小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

今年の夏は、蜩が少なくはないだろうか?:

2013年08月27日 | 自然・植物・昆虫
今年の夏は、蜩が少なくはないだろうか?:
春ゼミから、始まった今年の蝉の季節も、ニイニイゼミ、アブラゼミ、そして、ミンミンゼミと、しかしながら、去年のようには、どうやら、蜩が、うるさいほどに、鳴くことがないようである。あんなに、昨年の夏、うるさいほどに鳴いていた蜩は、どうしてしまったのであろうか?この里山では、都会と違って、夏の終わり頃に、聞かれるつくつくほうしの鳴き声を聴くことがない。その代わり、何とも、苦しそうな声で、腹の底から、だみ声を絞り出すかのように、ミーン、ミーン、と、ミンミンゼミが、鳴いている。やがて、9月の声をきくようにでもなると、そのうるさかった蝉たちの声も、いつしか、秋の夜長の虫たちに、主役の座を譲ることになる。もう、そんな季節の訪れの始まりなのだろうか?紫色の桔梗の花が、萎みだし、黄色のおみなえしの花が咲き乱れ、萩の花が咲き始めると同時に、その空気も、夕方頃には、涼しさを増してくる。もう、そんな季節が、すぐそこまで、きているのであろうか?今年は、少々、夏の暑さが、早めに来たせいだろうか、蝉の声も、何とはなしに、早めに、終わってしまうのではないかと、気を揉んでいる今日この頃である。