布引いちご園でのいちご狩り:
これだけ、たらふく、いちごを食べれば、当分は、いちごを食べなくても良さそうである。NHKの番組で、何でも、小諸では、トマトの栽培をITを活用して、栽培技術をソフト・データ化して、これを「スマート・アグリ」として、栽培ノウハウを水耕栽培として確立し、この技術をいちご栽培にも応用しているそうである。しかも、このノウハウをタイのチェンライでも実証実験の後、商業ベース化して、現地で、高級いちごとして販売しており、今後は、もっと商品価格帯も、ボリューム・ゾーンに拡大して行こうとしていると、、、、。
何とも、頼もしい農業技術の輸出ビジネス・モデルではないだろうか?確かに、温泉の熱を利用したり、タイでの夏の暑さ対策を施して、課題を克服して行くことは、大変なことであろうが、着実に、その実績と他国への拡がりが、今後とも、期待できよう。更に驚いたことには、日本の原種イチゴには、4つあるそうであるが、唯一今も栽培されているのはなんとこの小諸の「御牧原1号」のみで、少々、レモンの香りがする小粒な品種だそうである。この苗も布引イチゴ園さんで作っているそうである。こうなると、単に、農林水産省による補助事業だけでなく、長野県としても、もっと、きちんと、総合的な輸出モデル事業としても、支援すべきでしょう。それにしても、無我夢中で、入場料という投下資本コストを回収するために、摘み取っては、片っ端から食べていたが、ハタと気が付くと、ヘタの部分が、少し、反り返ったもので、色が赤くて、持った瞬間に、程よい硬さがあるものの方が美味しく食べ頃であることが、分かったのは、既に、腹が一杯になり、しかも、後から、やっとコンデンス・ミルクを付けて食べた後半の実に終了間際であったとは、何とも情けない!(初めのうちは、ちゃんと、ミルクを付けずに、食べていましたヨ。)それよりも、汗がしたたり落ちてきて、最後には、食べるどころではなかったが、、、、やはり、長袖は、間違いだった!確かに、夏は、暑すぎて、いちご狩りには無理であろう。6月末まで開園であるのは、得心がゆく。これで、当分は、イチゴ・パフェやショートケーキを観ても、食欲が湧くことはないであろう。